ホームページの更新内容を自社で決めるポイントついて思う。


ホームページの更新で何をしたら良いか分からないという問題。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 例えば、フランス料理のお店で“もう、新しいメニューが何も思い付かない”という状況があってはならないように、弊社のようなWEBサイトの運営サポートをしている会社ではWEBサイトの改善点や企画の提案が出来なくなるなんてコトは考えられません。

 それは“専門である”というコトが安定したサービスを提供し続けられるとイコールだからです。

 けれど、企業様にとって経費削減や利益を伸ばすために極力は外部への委託を抑えて、普段は自社の企業努力でカバーしたいというのが経営者の方の本音でしょう。

 単純に考えれば、チラシだと企画は社内で出来ているのにホームページの運営になると出来ないなんてコトは不思議なのですが、もしかするとこれって“ホームページには専門的な知識が必要”という先入観がまだ根強い証拠なのかも知れません。

 しかし、ホームページの更新内容を自社で考えるなんて“きっかけ”さえ見つかれば簡単なのです。

 今回の記事ではポイントの一つである“ターゲット層の設定”を例に挙げるコトで、皆さんで自社ホームページの更新内容を決定して行くきっかけが作れればと思っています。

 このターゲット層の設定を単純に考えるなら、表現内容を“万人受け”にするか“絞り込む”かです。

 上記の図でも書いていますが、万人受けな表現にするとターゲット層は広がりますが、即効性の見込める“買う(選ぶ)”といったアクション誘導は弱くなります。

 いわゆる“心に響かない”という状況です。

 WEBに限らずサービスの利用や企業の選択には“共感”と“納得”が重要だと言われています。

 面白いコトに万人受けの表現しか出来ていないWEBサイトでは、期間や数量限定のキャンペーン企画を実施したとしてもコアな層の絞り込みをしたWEBサイトと比べて売り上げが伸び悩むという結果も出ており興味深いです。

 ただ、ターゲットを絞り込んだホームページの表現にも課題はあります。

 それは、設定した層とマッチしない集客では万人受けサイトより成約率が“悪くなる”という点です。

 そのため考えられるコア層毎に複数のWEBサイトを制作したり、広告を活用してターゲット層を誘導したりといった手立てとの併用が必要になる訳ですが、まぁ、利益が高くなるにつれてサイト運営の費用も多くなるというのはビジネスである以上は当然の結果なのでしょう。

 正直に言えば、目標計画やサイト活用の運営スケジュールも無しに、思い付きでネット広告の導入やホームページのリニューアルを行ってもほとんどの場合で思うような結果は出ていません。

 また、ターゲット層の設定の他にも自社でサイト運営をしていく上で大切になるポイントはあるのですが、この続きはまた今度にしておきたいと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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