ホームページからの利益の期待とギャップについて考えてみる。



やはり手間暇かけたWEBサイトの方が運営に真剣になれるわけで。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■良いホームページは基礎をしっかりと作りじっくりと育てる…が、企業様には結果までの”時間”も大切なのです。

 会社や人の成長と同じように、多くのホームページもまた時間を掛けて利益をだして有効活用していけるように成長させていくものなのですが、基本的には一定で成長していくものでは無いため、企業様の期待値が大きいほどそのギャップも大きくサイト運営のモチベーションを維持していくコトは大変です。

 まずは、参考までに下記の図をご覧ください。

ホームページの成長期待値とそのギャップ。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 もちろん、効果が感じられるようになるまでの運営年数を縮めるコトが出来る高品質なWEBサイトや広告宣伝費等の十分な運営予算をお持ちの企業ホームページの場合もあります。

 ですが、正直なところ人によってその印象はまちまちです。

 一応、上記の図においては具体的な例を出す訳にはいかないため、単にイメージして頂くための参考資料ですが、皆さんの自社ホームページに対する期待値はいかがなものでしょう。

 しかしながら、未だにホームページを作ったら”即利益が出る“、こんなページを作ったら”問い合わせが急激に増える“、他にも内部・外部ブログの導入やSNSの活用するだけでアクセス数が伸びる等…特にブログやSNSについては別の記事にまとめたいと思いますが、”運営“という概念のすっぽりと抜けた過大な期待の話はまだまだ耳にします。

 確かに、ホームページ制作やコンテンツの追加はエンドユーザーとの繋がる機会が増えるのですから、問い合わせや企業様に返ってくる利益が増えるという点に間違いはありません。

 ただ、その結果や効果が最初から経営者様の期待値以上というケースは少ないですし、例え期待していた効果があったとしても何も手を加えずにそれが未来永劫続いていくなんてコトは無いでしょう。

さてさて(笑)。

 よく”ホームページの運営や管理に向いている性格”はどんなかという質問を受けるのですが、その一つに”モチベーションを維持できる人”というものがあります。

  案外、出来るだけ”手を掛けず”に”大きな結果”が”直ぐ”に出るコトを期待している方は多いものです。

 知り合いの方から、競合の企業様から…今は色んな方面から”成功事例“の情報が入ってきます。

 それは、その成功例の数十倍存在している”運営の手間“や”失敗例“よりも受け入れやすく、スムーズに頭に入って来るもので、アドバイスを素直に”真似“すれば簡単に”自身も成功する“というイメージを持ってしまうのも仕方がないのかも知れません。

 しかし、別の記事でも書いています通り、真似たところで同じ水準で成功するというコトは皆無です。

 それは、肝心な要の部分を伏せていたり、また手立てを全て話してもらっていたとしても、二番手は最初の企業様よりも多くの投資が必要で、最初の企業様よりも少ない収益しか出せない場合が殆どだからです。

 もちろん、何もしないよりも企業ホームページを育てるという意味では良いのですが、やはり”独自“でWEBサイトの品質を高めていく努力はしなければならないでしょう。

 これは、ブログやSNSを有効活用するために運営していくコトついても言えるのですが、それは次回に記事に続けるとして、”継続は力なり”、”塵も積もれば山となる”、”Rome was not built in a day.”…企業様でホームページを運営するとは恐らくそういうコトなのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。