ホームページ有効活用や役割について普段から考える。



簡単にホームページ有効活用と言うけど、これがオーダーメイドで難しい。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■目標が無くては成功が設定できないように、ビジョン無くして“有効活用”はない!

 そもそもホームページを有効活用するとはどういうコトでしょうか?

 コンプライアンスは当然のコト、モラルハザードでもない、一攫千金を狙うわけでもない・・・ここでは一般的な企業でのホームページ運営をしているものとして考えてみたいと思います。

 僕が思うに、ホームページの有効活用には大きく分けて次の2つがあるのではないでしょうか。

1)費やした労力や投資以上の見返りが発生する。

2)WEBを活用するコトで人的負荷及び経費の削減をする。

 まず、“(1)”についてですが、別にネット販売やサービスやビジネスの申し込みだけを意図している訳ではありません。個人情報の収集や企業イメージを高めて将来的な収益につなげるコトもあると思います。

 次に、“(2)”についてですがイベント等とコミュニティーツールを絡めるコトで広告費以上の宣伝効果を狙ったり、ヒアリングやPGチャートを活用して営業単価を下げたり・・・古くは、メルマガなんかもそうだと言えます。

 この辺のニュアンスを理解されていないと“アクセス数”や“月の売上”の増減ばかりに目が向き、一喜一憂するものの多くは“時の運”に左右され、次のステップに進めない場合があるようです。

 企業の規模や経営者の判断にも寄るところが大きいのですが、“目先の利益”は“今の結果”でしかなく、将来を見据えてWEBサイトを育てていかなければ売上は伸びても利益幅は伸びていかないでしょう。

 20万かけて50万の売上を得る・・・このような状態から“200万かけて500万を売り上げる”となるか“200万かけて500万の利益を上げる”となるか、当然、その先も・・・それこそ桁が変わっていく場合もあるのですが、ホームページが育ったとして今のまま大きくなるか質を高めていくかでは全然違います。

 しかし、WEB運営サポートはできても持ち主は各クライアント企業様です。

 上記の事柄を理解して頂きパートナー企業として共に戦略を練るコトが出来るように“育客”させていただくコトが大切なサービスのひとつだと僕が述べているのは、そういった理由からです。

 ネット広告やSEOにお金をかけるコトの良し悪しではなく、そのかけた費用の見返りが2倍なのか、10倍なのか、はたまた100倍にしていくのか・・・という話なのです。

 こう考えると“有効活用の質”にもいろいろとあって“会社は社長の器以上大きくならない”という言葉がありますが、ホームページも同様に“戦略の質以上に利益を生み出すコトはない”と言えそうです。

 まぁ、例外中の例外として“成功しちゃった”という事例も無くはないのですが・・・実は、そこからの“成功の継続は皆無”だったりするので、やはり意図して理解した戦略が大切じゃないでしょうか?

 成長戦略はその期間をできるだけ短縮させるために“手段の選択”でもあるのですが、SEOやネット広告、SNS・・・使ったら良いかではなく、どれを今回の戦略にチョイスするかです。

 しかし、未だに検索ワードでは“○○の有効活用”や“○○はやった方が良いか”というものが多く、WEB運営サポートというビジネスは発展途上なのだと思い知らされます。

 僕の場合、ブログだと考えをある程度まとめたり、見直したりして公開できるので良いのですが、経験を積むまでは“結論”を述べその理由を説明する間に誤解されたりしたものです(笑)。

 ある制作会社では、制作以外にもSEOやネット広告、カテゴリ登録等のノルマがあって次々に提案するという聞いたのですが、そういうコトが悪いという話でもありません。

 どの制作会社も、運営サポート会社も自社の理念に則って、お客様の成功を願います。

 持ち主である企業様がどうしても“先行投資”と成りがちなWEBを見据えて、どう育てていくのか、どのようなタイプの有効活用をさせたいのか経営判断しなければ、どんな戦略も十分な展開を望めないでしょう。

 ビジネスで大切なコトのひとつは“納得”です。予測をして結果を検証し、次へ繋げて戦術の質を高めていく・・・こんなビジネスモデルの中、企業を大きく育てるお手伝いが出来るのであれば、それは幸せなコトなんだと思うのです。

 やはり、“ホームページ有効活用”や“ホームページの役割”がテーマとなると弊社ビジネスの本筋となるため語ってしまう感も否めませんが、別の機会にまた記事にしたいと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

 ちなみに、今日は東京でした。