WEBサイトのアクセス数を決定する要素について考えてみる。
- 2014年10月15日
- ホームページ有効活用
■アクセス数を伸ばしたいのなら、その為に必要な要素を知って対策をしっかりと考えるコトが大切なポイントなのです。
はい、と言うコトで定期的にテーマに取り上げている“検索エンジンで一番になる”に関する記事の回で、弊社サイトに訪問された方のキーワードを見て感じたコトを書き連ねています(笑)。
しかしまぁ、未だにブログ記事の中で“(笑)”って表現を使う方ってどの位いらっしゃるのでしょうか?
ここではアイコンを使わないから(笑)よりも“(o^-‘)b ”といった顔文字の方が良いのかな…って、どっちもどっちですね。
では、早いトコ、本題へと入っていきましょう。
さて、最近では検索される方の慣れもあってか、検索されているキーワードも細分化されていてポータルサイトや通販サイトの課題、ランディングページの制作、サイトの閉鎖やサイト内情報の間違い、ホームページを真似された(する)等、いろいろと有りますがそれだけでなく全体的に検索された回数もまた増えてきています。
ただ、そんな中でやはり目立っているのが検索順位に関するキーワードです。
その大半は“検索順位を一番にしたい”といった内容の検索ワードで、その検索が成された理由も“アクセス数が増加すれば収益が上がる”というものばかりなのですが、今回は以下の様なちょっと目立ったものがあったので、これをテーマに記事を考えてみるコトにしました。
ホームページ アクセス数 トップページで決まるってホント?
正直なところ、検索結果で一番になってもクリックされる割合というのは20%前後です。
それどころか、弊社におけるクライアント企業様のWEBサイト運営においても“ビッグキーワード”で一位を取得できているケースが幾つも有りますが、その多くはクリック率が15%にも満たないものばかりです。
おそらくこの検索をされた方が、ホームページを見に来る方のサイトの入口はトップページであるはずだという認識とトップページがSEOとしての効果が高いという認識が前提にあってのお考えなのでしょう。
しかし、余程このトップページのデザインが視覚的関心への働きかけ強くて伝聞しやすいバイラルマーケティング(口コミ効果)に長けたものであれば別ですが、検索エンジン側のプログラムにトップページが評価されたところでアクセス数が急激に伸びてくるという状況は簡単には起こりえません。
それだけインターネット検索は私たちの生活に根付き、利用者側の検索方法も多様化して“気になるタイトル”を優先して閲覧するとか“補助ワード”と一緒に検索してよりマッチングした情報を探すといったものへと変化しているというコトなのでしょう。
そう言えば“ググる(ググれ)”なんて言葉も定着していますよね。
WEBサイトへの誘導方法の主流は、未だに“検索してもらう”という受け身の状況なのですから、このキーワードで検索している人がビジネスに繋がりそうだという企業ホームページの工夫ばかりをしていても“アクセス数の維持”で終わってしまうという訳です。
では、ここでサイト診断の際にアクセスの現状についての検証を行うロジックを簡単にですがご紹介しましょう。
まずは、次の図をご覧ください。
上記のように企業ホームページにおけるアクセスアップには今や“先行していた旨味”はほとんどなくなっていて、競合の多い業種によってはリアルでの宣伝広告活動や企業認知度の方がより重要なポイントとなっているコトが多いです。
ここで今回のテーマから話が外れてしまうためWEBサイトの“品質”についてまでは深く触れませんが、もちろんプログラムも発信されている情報も質の高いものの方が良い訳なのですが、ここは“ファーストセッション”というエンドユーザーとの繋がり易さだけを考えて話を進めさせて頂きますがご理解の上ご覧ください。
アクセス数(※)=企業認知度×リアルでの宣伝広告×ネットでの宣伝広告×検索順位×タイトルの魅力
この他にもサテライトサイト(衛星サイト)やSNSの導入といった企業様で所有しているWEBビジネスツールの数により、目的のサイトへ誘導できるアクセス数も分散されてしまうのですが、これはまた別のテーマの際にでも考えをまとめて記事にしたいと思います。
これらの点を踏まえて考えると、トップページが関わってくる重要なポイントは次の点だと考えられるでしょう。
・離脱率
・受注率
まぁ、これらのポイントが全てという訳ではありませんが、この“アクセス数はトップページで決まる”という疑問に対する答えをここで出すのなら“YESでありNOである”となり、簡単に結論を述べられる問題ではありませんでした。
それでは、最後になりますがまとめを述べたいと思います。
トップページの活用の次第によって、間違いなくアクセス数を増やすコトは可能でしょう。
ただし、それらは既存の訪問者の“回転率”を伸ばしたり、新規訪問者への“リピートアクセス”の促しであり、新規訪問者のサイト誘導としての役割には大きな期待が出来ないかも知れません。
それでも、魅力的で“話題性”のあるトップページ(もしくは商材)であれば、多少の時間が掛かっても口コミ効果でアクセス数アップに繋げられる場合はあるはずです。
そうそう、ビジネスである以上“商材”にも旬の時期というものがあります。
何かヒット商品があればそれだけで未来永劫ビジネスが成り立っていくのであれば有り難い話なのですが、ほとんどはヒット商品が出た瞬間から次のヒット商品を模索するというのがビジネスの基本だとも言えます。
永遠の暗中模索、折角確保したアクセス数もまた常に増やす努力を行っていなければ直ぐに減少へと転じるコトでしょう。
そんな訳で今回はここまでとさせて頂きますが、今はストックしている記事が無いのでメールや訪問時のご相談、検索されたキーワードからブログ記事のネタを仕入れておこうかなと思っています・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。