通販ビジネスは自社かECモールへ出店かについて考えてみる。
- 2015年06月10日
- ホームページ有効活用
インターネット販売を始める場合、その手立ての選択肢として“自社サイト”での通販と楽天やヤフーショッピングの様な“ショッピングモール(ECサイト)”へ出店して販売するという2つの方法が考えられます。
そして、どちらにするかは“運営サポート”の有無や“初期投資”の費用、通販ビジネス開始までの手間などを指標にして選ばれるのではないでしょうか。
しかし、それぞれの方法にはメリットやデメリットがあって、それらを理解した上で選択をしなければ、逆に“売るほど赤字”という状況になったり、ショッピングモール(ECサイト)へ出店したけれど“売れる前に撤退”するコトになったというのもよくある話です。
例えば、自社サイトで通信販売を行うのであれば利益幅は大きくなるものの見込客(潜在顧客)の集客は企業様自身で行わなければならず、使い易いシステムや便利な決算方法も前もって準備しておかなければなりません。
これだけでも広告予算や運営管理するための社内体制なしに成功は難しいと分かります。
また、ショッピングモールに出店して通信販売を行う場合、システムは自由度は低いものの通販ビジネスを開始する下地は揃っている上に、購買目的の訪問者を集客する手間は減少できます。
ただ、ターゲット層の方が最安値の商品を探していたり、類似商品を簡単に検索できるという環境は“自社の勝ち抜け”を難しくしていくコトでしょう。
まぁ、今回の記事だけで全ての問題点を取り上げていくコトは出来ませんが、広くインターネットが普及している今、見切り発車や売上見込がついたらシステムの導入やコンテンツの充実を行っていくという企業姿勢では成功できない状況なのです。
やはり、WEBに限らずビジネスは投資と損益分岐の設定が大切なポイントだと言えます。
ビジネスである以上、成功する…という状況がもちろん一番なのですが、それと同じくらい“失敗しない”、利益が出始めるまで“持ち堪える”というのも案外と重要なコトなのかも知れません。
ちなみに、粗利の設定の際にも“利益”だけでなく“投資”に使える予算幅を考えて設定しておかなければ次の手立てを導入できないまま頭打ちを迎えて身動きが取れなくなったなんて事例も有りますので皆さんもご注意ください・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。
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