迷惑メールや詐欺メール、営業メールについて考えてみる。



迷惑メールによる負担は軽減して、被害は無くす!Web-STYLE(ウェブスタイル)

■迷惑メールへの正しい対処法を知っておくコトは、今やリスクヘッジの点からも重要なコトなのです。

 今やビジネスにおいて取引先企業様とのやり取りを行うのにメールは必須です。

 実のところ、自社ホームページは制作しないけれど独自ドメインで社員の使うメールを作成するためだけにドメインやサーバーを利用する契約を行っている企業様も少なくありません。

 最近では、メール利用のためだけの安価なサーバーを提供するWEB企業も増えているくらいです。

 もしかしたら、この点は単に自社サイトを無理に所有しないケースと用途に合わせて複数のWEBサイトを所有しているケースとの二極化が進んでいるだけかも知れませんが。

 さて、そんな中“迷惑メール(詐欺メール)”は、通常の業務に支障をきたすと言って良い程に増加しており、当サイトにおけるログの検索ワードでも“迷惑メール”や“詐欺メール”、“督促状”といった類の情報を探されている方が多くあるように見受けられます。

 まぁ、本音を言わせてもらえば携帯会社から毎日送られてくる営業メールの方が、個人情報の登録や別サービスとの紐付きをさせないと解除できなかったりと面倒で“迷惑メール”だと個人的には思っていたり、いなかったり(笑)。

 結局は、届いたメールにより業務に支障が出たり、迷惑を受けたりといったコトは今の時代ではあって当然で、大切なコトはリスクヘッジを考えて企業の被害を出さない様に社内で対処方法を共有しておくコトが重要な時代なんだと言えるのかも知れません。

どんなメールが着ても単に迷惑で済むのなら良いわけです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 しかしまぁ、特に今月は誤送信や迷惑メールが多かったようです。

 一つは、ヤフーの子会社だから個人情報の漏えいでは無いですよといった説明のメールが翌日送られてきた誤送信で、正確には迷惑メールだったとは言えませんが、これを単に事故として発信側が“あり”と判断するか“なし”と考えるかは気になるところです。

 いったいこのメールを受け取った方々の心中は如何なものでしょう。

 仮に発信側の企業様が“これで一安心”という気持ちでいたとすれば、また同じコトを繰り返してしまう可能性もあるため、ここはリスクマネージメントが出来ないままにならないよう願うばかりです、う~ん。

 自社を例に述べれば下記の記事でも書いています通り、初めてフォームからの迷惑メールがあった際に画像認証で表示された文字入力をしないと送信できないようにプログラムを変更したため、その後、フォームからは一度も迷惑メールは届いていません。

(連載13)問い合わせフォームから迷惑メールが届きました。 

 ただ、創業より9年間一度も直接的な迷惑メールは無かった状況がどうなったと言うと、2014年6月23日の日本デジタル郵便を騙るメールを皮切りに、7月14日の虎の門リーガルリサーチの一件へと続き、今では1日に1~2件の迷惑メールが届くようになってしまいました。

 ちなみに、それぞれの迷惑メールが届いた際には次の記事を書いています。

詐欺メールのビジネスモデル部分のみについて考えてみる。

また迷惑メールが着たので少し対処について考えてみる。

 こういった迷惑メールの情報や対処についての記事の閲覧数は、弊社サイトの閲覧されている全ての記事一覧の中でもいつも上位になっていて、如何に皆様が迷惑メールや詐欺メールに困っているのが伺い知れます。

 折角なんで、記事の中で使っていた挿絵をご紹介しておきます。もしご興味がございましたら、上記の記事の方にて詳細をご覧ください。

スパムメール受け取り手の油断したところを狙う手口の一例。Web-STYLE(ウェブスタイル)

※迷惑メールと分かるものには、その先のアクションを見越した罠を張っているものも多い。

迷惑メールにも無視して良いものと確認した方が良いものとがある。Web-STYLE(ウェブスタイル)

※意外と無視してはいけない迷惑メールも有って、無視したコトで被害に遭うケースも在る。

 んで、今回の話ですがITニュースにて見かけた“三菱東京UFJ銀行”を騙るメールは来なかったのですが、“株式会社メビウス”なる企業からのメールが弊社にも届いていて知らない内に迷惑メールのフォルダに仕分けされていました。

※内容はこんな感じです。

株式会社メビウスを騙る迷惑メール。

 上記の画像はクリックして拡大をしますが、検索されるキーワードの対象にしたくないため、テキストでの表記は控えさせて頂きますが、ただ前の記事で書いた注意点以上の気になる点はありませんでした。

 まぁ、確かに一度出回ったメールアドレスに迷惑メールを届かないようにする手立ては無いのかも知れません。

 今やパソコンからだけでなくスマホアプリの一部にも電話帳を共有しているプログラムにセキュリティーホールがあって、そこから個人メールのアドレスが流出しているという話も聞きます。

 ヤフーやグーグルでの検索で“迷惑メール かぶ…”と入力する途中で、そうとう数の入力補助キーワードが表示されるコトからもその種類たるや想像もつかないというのが実態でなのです。

 やはり、システムとしての対処や仕組みが作られていくしか撲滅していくコトは難しいのでしょう。

 ちなみに、プライベートで使っている個人メールの方には、今も何故か迷惑メールが一通も届かないのでした…って、ホントになぜなんだろう・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。