ブログを更新できないと更新しないコトについて思う。前編



仕事でのブログ更新に好き嫌いは関係ないと言いつつも好きな方が良い訳で。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■何も考えずにブログを更新するコトについて書き始めたら思いの外、長くなってしまった…ってコトで“前編”。

 弊社の自社サイトにおけるブログ更新も2012年5月末のリニューアル公開より本格的に始動して、2014年4月である来月でそろそろ2年になろうかとしています。

 今では一日の仕事の流れの中で更新準備を行うコトも習慣化していて、内容の濃さは別として簡単な戯言でも“書かない”と逆にモヤモヤする感じです。

 そんな中、去年の末から今年にかけて祝日と週末(土曜日)の更新をお休みとしたのですが、慣れるまでは変な感じが続いたのは記憶に新しいところで、未だに土曜日に暇だと意味もなくブログ記事の更新をしたくなったりします。

 もちろん、土曜日にブログ更新をしなくなったと言っても通常の業務がある訳で楽になったりするコトも無く、仕事自体はおかげさまで忙しくさせてもらっているのですが(笑)。

 しかしながら、この“ブログの更新”につきましては“どうやったら続けられるのか?”というご質問が多いのも事実で、実際のところ、何のサポートも無しに事務的に仕事でブログ更新を続けられる方は一割程度といったところでしょうか。

 “仕事だから”、“パソコンが好きだから”…その理由は様々ですが、やはり長続きする方は積極的に取り組まれる方の方が多く、“させられている”や“してもしなくても良い”といった環境の方でブログ更新を続けていくには、余程に意志の強さが必要となってくるようです。

 まぁ、僕の場合は“仕事に役立つ検証が出来るから”という業務で行っている理由がきっかけですが、“一度決めたらやり遂げないと気が済まない”頑固さも相まって続けられているのかも知れません。

 ただ、問題の中は“書かないといけない”という固定概念が出来上がっていくコトにもあります。

 別に毎日続けてブログを書いているから仕事が極端に増えるかというとそうではありません。

 もちろん弊社の場合でも、自社サイトのアクセス数が増えてリピータの方が増えていくコトにより、間接的に仕事の依頼や相談の量は増えているのですが、正直に言って業務内容そっちのけで行う程の効果は無いです。

 もし“ある”と言われるのであれば、それはその企業様自体が既に“地域に根差せている”もしくは“ブランディングできている”のに、そのポテンシャルを引き出す程に企業ホームページを活用できていなかったからでは無いでしょうか?

 実のところ、検索サマリが綺麗なロングテールの形になっていて、そのテール部分がいくら増えて行こうとも受注契約に結び付く割合は“口コミ”の1/10にも満たないでしょう。

 …いや、業種によっては1/100も無いだろうなぁ(汗)。

 では、何でブログを更新するのか。

 それは企業サイトの評価と品質を高めるための相乗効果目的であり、リアルでの営業活動との連携による企業利益の向上を目指してのコトです。

 この点が見えてないと文章を考えるのが面倒になったり、後回しにして結局は更新が続かなくなります。

 ですから僕が言うのもなんですが、セミナーやコンサルティングを行われているWEB企業様であればまだ更新頻度は高いでしょうが、お客様の企業ホームページにブログ設置を提案する側であるWEB制作会社やWEBサイト運営サポート会社自身でさえ、目的なしに毎日更新しているというのを見かけたコトはありません。

 弊社ですら自社サイトを使った“作業の検証”と“ノウハウの蓄積”という目的があってのブログ更新です。

 …などと、ここまで書いていながら何ですが、企業サイトにおけるブログ更新は意識と経営判断の問題であり、何を書いてよいか分からない点や効率よく運営したい点を除いては、人に言われてどうこうなるものではなく、また出来たとしても一時的で長くは続かないでしょう。

 話を戻して“どうすればブログの更新が続くか”という問題解決についてですが、それがそのままスバリの解答だというしか無いのが現状だったりします。

 つまり、“ブログが書けない理由=ブログを書くために解決すべき問題”という訳です。

 忙しくて書けないのであれば時間を作るしかないですし、更新方法が分からなければ手順を学ぶしかないですし、何を書いて良いのか分からないというのであれば書くべきテーマを絞り慣れていくしかないと思います。

 問題と対策は表裏一体なのですから、書くためにどうしたら良いかという改善点も見えているはず。

 もしそうでないと言うのであればそれは“書かないための理由”であり、言い訳なのですから外部からどんなアプローチしても続かなケースが殆どとなるでしょう。

 まぁ、時間をかけて良いのであれば“楽しさ”や“手応え”を感じて頂き、サービスを提供するWEB企業側が“育客”を行うという方法もあるのですが、これはまた別の話で、改めて記事にまとめるコトにします。

 さてここで話を中断して、実のところ最後までこの記事を書き終えてみたら今回もまた長くなってしまいましたので、いつもの如く半分となるここで後編へと続けるコトにします・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。