“・・・質問?”って思える検索ワードが増えている点に思う。中編



アクセスログ見て記事を書いてみるシリーズの2。Web-STYLE(ウェブスタイル) 

■さてさて、“質問っぽい”検索ワードへのポイント紹介を行う後半です

 前編では文章が長くなってしまい2つしかポイントをご紹介できませんでしたので、早速ですが本題に入ります。・・・と言っても、昨日の時点で4つしかポイントを選んでなかったんですけど(笑)。

3)Googleで、リニューアル何日後にSEOが反映されるか?

 正確なコトは言えませんが、だいたいGoogleの検索順位を決めるデータ収集のためのクローラーが巡回する周期は10日前後と考えて良いと思います。

 まぁ、ウェブマスターツールの設定や被リンクの道筋により、この周期にも多少の誤差はあると思いますし、プログラムの改善では常にデータ収集をしている状況を目指していますので、今現在の状況がずっと続くというコトでは有りません。

 それよりも大切なコトは、少し前の記事にも書きましたが、ホームページのリニューアル後の検索順位が下がる現象です。そして、これにはリニューアルした中身の情報の増減が大きく関係しているとも言われています。(参考記事:リニューアル後に検索順位が下がる現象について考えてみる。)

 30%以上内容が被っているサイトが有れば、“独自性に欠ける”と判断され、70%以上だと検索結果から“除外される場合”もあるという検証データもあり、クローラーが巡回してきたからといって直ぐにSEOの効果が見られるといったものでは無いようです。

 そういった点から1ヶ月~3ヶ月間かけて検索順位が上がってくるか検証するコトが、一般的な手立てだと言えるのではないでしょうか。

4)ホームページへのカレンダー設置は定期更新になるのか?

 分かりません。

 ・・・と言っても、ふざけている訳ではないです。まず、カレンダーの設置には、内部に設置する場合と外部から読み込む場合が考えられるからです。

 Googleカレンダーなどを外部から読み込んで表示しているのであれば、htmlのソースに変化はありませんので更新されたとは見なされない筈です。画像でカレンダーを作成し差し替えればファイルの日付は更新されますが、こちらもあまりSEOとしての効果は無いと思います。

 なお、同様に各ファイルの更新日だけを上書きするという方法も考えられますが、ホームページのリニューアルやMTタイプでのWEB設定ホームページの再構築などの経験から、ボリュームに変化が無ければ、その労力に見合ったSEOとしての効果は期待できません。

 やはり、スケジュール一覧のページをきちんと作成するかプログラムでスケジュール管理生成ページを作るくらいしないと“ちゃんと動いているホームページですよ”・・・って、くらいのアピールしか出来ていないみたいですね。

5)ホームページ制作や追加修正で代金がもらえない。

 ホームページ制作代金がもらえないという経験は僕も会社設立時に経験しました。その対処は大変で、仕事時間を削ってまで行うコトは、当時できなかったです。

 今でこそ“仕事を請ける前に”を選び選ばれという観点から検討をするコトにしていますが、この時の経験がプラスになっており、今思えば“勉強代”だったんだと感じています。

 しかし、制作ではなく修正となると“料金をいただくかどうかの判断”は少し難しいですね。

 “修正”と“追加修正”は違いますのでどちらの責任において行うかはっきりさせてから対処をしなければなりません。まぁ、“追加仕様”においては別で、口約束ではなく契約も追加契約しておかないと駄目だとは思いますが・・・。

 おそらく、この検索ワードを打たれた方につきましては、ホームページ制作でのディレクションが改善のポイントになると思いますが、どうでしょうか?

 参考程度にしかお話できませんが、サイト構成図や仕様、議事録は1セットでお客様と共通認識をしっかりと行うコトが大切だと思いますし、弊社では必要に応じて行っています。

 追加の仕様も共有しておかなければ、例え正規の料金の提示であっても“何か言うと直ぐにお金を取られる”という印象を持たれかねません。

 大きなプロジェクトとも成ると議事録を納める際には、確認印を頂くコトが当然の行為です。

 ただ、先にも述べたとおりビジネスは選び選ばれですから、あまりにも理不尽な要求であれば、一旦ここでホームページを納品させて頂き、そこから先の修正は再契約分として節目をハッキリさせた方が、逆に企業として信頼を高めて頂けるかも知れないですね。

6)ホームページからの問い合わせは変な人が・・・?

 ホームページの持ち主さん側からだと思いますが、エンドユーザーに対しては“クレーマーが多い”や“無茶な要望を言ってくる”、制作会社に対しては“デザインを押し付けてくる”や“適正価格と思えない”といった内容が見受けられます。

 まぁ、制作側からも“クライアントの無茶な要望”という検索がありますから、お互い様で思うところありなんでしょうが、ビジネスは好きなコトばかりやっていれば良いというものではないですから、コミュニケーションをしっかりと取って頑張りましょう!

 ちなみに、参考記事はこちら。(ホームページを見ているお客様に思う。)

 さて、いよいよ(今回の特集では)ラストです。しかし、ちょっと長くなってきましたので、考察初の前・中・後編というコトで、ひとつ。バランス良く分けないこの辺が、後編は短くなる原因になるかも知れませんね(笑)。

 しかし、次回は4コマの予定なのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。