自社でWEBサイトの目標設定をするメリットについて考えてみる。
- 2015年01月26日
- ホームページ有効活用
■デザインや成果と同じようにタタキとなるものがあれば、それを元に意見を深めていくコトが出来るのです。
実のところ、自社ホームページを初めとした“WEBツール”をビジネスに有効活用出来ていないと感じられている企業様程、具体的な売り上げの目標数値や企業貢献度の指標をを設定していないというデータが有ります。
まぁ、何の根拠も無しに目標数値を決めてもその数値にどれだけの意味があるのかと考えられる経営者の方も多いコトでしょう。
ただ、手探りで決めたものでもタタキの指標となる数値があれば、何が良くて何が不足していたのか、そもそも設定していた目標数値自体に無理がなかったのかを考えるきっかけとなり、この数値があるとないとではWEBサイトの運営の中で蓄積される“企業ノウハウ”の量は全然異なってきます。
戸建ての家や会社も二回目の方が理想に近いものが作れると言われてますが、WEBツールを自社で有効活用していくため、最初は“目標数を決めるため”の曖昧な目標で良いという気持ちで数値設定をしても長い目で見れば全然“あり”なのです。
また、更新保守や運営サポート保守、コンサルティングやITセミナーとWEBビジネスを取り巻くサービスは今は多くありますが、自社からWEBツールを通した収益(利益)目標を提示できるというコトは、これらのサービスを行っている企業と目的意識を共有した親密なパートナー関係を築ける“強み”を持っているというコトに違いありません。
確かに、サービスを提供するWEB企業側からすれば全てを任せてくださる企業様の方が、結果に対しての期日設定も大きくて企業間トラブルに発展する割合が低いため、優良な潜在顧客(ターゲット層)と設定ている場合も多いと聞きます。
しかし、これはサービスを提供するWEB企業側が“主導権”を握れるため、基本的な成功までの効率や期間を突き詰めていけるというメリットがある反面、あくまでも“世間一般”の成功までに落ち着いてしまうというデメリットも存在しているのです。
競合と同じ手立てを後からしても、売り上げは精々“追いつける”か“近づける”かが関の山という訳です。
やはり、戦略というものは企業様が主導権を握り、一丸となって突き進まなければなりません。
業界のスタンダードになる、大成功をしたという事例の多くは、複数の広告宣伝を初めとした手立ての併用か、独自の展開をしているものです。
WEBはあくまでもビジネスツールだという認識をして、自社の目標を共有して利用している各種WEB企業から提案をもらい、定期的に効果測定を検証していくというのが理想のあるべきWEBサイトの活用方法なのではないでしょうか。
つまり、WEBサイトは企業収益を伸ばすためのビジネスツールであって、所有し運営し続けるコトで損出や負担ばかりが増えるという状況はあってはならないのです。
同様にコンサルティングやITセミナーにおいて、“全て”アドバイス通りにしたら絶対にWEBビジネスは成功するというサービスがありますが、上記の理由から費用対効果とかかる期間が明確であれば企業判断にて積極的に活用していくべきだと思います。
最後に簡単ですが、アクセス数やリピーター数には“事業内容”や“ブランド力(企業規模)”、“商品(回転率)”によって訪問者数が同じくらいになるという偏りがあるためご紹介します。
では、次の図をご覧ください。
まずは、こういった点を目安に自社サイトの月間の訪問者数を最初の目標数値を設定してから、売上目標やWEBサイト貢献の指標を企業様で考えるというのも良いかも知れません。
なお、今回と関連した過去の記事には次の様なものもあります。
・WEBサイトのアクセス数を決定する要素について考えてみる。
他にもリピートについてもテーマにした記事はありますが、数が多いので“リピート率”等のキーワードでサイト内検索して頂ければ幾つか出てくると思いますので、よければ参考までに検索をして対象の記事をご覧ください。
ちなみに、上記の別記事でも書いていますがアクセス数やリピーター数からの成約率(受注率、購買率)もまたケースバイケースで、必ずしも“大きければ良い”というものではありませんので、今回は自社目標の設定を行う上での目安の話というコトで、ひとつ・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。