WEBでの問い合わせフォームの問題点について考えてみる。



新規・既存顧客様との窓口となる問い合わせフォームのページこそ工夫が必要?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■弊社では迷惑メールが届いた時点で自動書き込み対策をしたので、その後はフォームからの迷惑投稿は無くなりました。

 検索エンジン側における各WEBサイトの評価、無料ブログのアクセス数や動画再生回数の水増し、メールアドレスを初めとした個人情報の収集、企業ホームページの問い合わせフォームからの迷惑メール配信。

 これらはホンの一例ですが、”プログラム“により自動で行うコトが可能なWEBの活用方法です。

 メール配信やブログ(掲示板)への書き込み、APPによる情報収集等、考えられるもの全てを含めていくと企業様にとって今やWEBを取り巻くプログラムとの関わりは無視できるものではありません。

 そして、その一つに挙げられるのが企業ホームページにおける”問い合わせフォーム“の活用です。

 しかし、問い合わせフォームから”迷惑メール“が届くのでどうにかしたいというご相談の多くも、プログラムによる自動書き込みが原因で、対策を行えば一時的に封じるコトは出来るのですが、完全に後を絶てるのかと問われれば”それは難しい“と答えなければならないのが現状でしょう。

 その証拠に、こういった迷惑メール対策も下記のようなイタチごっこを繰り返しているというのが現状です。

▼問い合わせフォームにプログラムによる迷惑メール投稿への対策例

・必須または項目にそった入力が正しいものかチェックする

・プルダウンやラジオボタン、チェックボックスによる選択式の項目を入れる

・全文が英語であるものは送信させない

・ページにランダムで表示された文字を入力してないと送信できない 等

 他にも細かな事例まで述べていくと限がないのでここでは割愛しますが、今はまだ何も対策をされていないというのであれば上記の手立てだけでも迷惑メールの投稿数を減らせるかもしれません。

 しかし、5~10年前なら未だしも今では迷惑メールに書かれてある怪しいサイトへのリンクをクリックしたり、添付ファイルを開いてウイルス感染したりには気を付けている人の方が多いはずです。

 それなのに迷惑メールの投稿が無くならないというのは、この方法だけで仕掛けるというよりも、詐欺やパソコンの乗っ取り、情報収集や営業活動、目的は様々でしょうが達成する為に行っている複数の手立ての一つという位置づけなのでしょう。

 さて、ここで問題ですが、多くの企業様では問い合わせメールより迷惑メールの方が多いという話をお聞きします。

 もちろん、直接やり取りを行っているビジネスメールでは無く、今回のテーマである”問い合わせフォーム“からのメール数の話なのですが、では本題へと入る前に次の図をご覧ください。

お問い合わせフォームから、迷惑メールの方が多い原因は何か?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 上記の図でも分かる通り、迷惑メールが届くという点と仕事に繋がるメールが届かないというのは別の問題です。

・迷惑メールが届く  プログラムによる自動書き込みへの対策

・仕事のメールが届かない  問い合わせフォームへの誘導、活用方法の企画の対策

 その多くは商品やサービスに魅力が無いのではなく、電話など別の手立てによる問い合わせの選択だったり、何を問い合わせたら良いのか…そもそも問い合わせフォームを活用しようという意識の誘導が出来ていない場合がほとんどです。

 具体的な手立てはケースバイケースなのですが、競合企業の所有するWEBサイトと差別化した魅力的な企業ホームページなのに、問い合わせフォームだけは”テンプレート仕様“で面白味のないものも多く、少しの見直しで問い合わせの数が増えるケースも少なくありません。

 特に、成功するホームページを制作したいとお考えならば重要なポイントとなります。

 対策としましては、予算を取って弊社の様なWEBサイト運営サポート企業へご相談いただくと云うのも一つの手なのですが、まずは自身で客観的に”自分がエンドユーザーならば今のフォームを活用するか“と自問自答するのが良いでしょう。

 そんな訳で今回は単に自社サイトの問い合わせフォームにおける”問題点”の見つけ方のポイントについて記事にしてみましたが、近いうちに”対策”についても少しご紹介したいと思うのでした・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

どんな個人データでもバックアップは大事だと感じた話。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH 先日のコトですが、予備バックアップ用のハードディスクをチェックしました。

 その時、昨年末頃に個人用も含めた複数のPCや外付けHDDが立て続けに壊れて大変だったコトと同時に、プライベートや一部自社データが残ってないコトに気付いた訳です。

 例えば、次回で150話目を迎える”僕ならこうするね・・・(5TH)”の原本データは修正がある場合を考えてバックアップを残していますが、90~110話のデータは残っていません。

 これは、自社ブログのデータは重要視してなかったからで、クライアント企業様のデータのように複数の予備を保存してなかったため、パソコンが壊れた際に復旧できなかったからです。

 んで、よく考えたらこのシリーズの4コマ漫画データだけでも”1stから4th”が、また、その他にも企画ものとか入れたら1,000本以上のデータが消えてたというコトになります。

 もちろんHDDは物理的に破損したのですから復旧は不可能です。

 まぁ、別に誰も困らない話で、自分自身でも見返さないデータなのですが、二度と復旧できないという状況にはちょっとした切なさを感じます。

 そもそも永遠にデータを残す方法は無く、固執するつものもありませんが、積み重ねてきたものが無くなると、個人データも予備を残しておけば良かったと後悔の念が出るものだなぁ…なんてコトを、HDDがほぼ使われていない個人用のPCを見ながら考えるのでした。

 いやはや。。

(連載59)ステップアップも兼ねてリニューアルを来年する?



 

猿じゃダメらしい。自社サイトをリニューアルするか唐突に悩む?

■WEBビジネスを行う上で、自社サイトをどういう目的でリニューアルするのが良いのか悩んでいるのです。

 最近は新規ご契約を検討中の企業様は、問い合わせより先に当サイトをご覧になっている様でブログテーマには気を使います。

 いやいや、これから契約しようかと言う企業ホームページをチェックするなんて今や当たり前じゃないかと思われる方も多いでしょうが、実は業種毎に見られる”ホームページの使われ方“には傾向があったりします。

 ちなみに、お打ち合わせの前ではなく、ご挨拶にお伺いした後に残された企画や提案の内容とホームページの発信情報を比較されるといったケースも多いのですが、これはWEBビジネスを含めた”企業名“だけを書き換えた”テンプレート提案“が多く出回っているビジネスに共通してみられる特徴かも知れません。

 基本的に弊社は、ホームページからの”ご相談”はお受けしておりますが、新規ご契約につきましてはご紹介の無い場合、お受けするかどうかを現在の作業進捗や保守に関するサービスが低下しないか”検討”の上でご返答させて頂いております。

“お問い合わせフォーム”に、ご紹介企業様名を入力頂く理由。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 その理由は、WEB上で全て完結するAPPのダウンロードやポータルサイト(カテゴリサービス)登録等と違い、ホームページの制作もWEBサイト運営サポートも対面にて行われるサービスだからという点にあります。

 いや、フォームから依頼と資料の入稿が完結して、後に制作された企業ホームページのデータがWEBを介して納品され、代金を振り込んで取引終了ができるサービスを行っているWEB企業様であれば別すも知れません。

 ですが、基本的に”対面“にて行われるビジネスモデルの場合、ホームページを通しての結果は見え難く、成功したという手応えを感じられている企業様は少ないコトでしょう。

 イメージとしては、”通信販売のWEBサイト”と商品の購入やサービスの利用を促すための”来店誘導のWEBサイト”くらい違うと言った感じだと思います。

 そう言えば少し前まで、サイト訪問者の購買意欲を失わないように”3クリック“までに目的のページへ移動できる”ナビゲーション“の優れた企業ホームページが良いと言われていましたが、それと同じでリアルにおけるビジネスでも自社商品の購入やサービスの利用までのステップは少ないに越したコトはありません。

 ちなみに、目的のページがあるのなら最初に開くように制作した方がシンプルに良いと思うのですが…。

 僕は、企業ホームページというものは画一的なものでは無く”目的“や”業種“、”運営予算の有無“等の様々な条件によって、有効活用するための手立ては異なってくるものだと考えています。

 よく”成功するホームページ“を制作しますといったうたい文句を目にしますが、そういったWEB制作企業様はおそらく上記に述べた”依頼企業様”が考えるホームページに期待している効果や収益モデル、ビジネスに役立てるための条件を十分に認識した上でケースバイケースの提案をされているコトでしょう。

 例えば、SEOにおいて”ビジネスに繋がるキーワード+地名“で上位表示させますというキャッチフレーズを見かけますが、何も地名とセットで検索エンジン最適化を行う必要はないですし、曖昧な感じで上位表示と言っても1ページ目の8~10番目になるのだったら、2ページ目の1番の方がサイト誘導できているケースも少なくありません。

 要は、多くのログやWEBを伴う売り上げのデータを見てきた経験から、営業エリアが無ければ”地域名”を補助ワードとした検索に意味が無かったり、検索で上位表示させたコトが失敗の原因となっているケースもあるという話です。

 では、どうしたら良いのか…というのは”ホームページ有効活用”のカテゴリ記事の際に考えるとして、それよりも弊社が属する”WEBサイト運営サポート企業”や”ホームページ制作会社”の運営するホームページでは何をもって”成功”とされているのかの方がちょっと気になります。

 そう言えば、制作を依頼したWEB企業から”ブログを毎日書いて下さい”とアドバイスされたのだけど、そのWEB企業様自身がブログの更新が続かずに投げ出していて心配だというご相談を受けたコトもありますね。

 やはり、依頼主である企業様は何らかの”確信“をもってサイトを運営して”成功したい“と考えられているのでしょうから、WEB企業として提供するサービスは自社においても検証したり、独自の強みとなるノウハウの蓄積をしたり、”選ばれる“ための特色を持ちたいものです。

 では、ここで弊社のリニューアル遍歴についてご覧ください。

HPのリニューアルは“ステップアップ(機能追加)”を目的に行う。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 さて、ここでもう一度考えてみましょう。

 ホントのところ、企業ホームページを通して”運営サポート”や”制作”の依頼はどの程度あるものなのでしょうか?

 それを検証するためのリニューアルだってありと言えばありです。

 まぁ、”猿ダメ”のカテゴリ記事では問題は投げっぱなしになるコトが多いのですが(笑)、来年にでも弊社ホームページをリニューアルするかどうかを検討している今、少しこれらに関するデータを集めてみるのも良いかも知れません。

 そんなこんなで中途半端な感じですが、今回はこの辺にて話をまとめてみるのでした。

 いやはや。。

口コミとホームページからの新規顧客開拓について考えてみる。



WEBは世界中の誰とでも情報のやり取りができるもの!Web-STYLE(ウェブスタイル)

■そもそも”口コミが強い”という話をききますが、企業評価という点から考えると”極当然”として必要な要素なのではないか。

 ”ホームページ”がどうビジネスに絡んでくるコトで”企業収益”に繋がるのか?

 意外にも”ホームページの役割“について当サイトへ検索をしてたどり着かれる方が多いにも関わらず、そもそもホームページを自社のビジネスにどう役立てたいのか”目的“や”仕組み“を決定されていない企業様も少なくないように感じます。

 そう考えると”ホームページ”は既に”有れば良い”という時代から”ビジネスに役立てなければならない”という時代へと変化しているコトは理解しているものの、具体的にどう活用すれば良いのか分からない企業様が多いというコトなのでしょう。

 まずは、次の図をご覧ください。

選択できる競合企業が増えた今、”選ばれる”コトが大切なのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 かつての昔は”村”の中での役割が決まっていたり、江戸時代での眼鏡のレンズ作り等の新しいビジネスは商いを行っているところが限られ、利用者にとって選択の余地が無かったりしたと言います。

 大袈裟な言い回しとなりますが、それが文明が発達するコトで多くの”役割“が”ビジネス“へ変化して、競合と衝突する場面が増えてくるようになると”お客様本位”による企業努力(価格競争やサービス過多等)が激しくなって、”選ばれる“コトが企業の成長や生き残りに大切な要素となってきました。

 更に、インターネットが普及した後には、利用者の知り得る情報量が膨大となり、真面目にビジネスを行うコトで選ばれていたという中小企業様も半ば強引に”競争“の中へ投げ込まれてしまったというのが今の状況です。

 ビジネスが軌道にのらず倒産してしまう企業様が増加しているという資料も偶に目にしますが、それは安易に起業しているからという理由よりも、業種業態によっては競合企業と争うための資本と企業体力が足りないと企業の存続すら難しいという理由の方がしっくりくる気がします。

 しかし、それでも情報が強みとなる環境下でビジネスを行う企業様にとってはインターネットの普及は有り難い話なのです。

 例えば、”隠れ家的なお店を経営したい“という思いから”こだわり”と”上質なサービス”を準備して開業されたものの、隠れたままで経営が成り立たずに閉店してしまったという事例を聞くコトがあります。

 決してこれは笑い話なんかではなく、既に過度な情報競争がアチコチで発生していおり、景気とは関係なく情報社会の中で”起業の容易さ”と会社経営を”続けていくコト”の難しさを対として現しているのでしょう。

そもそもWEBの活用方法の一つが”口コミ”を行うというものなのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 逆に、こんな場面がビジネスに繋がる企業様にとってはWEBを有効活用しやすいのかも知れません。

・初回限定版のBlu-ray等、見つけ難い商品を後から欲しくなった

・競合の少ないビジネスの利用をしたい(特殊機材、専門職の活用)

・娯楽施設や最新機材を設置した施設の洗い出し

・求めるサービスが生活スタイルに関わる中でどの程度あるか

 今も昔も…と言うか、むしろ最近の方がWEBサイトの有効活用のご相談の場面で”うちは口コミが強いから~“という話をお聞きする機会が多いです。

 実に、その数は九割以上の企業様で耳にしていますと言っても過言ではありません。

 おそらく、インターネットが普及してが一般的に利用されるサービスとなる前は”口コミ”による新規顧客の開拓は、わざわざ口に出して言うまでもない”当たり前”の出来事だったのでしょう。

 ですが、最近では”口コミが強いWEBで成功するはず“というロジックが企業様の間で広く成り立っており、その点なんかも”WEBは儲かる”というある意味の誤解を植え付けてしまっている原因なのかも知れません。

 …まぁ、ある意味では正解なのですが、長くなるのでそれはまた別の記事にてご紹介します(笑)。

 しかし、飽和した情報の全てを把握した上で最善のサービスを選択するなんて無理な話です。

 むしろ、潜在顧客である消費者(エンドユーザー)は、口コミからある程度”選択の幅“を絞っているだけに過ぎず、それらの商品やサービスの中から選ばれるというのが、独自性が本来の企業様の”強み“なのではないでしょうか?

 確かに、WEBの環境が整ってからは競合となる企業選択の範囲が広がってしまい、対象となる企業様の中から絞り込まれなければならないところから競争は始まっていると言えます。

 そして、そこを全く意識していない企業戦略は駄目なのでしょう。

 各企業様のホームページから発信される”お客様の声(施工実績)”や検索結果の上位に表示される様々な”口コミサイト”の存在からも、その辺の競争が激しくなっているコトが皆様にもはお分かりになるかと思います。

 そう言えば、公開初日の来館であっても全くネタバレなしに映画を観るコトが難しくなっている気が…多分、興味がある情報は意識して調べていなくても受動的に入ってきてしまうんだと思います。

 もしかしたら”口コミが強い“というのは企業様の強み出来なく、これから企業成長て経営を続けて行くために今や”最低限必要な要素“だと意識する程度の方が良いのかも知れませんね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

やるべきコトが分からない場合のWEB運営について考えてみる。



WEBサイトの運営ポイント、分からなければ聞くしかない!Web-STYLE(ウェブスタイル)

■誰でも最初は初心者ですが、初心者だけで試行錯誤していても成功までには時間が掛かってしまうものなのです。

 当ブログの更新も間もなく650記事目を迎えますが、タイトルテーマをアクセスの多い順に並べて見ると案外と偏りや人気の集中しているページがあるようです。

 例えば、こんな些細な情報でも当サイトにおけるキーワード強みや巷ではどの様な情報を求めて検索しているのかが分かり、ホームページの改善のポイントが見えてきたりします。

 こんな風にWEBサイトの運営は、”目的“を明確にして“専門知識“を身に付けながら”経験“を積み重ねて行けば、何をしたら良いか分からない状況に陥るコトは滅多にありません。

 特に、WEBサイトの運営は”経験”が無いと増大していく”リスクヘッジ”は不可能とまで考えられます。

 逆に言えば、ホームページを改善するための”目的”と依頼主となる企業様そのものの情報を共通認識しなければ、サービスを提供するWEB企業側も提案が難しく、単に”SEO“と”デザイン“を最新に対応させただけの制作になってしまうコトでしょう。

 それでも初めて自社サイトを制作す場合であれば良いのですが、”運営”と”リニューアル”といった場合には、より企業貢献の出来るWEBサイトへ”成長”と”ステップアップ”という期待があるべきだと思います。

 先に述べた弊社における閲覧回数上位になっている記事タイトルですが、最近は下記のものが目立っているようです。

ホームページからの利益の期待とギャップについて考えてみる。

 上記は2014年4月15日に公開した記事なのですが、今やホームページは”ただ有れば良い“というものではなく、広告媒体の一つとして”企業の収益に繋げる役割“を期待されているコトがこの点からもよく分かります。

 僕的には文量は丁度良いものの、タイトルに”の”が続くため”利益期待”とすべきだったと修正したくてウズウズしますが(笑)。

何して良いか分からない状況で、何日かけても結果は出ない!Web-STYLE(ウェブスタイル)

 それはさておき企業ホームページを運営する側の担当様もWEBに関する興味関心は”利益“や”収益“、”儲かる“といった直接的な企業利益に繋がるものが多くなっているようです。

 しかし、具体的な手立てを独自の努力で見つけようとするとWEBの”専門用語”や”仕組み”という壁が経ちはばかり、やはり専門家による有効活用が出来るようになるまでの手引きが無いと難しいのが現状みたいです。

 WEBは”専門家”が情報を収集しながら学び続けていたとしても、その発展について行くには多くの努力が必要です。

 そのため古い情報のままでサービスの提供を続けているWEB企業様があるのも事実で、サービスを受ける企業様側もそのサービスにどの程度の効果があるのか判断できないままに契約してしまったというご相談も年々増えてきています。

 そういった意味では、WEBサイトの制作や運営サポートを検討している企業様の社内に”WEBに詳しい方がいる“というのも有り難い話なのかも知れません。

 実のところ、今回のテーマである”何をして良いか分からない”WEBサイトの運営についてまとめていますが、この記事とセットで”何をしたら良いか分かっている”のに出来ていないWEBサイト運営についてもまとめているところなのですが、どちらかと言うと今回のテーマの方が難しいというのが本音です。

 では、具体的にWEBサイトを有効活用するために何から手を付けて良いか分からない場合はどうしたら良いのでしょう?

 簡単に、極論を述べれば”どうしようも無い“というのが正解です。

 もちろん、”社内だけで解決しようと思うならば”という前提の上に、”早期に結果を出したい”というのであればという話で、時間を掛けてしっかりと少しずつ経験を積んでいくのであれば、必ず成功へ向かって行けるでしょう。

 自社だけでWEBサイトを運営していくにしても、社内の誰もが何から手を付けて良いのか手をこまねいている状況では、取り敢えず”後回し“にしておくコトになってしまい、結局は”分かる人に聞く“しかありません。

 しかし、ビジネスとなると単に”知人”に聞くというのも限界があります。

 では、話を先に進める前に次の図をご覧ください。

WEBサイトの運営を始めたばかりで専門知識がない場合、何をしたら良いのか。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 これはホンの一例ですが、ITセミナーにも参加料金が数万円から数十万円といった高額なものと数千円から無料といった安価なものがあるのですが、前者のセミナーに初心者の方が参加するケースは少なく、後者のセミナーでは参加された方が”寝てしまう”コトもあると聞くのですが、そんな経験をされた方はいらっしゃいますでしょうか?

 主催者側でいくら分かりやすく説明したとしても専門用語や仕組みを知らないままではそうなるのも仕方ありません。

 ただ、どれが正解という話でもなく、WEBに関しては自社に合ったサービスを選び、自社管理と運営できるようになるための知識が身に付いていくよう”成長“しなければ、いつまで経っても自社ホームページはポテンシャルを残し、力を出せないままの状況が続いていくコトになってしまうはずです。

 今の時代、先で述べた通り自社ホームページを作っておいて何の結果も期待していないという企業様は皆無で、出来るだけ企業収益に結びつけたり、新たな販路を開拓したいという思いが本音で、自社サイトを遊ばせておくつもりはないでしょう。

 しかし、このWEBサイト運営を企業様のバックアップ無しに担当者様だけにノルマが課せられるのも無茶な話なのです。

 あくまでも”WEB”は広告手段の一つであり、投資をするコトで結果を出していくシステムなのですから、運営方針を統括する担当様はいらっしゃったとしても企業様全体で有効活用出来るように、その価値を見出していってもらいたいものです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

(連載58)直帰率が高い当サイトの滞在時間の検証をする?



猿じゃダメらしい。ブログ記事を短くする理由をもっともらしくする?

 

■こんなタイトルですが、中身のブログ記事の文章は至って真面目なのでお付き合いをお願いいたします(笑)。

 さて、ありがたいコトにホームページの制作とディレクションの依頼が立て続けに入ってきて、自社サイトを使った検証作業やスマホサイトのリニューアルは一旦ストップしてそちらを優先させるコトにしました。

 まぁ、お客様優先と言うのは当然なコトですが、今回はその間にも出来るコトは無いかと考えた訳です。

 自社サイトにおけるブログ更新方法については忙しくても意識すれば出来るコトですし、その手立てによって現在の状況が把握できれば、その課題を軌道修正したいと思います。

 …とは言え、ブログの更新については既に意識して挿絵を入れるようになり1ヶ月程度が経っています。

 ただ、検証した結果をご報告できる程にデータは溜まっておらず、従来通りこのまま3ヶ月以上のアクセスログのデータを収集した上で比較をするつもりです。

 そんな感じで言い訳しつつ、本題へと入っていくコトにします(笑)。

WEBサイトの目的によりアクセスログの読み取りは難しい?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 まず、基本的にブログかどうかに関わらず”情報発信“をしているWEBサイトとLP(ランディングページ)とネット広告を活用して”通信販売“を行っているWEBサイトには下記のような特徴があります。

・一人当たりの平均閲覧ページ数が少ない

・平均セッション時間が短い

・直帰率が高い

 詳しく述べれば他にもありますし簡単のポイントですが、いわゆる上記の3点が共通しているというのが普通です。

 もちろん、上記における”閲覧ページ数“と”直帰率(1ページたけの閲覧後の離脱)”が高いのは、推定の範囲内というか意図的なビジネス戦略の場合も多いので特に問題はありません。(ケースバイケースで大切な場面は除きます。)

 むしろ、WEBサイト運営管理の立場から知りたいにも関わらず分からないのは”平均セッション時間”です。

 Googleアナリティクスをご利用の方は既にご存知の方も多いと思いますが、閲覧時間はサイト内での移動をして初めて1ページの”滞在時間がカウント“されます。

 分かりやすく言えば、ログの表を見ていて”直帰率100%“の横は、当然ながら”ページセッション1.00“と続き、そして”平均セッション時間00:00:00“とセットで表示されているはずです。

 実のところ、WEBサイトにおけるアクセス数が数千を超えてくると”検索ワード”なんて、皆さんが考えている程に重要ではなく、如何に正確な数値(隠れた数値)を推測するか経験により”全体から予測する力”の方が大切だったりします。

 誰しも疑問に思われるでしょうが、2ページ閲覧して1秒なんてコトは有り得ません。

 いくら表示速度が速くとも、表示した後にページを閉じなければならないのですから難しいでしょう。

 更に言えば、誰しもが容易に想像できるコトなのでしょうが、最後にたどり着いたページが”目的のページ“、”興味関心の高いページ“であり、そのページの滞在時間が長くなるのが当然です。

 いやいや、通販目的のページだからというご意見もあると思いますが、自社開発のシステムによる買い物かごを利用されている企業ホームページの割合は減少していて、購入するボタンをクリックした時点で外部eコマースのサービスへサイト移動するケースが多く、WEBサイトから”離脱“するという点では同じです。

本当に大切なログ情報は全体から導き出す経験がないと難しいものなのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ですから、仮に平均閲覧ページ数が”4.28ページ“のWEBサイトと”1.41ページ“のWEBサイトにおいて平均セッション時間が”5.00秒“伸びたというのでは、全く意味合いが違ってくるというのもお分かりいただけるでしょう。

 このカテゴリではどう違うかまでは述べませんが、いずれ”ホームページ有効活用”カテゴリの記事にまとめるコトにして話を今は話を進めていくコトにします。

 現在、弊社サイトにおいて僕が検証したいポイントは”閲覧時間”がどうSEOに関わっているかです。

 そのために、更新の度に長くなり過ぎる1回のブログ記事の文章を(出来るだけ”“を落とさずに精査して)半分の量にまで減らしたいと考えているのですが…。

 実のところ、記事を一つ書くの準備に毎回2時間程度かかっていますし、この辺を軽減できるのであれば一石二鳥という下心も有ったり無かったり、まぁ、本音で言えば今の記事は半分の情報量でも十分に検証できる状況にまで弊社ホームページは育っているとは感じています。

 後、2ヶ月くらい過ぎたら当サイトの滞在時間や閲覧ページ数がどう変化したか記事にまとめたいとは思っているのですが、この手の情報に需要があるかどうかは別の話ですね。

 ホントは、1ヶ月経った今でもアクセスログの数値に変化が出ていて言いたいコトはあるのですが、説明がくどくなりそうですし公開してもまだ分かりづらいので”お口チャック“な状態の僕なのでした。

 いやはや。。

検索から儲かるポータルサイトの探し方を考えてみる。



ポータルサイトを活用したビジネスこそSEOを意識する。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■ポータルサイト成功の条件である”検索で上位表示される”と”儲かる”は別でそれぞれに手立てが必要なのです。

 企業様で運営されるWEBサイトを自社の利益に繋がるキーワードで、Google検索をして上位表示させるためにどうしたら良いのか、いろんなSEOの手立てが企業様や個人様のアチコチからネットを通じて日々発信されています。

 それらの情報の真偽については一部の引用だったり根拠がなかったりと不明なものも多く、自社において”検証をする企業“と”鵜呑みにして導入する企業“、SEOの手立てについて有効な情報を入手しても”興味関心を持たない企業“(もしくは、WEBをビジネスに活用するのに消極的な企業)と様々です。

 僕自身もSEOについてまとめて記事にするならば、業務の中で見つけた気になる点やパンダアップデート等のアルゴリズムのカスタマイズポイント、今話題となっている”新しいアルゴリズム”等、調べないといけない点は後を絶ちません。

 上記に述べたアルゴリズムについては、仮称で”ピジョンアップデート“と名付けられたと某大手のSEO情報サイトで紹介されていましたが、詳細を調べようと検索しても流石にまだ情報を引用された記事の方が多く、仕様の大枠しか見えてこない感じです。

 …って、個人的には”ハミングバードアルゴリズム”が好きだったりしますが(笑)。

 ただ、検索順位を判断するための各アルゴリズムプログラムは何も”順番の入れ替え”を判別しているだけでは無く、検索しているキーワードによってはホームページの運営目的や仕様によって仕分けもしていて、常に利用者に最適な情報を提供していけるよう改善されていると考えられているようです。

 そもそも企業様において無差別にSEOしていく必要は何処まであると言うのでしょうか?

検索エンジン最適化は企業ホームページに何処まで必要なのか。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 上記の図を見て”よつば”風に言えば、”SEO意味ねぇ~な(笑)”って、感じもしますが別にそんなコトはありません。

 意図的にSEOを行っているいないに関わらず検索エンジン側によってキーワードに最適なWEBサイトの順位は決定されているのですから、場合によっては検索結果の上位に表示されても対応しきれない企業様のWEBサイトが、検索結果の一番上になっている可能性も十分に考えられます。

 検索上位にしたいという経営者様のお気持ちは察しますが、何千ものアクセスログを見ていると”適材適所“というか企業様の規模や地域密着した評価以上にアクセス数や検索順位の結果が出るというコトは稀です。

 企業ホームページの検索順位の結果の方を意識するのではなく、企業様自身の”ブランディング“の方を意識して未来像を見据え、そのためにWEBをどう活用するのかを考えた方がおそらく収益を伸ばすという結果に繋がるでしょう。

 もちろん、今回ご紹介した”ピジョンアップデート”についてはここで単に検索してもらうためにどこぞから引用した文章を掲載するなんてつもりは有りません。

 しかし、調べていて僕自身が気付くコトがあった際にはブログの記事にまとめるつもりですから、ここは話を本題に戻して先に進めていくコトにしましょう。

 ちなみに、この件で僕が改めて感じたコトは”WEBも例外ではなく歴史は繰り返す”という点です。

 車や服、ホームページもそうですが、その時代に合わせたデザインの主流は存在します。

 それと同じように、ホームページを有効活用するための”運営方法“や”SEO“にも、WEBを取り巻く”環境“、競合企業の増加によるサービスの”発展“や”飽和“により、ホームページの質の優劣を判断する指標の優先順位が決まるようです。

 更に、WEBビジネスが”例外”ではない理由として上記で述べた指標にも”流行り廃り”がある上に、これらの手立てはある期間を経て”繰り返し”ながら重要視されたり軽視されたりする傾向まで見受けられます。

 もちろん、SEOの手立ての全てが繰り返される訳ではありません。

 Googleがより良い検索サービスを提供できるように、訪問者の導線や発信情報の内容やテーマの視差から”WEBサイトの質“を検証すして、必要な指標の”重み”を変えてみたり、”除外”したりを繰り返しながら改善しているのでしょう。

 例えば、一時は”被リンク数“が重要視されるあまり、同業のWEBサイトとグループを作ってリンクを貼りあったり、被リンクを増やすための登録作業に力を入れてばかりが、SEOの手立てで逸脱して目立っていました。

 まぁ、今ではGoogle社からのアナウンスで”被リンク数”は直接的にはSEOと関係が無いというコトなのですが、”間接的“に考えれば全く結果に影響しない手立てでも無いはずです。

 そんな中、検索結果における僕の気になる点に”ポータルサイト“の上位表示、特に”ローカルディレクトリ型“と言われるWEBサイトの存在があります。

 まずは、次の図をご覧ください。

ニッチを狙うかアイデアを持ってポータルサイトを制作するのか。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 では、今から適当な単語で検索してみます。

 ”歯科医院”、”パン屋”、”巨大迷路”、”パソコン”、”予備校”、”フレンチ”、”映画”、”袴(はかま)”、”家具”、”漫画喫茶”…って、10項目も挙げたのでこれくらいで良いでしょうか。

 ちなみに、ここから述べるコトは個人的な意見で”2014年7月末現在“に上記のキーワードで検索してみて考えたコトとなり、それ以上でも以下でもありませんので、その辺をご了承の上でここから先をご覧頂くようお願い致します。

 検索結果においては、なるほどSEOの特徴として言われている通り”袴”と”家具”以外の全ての検索結果で、ランキングや全国一覧といったテーマでの”ローカルディレクトリ型ポータルサイト”が上位表示されているようです。

 では、まとめの文章を書く前に簡単ですが気づいた点を挙げてみましょう。

—–

・飲食業及び通信販売に関する検索においては”食べログ”や”価格.com”が上位表示される。

・”家具”等、漠然とした項目では上位結果にポータルサイトは無いが、テーブル等に絞り込むと出てくる。

・一部では大手企業がひしめき合っているため、広告を出しても上位に出て来ないキーワードがある。

・大手ポータルサイトが関係しないキーワードでも一般企業やWEB企業による企画ポータルサイトが多数存在する。

・それでもまだポータルサイトの参入が無く、ビジネスに有効だと思われるキーワードも多く存在する。

—–

 上記のポイントを抑えれば、制作しても既存のポータルサイトに勝てそうにないキーワード、広告や運営予算が大きく必要になるキーワード、まだポータルサイトに手が付けられていないキーワードが見えてくるはずです。

 僕自身も”儲かるポータルサイトを作りたい“と言うご相談をお受けする機会が多いのですが、まず上記の図のように企画や制作の段階で”収益“が見込めるかどうか、その可能性を判断をしてからご意見させて頂いています。

 どうですか、参考になりましたでしょうか?

 今回はポータルサイトを制作する上で狙い目となる”テーマ“の見つけ方について、”さわり”を簡単に述べさせて頂きました。

 出来れば近いうちにポータルサイトの制作や運営のポイントについてもまとめて記事にしたいものですが、まぁ、いつになるコトやら・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。