(連載27)ビジネスと関係ない記事と検索ワードへの反映。



猿じゃダメらしい。そう考えると長く更新を続けていくのなら3回に1回脱線しても良い気がする・・・。 

■いろいろな場面で、弊社のブログ記事が検索結果に出てきたというお話をお聞きする機会が増えてきました。

 何だかんだで管理シートの社名表示の変更などを少しずつ進めてつつ、新規の問い合わせの対応やほぼ毎日のブログ更新をこなしていますが、今回は生き抜きな感じであまり考えずに、ぼーっと書いていこうと思います。

 当サイトにおいて、週末の戯言のカテゴリもある程度の文章量があり、今の更新状況では4コマ漫画のカテゴリである“僕ならこうするね・・・。”だけが弊社のビジネスとは関係のない内容の更新です。

 まぁ、それだって、たまにはビジネスネタを混ぜているのですが・・・。

 別に、何も考えずにこのカテゴリを残しているという訳ではありません。

 今までも何度か記事の中で述べていますが、このサイトは自社のノウハウ蓄積のための検証とクライアント企業様の手立て導入前の検証およびフィードバックの共有を目的としています。

 ですので、敢えてどうすれば検索順位が下がるものなのか・・・といった悪影響が出そうな手立てをアルゴリズムのガイドラインに違反しない範囲で試してみたりしているのですが、この4コマ漫画の更新もこれに当たります。

 4コマ漫画の記事は土曜日の戯言を挟まない限り“4回ごとに1回”を意識しているのですが、この割合も最近ではリピーターさんに気付かれているらしく、1日のアクセス数に影響が出ているようです(笑)。

 これはSEOの基本とも言えるキーワードに強いコンテンツ作りのために“1記事1テーマ”や“1ページ1テーマ”、“1サイト1テーマ”というルールがあるのですが、その中の“1サイト1テーマ”の検証も兼ねています。

 あまりSEOとして検証したデータはありませんが、CMS(自動更新ページ)やブログ等のを書く際の暗黙のルールとして“3回に1回以上のペースで本筋に外れる記事を書かない”というものがあります。

 これは、タイトルタグやトピックスの中に入れ込む“キーワードの出現率”の様なものです・・・。

 よく企業ブログや社長ブログにて、“~へ行った。”だの“~を食べた。”だのの記事がありますが、あまりビジネスとは関係のない、定まらない記事はサイト全体のテーマというかキーワードをぶれさせてしまうと言います。

 案外、タイトルタグのキーワード出現率等のように意識すれば簡単に対応できる手立てなのでしょう。

 4回に1回の“WEBの運営”や“ホームページの有効活用”とは関係のない記事の更新・・・要はぶれないギリギリの割合でのブログ更新で検索ワードがどう変化していくのか単純に見てみたいという思いからの検証なのですが、そこに明確な根拠は存在しません。

 んで、肝心な“検索ワード”への変化は、1年程の更新を続ける中で出てきました。

 実際にはリニューアル後、10ヶ月程で感じてきたコトなのですが現在では弊社の“ビジネスに関係の無い”検索ワードはほとんど見られなくなってきました。

 現在(というか、ここ3ヶ月程度)では、4コマのテーマにあげている“お風呂”や“草むしり”、“クラシック”等のWEBに関係のない検索ワードの占める割合は“0.5%”前後です。

 逆に、ブログ更新の開始当時は同じ割合で記事を書いていたにも関わらず“30%”前後がWEBとは関係のない検索ワードでした。

 今だって当サイトのメインとなるhtmlページはほとんど増えていませんし、WEBに関係する内容のページとそうでないページの割合は絶対数と違い変化は無いはずです。

 しかし、そこには“アルゴリズムへの思い込みトリック”があるのではないかと僕は考えています。

 つまり、“WEBに関係する記事:WEBに関係しない記事=3:1”ではないという話なのです。

 思い込みがちなのですが、記事の割合の見方は実際には“WEBに関係する記事:お風呂ネタ:草むしりネタ:クラシックネタ:・・・”であり、そのテーマの割合は“90:1:1:1:・・・”になっているはずという訳です。

 うん、これなら検索ワードがどんどんビジネスに適したものになっているのも納得です。

 まぁ、実際には“WEBに関係する記事”も“ホームページの更新:SEO関連:ITニュース:・・・”というように細分化されているのでしょうが、大枠でのくくりもアルゴリズムには存在している気がします。 

 やはり、ビジネスと関係のない話題は単独でのテーマであり、しょせん雑談は雑談というかビジネスのように1つのカテゴリにまとまるものではないのでしょう。

 “1つの話題 VS 1つのまとまりあるテーマ”では同サイト内のキーワードとしての重みは違ってくるのかも知れません。

 おそらく意識的か無意識なのかは分かりませんが、ページやタイトルタグにおけるキーワードの出現率のように、サイト全体のテーマに関する“色合い(割合)”というものをアルゴリズムは意識しているのでしょう・・・かね。

 いやはや。。

 ・・・ちなみに、今回がちょうど400回目の記事だったり、まぁ、なんとか続いてるなぁ(笑)。