ホームページやブログ等のアクセス数について考えてみる。
- 2014年12月15日
- ホームページ有効活用
■企業ホームページを有効活用したいのなら、今のアクセス数の中における“有効数”を把握し質の高い集客を行うべき。
何でも良いから単純に企業ホームページのアクセス数を増やせば収益も伸びる…なんて事例は皆さんが思われている程までには多くも無く、WEBサイト運営における“都市伝説”みたいなものです。
確かに、インターネットが普及し始めた頃には“アクセス数=売上”という図式も成り立っていたようですが、これだけ企業様のホームページ所有率が高まり、利用者の選択肢が広がると生半可な集客では売上や来店誘導にまでは繋がらないというのが一般的な考えだと思います。
もちろん、そのアクセス数も桁が変わって“万単位”で日や週の集客の増加が見込められるというのであれば別ですが、正直なところ月間のアクセス数が数百単位で増えても直接的な企業利益への手応えはほとんど感じられないでしょう。
そういった点から考えれば、リアルやネットの広告でも数千、数万単位で“自社に集客する”手立てを選ばなければ高額な顧客単価でもない限り、ネットからの収益が広告予算を上回るのは難しくリピーター獲得と損益分岐を達成する“回転率”を設定しておかなければ成りません。
そもそも、WEBサイトに訪問してくる方には次のタイプが存在します。
・潜在顧客、見込み客
・営業目的、販路拡大
・同業他社、競合企業
・情報目的
・取引先、既存顧客
・その他
かくいう弊社も当ホームページを一般公開してアクセス数が増えるにつれ、営業の電話も“か~なり”増えました…が、あくまでこれも訪問“者”を分類しただけで、実のところ、一部だけを取り上げて考えても次のように更なる分類が可能です。
よく“通販目的”のWEBサイトを運営し始めたばかりの頃には、サイト訪問者からのコンバージョンレート(購買率)が“0.3%”を超えるようにと目標設定をする場合が多いのですが、これが実に難しいというのがよく分かります。
あっ、企業様のブランド力や業種によっても目標数値の設定額は変わりますので、あくまでこれも記事を書くための一例です。
別にホームページだけの話でもなくブログの場合でも内部ブログか無料の外部ブログサービスを利用しているかでも状況は違ってきますし、集客のための導線や広告の種類(利用数)によっても違ってきます。
取り敢えず、自社サイトにおけるアクセス数と受注までの“到達率”がどのくらいか検証されてはいかがでしょう?
案外と、WEBサイトの改善点も見えてくるコトもあるかも知れません。
しかしまぁ、これらを踏まえて費用対効果の金額設定の難しい“キーワード”によるネット広告より、社名や商品名を謳ったリアルでの広告とWEBの連動を優先して提案したいのですが、知らないとついネット広告をと考えてしまうのも仕方がないのかも知れません。
ただ、少額の予算でネット広告の活用をしても収益に大きく繋がり“成功した”という事例は極端に少ないというのが正直なところなのですが・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。