Google社の検索アルゴリズム“RankBrain”について少し思う。
- 2015年11月19日
- ホームページ有効活用
ビジネスにおいて数ある競合の中から消費者に“選んでもらう”ポイントは、自社でなければならない“強み”や“独自性”をアピールするというのが有効な手段の一つだと言えるでしょう。
もちろん、そのアピールを行うためには広告の活用やブランド力を高める必要があります。
どうやらWEBサイトの有効活用もリアルでのビジネス戦略と同じ方向へ向かっているようです。
Google社で新たに導入したとされる検索アルゴリズム“RankBrain(ランクブレイン)”を噛み砕いて述べるならば、ホームページのコンテンツ内に入っていない語句をキーワードにして検索しても、プログラムが利用者の意図をくみ取って求めている情報を提供するといった感じでしょうか。
この仕様については個人的には面白いと思いました。
そもそも企業・個人に関わらず、これだけ無数のホームページが飽和しているのですから、こういった検索と結果の一致に対する精度を高めるコトは必要で企業側にとってもメリットは多いと言えます。
まぁ、これはポイントを抑えてWEBサイトの運営に取り組むコトが出来ればの話ですが…。
おそらく更新頻度や情報量だけでなく、滞在時間や同じキーワードでの訪問集中の具合もサイトの評価に重要な指標として関連してくるはずで、この様な検索エンジンの追加仕様に不安材料がない訳でもありません。
まず、最近では検索結果と一緒に提供されている情報(ナレッジグラフ等)が充実しすぎているため、だんだんと結果で表示されているURL一覧をクリックしなくても問題解決ができる機会が増えてきました。
もしかしたら、これは価値の低いサイトをGoogleが淘汰しようとしている結果かも知れません。
また、“安心 = 企業規模”という考えが一般的になってるという点もビジネスにおいて格差となるでしょう。
よほど自社で提供している商品やサービスに独自性が無い限り、やはり広告等の集客手段を持つ企業や大手ブランド企業のホームページの方が有利みたいです。
とにかく、このアルゴリズム“RankBrain(ランクブレイン)”についてSEO等の特別な対策は必要ないと思いますが、“WEBサイトをビジネスに活用する”という点に対してコンテンツの充実と“丁寧”なサイト運営が重要になってくるのは間違いありません。
ただ、簡単に“丁寧”とはいってもポイントがありますので、その点については今後の記事で少しずつまとめて行こうと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。
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