口コミ効果を狙った伝聞誘導による集客について考えてみる。
- 2015年11月12日
- ホームページ有効活用
テレビCM、雑誌、チラシ、フリーペーパー、今やどんな広告媒体においても“○○で検索”という文言は決め台詞であるかのように書かれていますが、印象に残るものは年々少なくなっている気がしているのは僕だけでしょうか?
実のところ、意識して探してみるとCM中ずっと表示しているものまであるようなのですが…。
やはり、最初に広告手段として考えた方は素晴らしいとは思いますが、追随する方がどんどん増えて掲載するコトが“当たり前”になってしまった今では、単独での集客効果はほとんどないと言って良いのかも知れません。
簡単に言えば、チラシ等にある“○○で検索”という表記は電話番号のそれと役割は何ら変わりない状況なのでしょう。
また、“弊社は口コミに強い”というお話をよく聞きますが、そもそもビジネスにおける口コミは“誘導”するものです。
更に付け加えれば、伝聞する情報を企業側が提供して意図的に“拡散”させていくコトで費用対効果以上の集客数を獲得していくビジネス戦略であり、たまたま結果として集客できているというものではありません。
ちなみに、自然的な口コミの発生だと更なる集客の見込みも、現状の維持も受動的なままになってしまいます。
最近では、携帯会社のCMの隠れキャラ“一寸法師”や番組宣伝の“ががばば”と検索すると検索結果に異変が起こるという広告戦略がこれに当たり上手な宣伝の手段だと感じました。
・自慢したい
・人に話したい
こんな気持ちを上手に誘導できるメリットや情報を提供するコトでとんでもない数の新規顧客を瞬間的に爆発力をもって集められたという事例は確かにいくつもあります。
ただ、肝心な集客先にそれに見合う商品力が無ければマイナス効果が出てしまいますのでご注意ください。
どちらにしても伝聞誘導による集客を上手にできれば安易な炎上商法よりも良いイメージで企業ブランドを高めるコトまで可能なので一つ狙ってみるのも良いかも知れません・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。
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