企業様においてSNSの導入は必要かという問いかけに悩む。
- 2014年06月20日
- ホームページ有効活用
■SNSを導入するかは、”活用方法”がイメージできていたり、”必要性”を感じていたりとかの判断で十分なものなのです。
”SNS”というと今やその種類は調べれば調べる程に数多く見つかります。
その中で、内部(外部)ブログや動画サイトの活用であれば経営判断で決断される場合が多く、導入するかどうかを悩まれる場合の大半は”LINE“と”Twitter“、”Facebook“といったツールであり、これらのメリット・デメリットについて意見を求められるコトがほとんどです。
今回は、上記3つの様な双方向のやり取りを行うSNSを大枠で考えてみようと思います。
まぁ、SNSをベースとしたWEBサービスの中には”専門家登録”を行って情報発信を行うようなサービスの営業を受けて”どうしたものか?”というお問い合わせもありますが、これについてはまた別の機会に記事にまとめるコトにしましょう。
それでは、本題に入っていきます。
正直に言えば、僕はSNSを企業様で行う”導入する・しない”という決断については単純に経営判断で良いと考えていて、それよりも”情報発信を続ける“というコトと”情報を管理していく“というコトの方が大切だと僕は思うのですが…社内体制が整っていても、これが実に難しいものなのです。
そもそも”SNS“はコミュニティに特化したWEBサービスなので、有効活用しようと思えば”事業内容“を選ぶものです。
ただ、”BtoB”を生業とする企業様であっても、企業間でコミュニケーションを行うのであれば幾つも提案を出来ますし、逆に”通信販売”や”来店誘導”を目的としたWEBサイトでの活用であっても、一方的な発信だけをしたいのならホームページやブログで十分だと言えるでしょう。
別の記事にも書きましたが、商店街や既存顧客へのアクション促しを行うだけであれば、わざわざ費用を掛けて企業ホームページを制作せずとも、上記に述べた”LINE”や”Twitter”だけでもリアルタイムに”セール”といった情報発信を行うコトで、来店や購入を促すアプローチが可能となります。
そう考えると、SNSだけでホームページがいらない企業様も多いはずなのですが…。
ただし、このSNSの導入をする・しないという企業判断には次の要素を加味しておかなければなりません。
・SNSを導入する場合は、有益な情報誘導と管理を続ける。
・SNSを導入しない場合は、ツール上で広まる噂に直接関与できない。
ここに企業様のSNSに対するジレンマが発生します。
今や”SNS”は、バイラルマーケティング(口コミ)の中心にあるツールであり、情報の拡散するスピードは年々加速していると言えるでしょう。
そのため、自社にとっての有益な情報と不利益な情報を企業様自身で精査したいという願いも分からなくはないのですが、全ての”噂話”まで管理するのは当然ながら不可能であり、事実無根の噂であっても場合によっては面白おかしく尾ひれを付けながら拡散していくのも仕方がないコトなんだと思います。
もちろん、リスクヘッジといった対策は行わなければなりませんが。
そう言えば、ブログやSNSを使って”近況報告”を行われる芸能人の方が増えていると聞きますが、対面である記者会見をせずにこの習慣が一般的になると”情報が身近になる“という良い点がある反面、情報の”質が低くなる“という問題も生じて、該当者や関係者でなくとも気軽に反論しやすく(揚げ足を取りやすく)なってくるようです。
最近では、真偽はともかく数限りない情報が氾濫しているため、全体的にWEBに広まる情報の価値が低くなってきていて、専門家の方に対しても簡単に”ちょっと教えて”なんてケースが増えてきているようです。
ただ、僕が思うに企業様でSNSを導入するかどうかを判断するのであれば、素直にターゲット層の方とコミュニティを行う必要があるかどうかも決断する一つの基準となるコトでしょう。
さて、今週から挿絵を盛り込みながらブログの書くようにして少しずつ慣れてきましたが、図のサイズや小見出しのデザインとか改善はまだまだ必要かなと感じている僕なのでした・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。