WEBで成功するための新規サイト制作の依頼について考えてみる。
- 2015年01月09日
- ホームページ有効活用
■新規でホームページの制作をお考えの企業様が上手にWEBサイト制作会社に依頼するポイントだってあるのです。
WEBサイトを制作するというサービスをしているとお客様からいろいろな要望があるものです。
弊社の様にWEBサイトの運営サポートを主な業務としている場合では、既存のクライアント企業様からのご紹介やサポート管理しているホームページのリニューアルが大半であるため、どの点を改善してどんな効果が期待できるのか“提案”をしながら共通認識を深めています。
もちろん、WEBサイトの制作を専門にしている企業様でも最適な提案をされるのは同じです。
ただ、依頼される企業様の側に立って考えると新規で制作会社を選ぶとなるとホームページを作るための目的ぐらいは伝えられても要望を具体的に伝えるのは難しいと不安を感じられているコトも多いでしょう。
実際に、制作を行うWEB企業側もより良い商品の提供を行うために、ヒアリングがしっかりと行われているものなのですが、それでも“初めて”のやり取りには納品や手離れまでに時間が掛かってしまうというケースもまだあるみたいです。
公開後のホームページを企業様が有効活用してWEBビジネスで成功するためには、制作会社との“共通認識”が重要なポイントとなる訳ですから、今回は“サイト制作の依頼”についてをテーマに記事を考えて行きたいと思います。
そのヒントとして制作側での“抽象的”で困った依頼という事例がありますので、それを簡単ですが幾つかご紹介していくコトにしましょう。
まずは、この点だけでも気を付けられるともしかしたらスムーズなスケジュールで企業様の目的に最適なホームページの制作が出来るかも知れません。
では、ここで次の図をご覧ください。
では、上記の例をもう少し具体的に考えてみるコトにしましょう。
1)泥臭いデザインにしたい
意外に思われるかも知れませんが、泥臭くをスタートに制作を開始していて結果的には“スタイリッシュ”なデザインに向かって落ち着いてしまう事例も多いと言います。
これは、いったいどういうコトでしょう?
要は、泥臭くというのはホームページを見る方に商材の“購入(活用)”や“賑わい”といった人の動きが分かるようにしたいと考えられているケースが多い訳で、別に“格好悪く”という意味合いでは無いというコトです。
しかし、こういった単純なボタンの掛け違いが企業間トラブルや作り直し(妥協)といった“不満”や公開までに時間が掛かってしまい機会を“逃す”といった状況を作り出してしまい、どうしたものかと弊社にご相談いただくケースも少なくないです。
2)費用が無い
相変わらず新規制作を依頼する場合に業者へ“予算”を明確に提示する経営者様は少ないと聞きます。
予算を明確にした方が得する場合もあるというコトは別の記事にまとめましたのでここでは割愛しますが、ほとんどの経営者様は安くホームページを制作したいのではなく“費用対効果”の高い、企業利益に繋がるものを望まれているのではないでしょうか。
ただ、この点を強調し過ぎてしまい制作側で勝手に必要なシステム(プログラム)の提案までを取り下げてしまい、いくら運営の期間が有っても成功しないWEBサイトが完成してしまう事例があるというのも残念ながら事実です。
依頼側は費用か分からない、制作側は予算内では提案できないという状況では企業間ですれ違うのも当然でしょう。
これを回避するためには“予算を考えず最善と思える提案をしてもらい”、それを経営者様が費用に見合う提案かどうか判断できるように、十分な説明をしてもらうというのが一番の方法かも知れません。
3)何か奇抜なコトをホームページ上でしたい
少なくとも“目立つ”というコトはWEBサイトが飽和している現在に大切なポイントですが、企業である以上“利益”に繋がる表現じゃないと意味が無いでしょう。
話が反れますが“何か”という言葉を使われる依頼主様の中には、予算に入っていないライティングや資料の丸投げで良く分からないままに完成度を求められるという事例も多く、これも企業トラブルになりご相談を受ける場合があります。
どちらにしても制作を依頼したWEB企業様は、ホームページを有効活用して利益を伸ばしていくために、長く付き合っていくパートナー企業となっていく可能性もある訳ですから、新規契約であろうとも十分な提案とスケジューリングを理解するコトが大切でしょう。
他にも注意すべき点はまだ有りますが、文章が長くなってきましたので今回はこの辺までにしておきます…ちなみに、制作の依頼を断られるかも知れない事例も一つご紹介しておきましょう。
それは“直ぐに結果を出したい”という要望だそうです。
新規で自社サイトを公開する場合、検索されるようになるための期間や広告の有無も大きく影響してきますので、具体的に“運営予算”と損益分岐までの“期間”は伝えおいた方が良いと思います。
それから、制作会社側には公開後に更新以外の運営保守や提案をどこまでしてもらえるのか確認しておくのも重要でしょう。
さて、そうやって実際に制作に入ってもまだまだ成功するためのポイントはありますが、それはまた別の機会に記事にまとめるコトにします・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。