ヤフーショップ無料というeコマース革命について少し考えてみる。



eコマースのサービス提供による競争と活性化は良いコトなのです。Web-STYLE(ウェブスタイル) 

■今は何も分からないので、“eコマース革命”を話題に思いついたコトを述べるだけなのです・・・。

 などと今回のテーマを仰々しいものにしてしましたが、平成25年10月7日にYahooからeコマース革命と銘打ったサービスについてのアナウンスを行って以来、既に多くの専門家の方のサイトでは考察や課題、果ては“楽天”と比較するものまで様々な記事が書かれているようです。

 いや、仕事柄時間を作って少しずつチェックしてますが、どの記事も皆勉強になります。

 各記事には賛否両論あり、立場が違えは結論も異なるというのが実情です・・・が、本当のサービス内容はどうなのか、今後の出される情報やサービス開始後のYahooショップの動向を見守るしかありません。

 まぁ、ある程度の情報が集まりましたら私情を挟まずに当サイトでも記事にまとめたいと考えてますが・・・。

 さて、では今回のテーマについてですが、実は何も考えずに書き出したというのが正直なところです。

 今は出店数の増加程度のデータしか無い状況ですし、賞賛も批判もするつもりはありません。まして、何かしら予想をして、後日“当たってた”、“外れていた”なんてのも当サイトには分不相応かと思います。

 もともとこのテーマは以前からストックに入れていたのですが、上記の理由でどうやら記事にまとめられるようになるまで時間がかかりそうです。

 今の段階では簡単にですが、気になる点や調べたいと思う点について考えみるコトにしましょう・・・と、そんな訳で気になる点はこんなところですね。

1)既存の出店している企業様や個人様への対応

2)期間及び数量限定なのか継続的に行う新たなビジネスモデルなのか

3)新規で個人の方へのサポート体制はどうなっているのか

 いや、考え出したら限が無いです(笑)。

 取り敢えず、今回はこの3点で話を進めていくコトにしましょう。

 まず、ビジネスにおいてサービスや商品にて提供する価格が変更になった場合、既存のクライアント企業様や個人様に対してはそのままに、新規の集客にのみ適応するというコトはリアルにおいても良くあります。

 あえて例を上げるのであれば、家賃であったり、サーバーの利用料金であったり・・・ですので、この点について今後どのようにアナウンスされるのか興味深いです。

 この点がはっきりすれば、この“eコマース革命”が集客のための“キャンペーン”なのか、新しい“ビジネスモデル”なのか分かるのですがどうなのでしょう、僕としては全体の収益モデルを切り替えてデフォルトのサービス(ビジネスモデル)となる気がするのですが・・・。

 まぁ、これは12月になれば分かるコトなのでじっくりと待つとします。

 また、“eコマース革命”なるものの期間や契約数が限定されるかどうかも上記と合わせて分かるはずです。

 今までもカテゴリ登録など無料でサービスの提供を始め、利用者の数が集まってから有料に、もしくは最初から有料で必要に応じて価格を上げてきたという経緯がありますので、長期的にではなくサービス開始時にだけ視点をあてていれば良いでしょう。

 最後にサポートについて気になった理由ですが、少し考えただけでも次のようものが考えられます。

・個人出店の場合、古物販売についての許可について

・売り上げに対する納税について

・特定商取引に基づく表記、返品の可・不可、個人情報の保護や薬事法、景品表示法を初めとする各表記

 個人様でも楽天などのショップ経験がある場合や企業様であれば気付く事柄でも、新規で参入となるとサポートが無ければスタートダッシュが難しいと思います。時期を待っていてこのサービスを機会にネットショップに参入したという場合と無料だから取り敢えず参入したという場合ではかなりスキルは違うはずです。

 ちなみに、このYahooによる“eコマース革命”は、eコマースへのサービスというコトで、情報は楽天とばかり比較されているという印象を受けますが、実のところ楽天とは共存を目指し、ビジネスモデルはGoogleを目指しているのではないかと感じる点もあります。

 その根拠は別の機会に記事にしますが、このビジネスモデルが成り立てば、無料で優良なシステムを次々と提供し、今以上にネット広告で収益を得ているなんてYahooの未来像もあるかもと僕は思うのですが、皆さんはどうお考えになるでしょうか。

 まぁ、今はYahooの動向を見守るしかない訳ですが、広くはWEB業界のあり方に一石を投じるサービスとなってくれるコトを願うばかりなのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。