最近見かける国内外でのITニュースについて考えさせられる。



まず、ITニュースにアンテナを張るところから始める。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■そもそも、有効活用どころか数多くあるITニュースの中から企業に関係する情報を見つけるコトすら難しい。

 最近のITニュースを見ていると国内外を問わずWEBについての認識というか常識だと思っていたコトを改めなければならないような、ホントかどうか考えてしまうようなものを多く目にするようになりました。

 例えば、ロシアのITニュースで記憶に新しいものに“輸入したアイロンに無線LAN経由でスパム攻撃をするチップが見つかった”というものがありますが、ありえない話ではありません。

 まぁ、この件に限っての真偽のほどは追って出される記事を待たれますが、“遠隔操作”や“ハッキング”、“クラッキング”という行為がメールなどWEBを通して行われるという先入観は捨てなければならない時代になったと言えそうです。

 パソコンやスマートフォン内の個人情報を常時ネットに繋がっているコトを利用して、ソフトやアプリで抜き取っていたというITニュースはよく見ますが、最近では出荷されたパソコンやスマートフォンの本体からチップという形で抜き取っていたという同様のニュースも目にします。

 もちろん、これらのITニュースが海外のものであったとしても、記事を目にされた経験があるのであれば、これが一部の地域だけに限られているはずがないと考えられるのは一般的な判断だと言えるでしょう。

 また、米国国家安全保障局がYahooやGoogleのリアルタイム通信を監視していたというニュースも記憶に新しいと思います。

 しかし、諸外国に同様の機関は数多く存在していますし、今後は国家の名のもとに行うというアナウンスがあるかも知れませんが、問題はこれが個人や一企業においても可能かも知れないという点です。

 偽装問題がニュースになったように企業情報を取り扱っている企業がどの程度のビジネスモラルの中でサービスを提供しているのか問われる時代がそばまで来ているのかも知れません。

 基本的にはネット端末やクラウドサービスにアップした情報、ネットサービスを利用したデータは、突然思いもよらない形で消失したり、漏えいしたりするものとして、精査したり選択したりしなければならないものなのでしょう。

 今はまだ、WEBは法の整備だけでなく、サービスを提供する側も利用する側も試行錯誤している状況と言えます。

 そう言えば、10月末に“Gmailの障害が発生”というニュースがありましたが、企業のメールが全てGmailに統一されていて、この様なニュースを知らずにこのタイミングで重要なやり取りをしていたとしたら・・・考えるだけで怖いです。

 世界規模で国際基準が整うのには時間がかかるのでしょうが、今や個人情報を自身で守るのと同じくらい、企業の利益の機会、リスクの回避のためにも自身で情報を得て判断するコトが大切なんだと思います。

 もしかしたら、“情強”や“情弱”という単語も一般的なビジネス用語になりつつあるのでしょうか。

 他にも気になるITに関するニュースは数多くあるのですが、上記の内容と同様に具体的なものは当ブログにおいては述べませんのでこれを機会に何かしらITニュースにアンテナを張っていただけたら良いですね。

 ただ、僕自身が毎日時間をかけても限がないくらいなので、いきなり全てをチェックと意気込むのは難しいかも知れません。

 ホームページを運営する企業様に限って有益なITニュースを優先して見るポイントを考えるならば、“新しいサービス”についてのものと“企業の不利益になりそうな障害”等に関するものがこれに当たります。

 各企業様における業種業態は様々ですが、ビジネスの基本に返るのであれば“利益(不利益)”の情報を社内外を問わずどう得るのかが大切だという訳です。

 そういった意味では、WEB運営サポートをビジネスにする企業の責任は益々大きなものとなっていきそうですし、ITコンサルタントとも棲み分けがされ認知される機会は増えてくるでしょう。

 先見の目があるというのは、逆に言えば正しくとも“理解を得られない”かも知れないというコトにもなります。

 今までもリスクヘッジとして提案をしても相手にされる問題が起こってから、企業様側から同じものを逆提案されたり、何で言ってくれなかったのかと企業間トラブルになったという事例は数多くあるものです。

 大手総研会社や広告代理店であれば所見でも信用してもらえるものが、新規で繋がりを持つWEB企業の提案では必ずしも受け入れられるとは限らないというコトなのでしょう。

 弊社の場合、この問題を“ご紹介”により新規企業様とのご契約するというコトで、ある程度はクリアしていますが、やはりパートナー企業として信頼関係を築いていかなければならないという点は、WEBビジネスにおいても同じなんだと言えそうです。

 どちらにしても“情報を制するものがビジネスを制する”とは益々言われていく時代に向かっていくのだと思うのですが、皆さんはいかがお考えでしょうか・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

2013年11月16日の戯言(土曜の定期更新は最終回になったはず。)



“ん”と疑問符

 あらあら、前回の“週末の戯言”のカテゴリ記事において、土曜日の定期更新は最終回で今後は不定期に何かあれば記事を書くと述べていたはずですが・・・書いちゃいました(笑)。

 まぁ、確かに“を”ではじまる諺は無いと言いましたが、“ん”だし、蛇足というコトで、今回はひとつ。

 さてさて、インターネットやそれに類するサービスが私たちの生活に根差して、パソコンを持っていなくとも携帯を使いなくてはならないものとなっています。

 その反面、真偽はともかく情報は飽和していて、その中から正しい且つ有益な情報を見抜く力の有り無しは一つの才能だと言えるのではないでしょうか。

 自分の目と耳で情報を収集して、得たものから考えて判断するという行動は、ビジネスにおいても目的を達成し“成功”するために大切な要素となります。

 たまたま知りえた情報、与えられた情報だけでの判断は考えを狭め、新しいものを作り出すコトを非常に難しくしてしまうとも言えるでしょう。

 今後とも気付いたコトや弊社で起きた事例を中心にブログは続けて参りますが、僕が経験した数少ない事例においても一般的に言われているコトや今までは正しかったコトと異なる出来事が数多く発生しています。

 日本だけでも億という数を軽く超えるホームページの中から、弊社のWEBサイトへたどり着かれたご縁がありますし、たまに行う問題定義が皆さんのWEBを活用する考え方に少しでもお役に立てれば幸いです。

 それでは、今後とも当サイトをよろしくお願いいたします。

 ちなみに、今後も土曜日の更新はするかも知れませんが、ブログの更新によるアクセス数の増加を検証するデータは十分に取れましたし、週末は通常業務の方に力を置きたいので簡単なものを考えたいと思います。

 いやはや。。

ゲームのDLCや追加有料コンテンツはホントに駄目かな?


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 携帯ゲームで課金というシステムが広く認知されたためか、据え置き型のゲーム機においても この課金によるコンテンツの販売が行われていて、利用者にとっての良し悪しが話題になっているようです。

 まぁ、僕の場合はゲーム機は購入するのですが、BDレコーダー録画中の代行再生機程度にしか使っていなくて、確かにゲームはほとんどしていません・・・というか、最近のゲームはアクション的な操作を要するジャンルばかりに偏ったり、AVGだったとしてもテーマが偏っていたりで好みじゃ無いというのが正直なところ。

 あっ、それから時間がもったいないというという理由も大きいかな。

 そんな中、ジョジョの奇妙な冒険は連載当初からのファンで子どもの頃から見ていますし、キャラげーは失敗作が多いと聞きつつも、無条件で購入をして時間を見つけて少しずつプレイしている訳ですが、ここで初めて課金によるキャラクター追加を経験しています。

 別に、僕は納得の上で購入していますが、なるほど実体験として課金システムの問題点はありそうです。

 どこそこの企業様を名指しに問題点が浮上しているというよりも、課金によるサービスを提供する企業側のスタンスを消費者はちゃんと感じ取っているように思われ、このビジネスモデルも行くところまで行けば精査されるか廃れていくものなのでしょう。

 さて、この課金というシステムですが、無料アプリ等が上位版への機能制限解除するためのものより、高額で販売されているゲームソフトの方で問題とされているようです。

 ただし、この問題点も二通りの見方が出来て、追加されるキャラクターやシナリオコンテンツそのものの仕上がりより、この課金により追加される“+α”の部分が完成させるためのものか、その後の付加価値なのかで消費者及び購入者の印象は随分と変わるように感じます。

 つまり、消費者にとって未完成を売りつけられたという印象なのか、更に楽しめる機会を得られたと思うのかです。

 そもそも、追加のコンテンツを課金により購入して頂くというシステムは必ずしも悪ではありません。

 言い方を変えるのであれば、今や一つのビジネスモデルとなっていると言えるかもしれないのですが、ガイドラインがはっきりしていないため提供している企業様により内容は様々です。

 ただ、消費者に納得してもらえないものであるなら、そのビジネスモデルに先は無いのではないでしょうか。

 もちろん、設定した販売価格と見込み販売数では開発費や宣伝広告費を回収できないとか、中古ソフトの利用者の増加とか、開発関係者の増加による人件費のアップにも定価は抑えているとか企業側の言い分はあるでしょう。

 しかし、企業側の言い訳は消費者には関係なく、説明では無く“誤魔化し”や問題点をすり替えた“その場しのぎ”には決して納得をしてもらえないものです。

 有耶無耶にしていても企業側の一方的な押し付けであれば、それも伝わるもので消費者に“舐めている”と一度思われてしまえば、目についた企業、そしていずれは業界全体の寿命を縮めていくコトになりかねないのですが・・・。

 どちらにしても、業界の発展への貢献・・・とまではいきませんが、ちょっとした企業様への応援の意味を兼ねて、僕は納得の上でDLCの“バオー”を購入したのでした(笑)。

 しかし、体力15000は時間のかけられ無い僕としては勘弁して欲しかった。

 いやはや。。

サイトの納品や繰り返す修正と手離れについて考えてみる。



企業様のWEB活用の目的はもちろん収益モデルも理解しないと駄目なのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■企業ホームページとは企画から制作までと多くの人の手を渡ってはじめて公開されていくものなのです。

 ホームページの制作やリニューアルを行う際にクライアント企業様のビジネスモデルはもちろんのコト、収益モデルを理解しているかどうかという点は、高品質のホームページを提供するコトはもちろん、企画や提案から納品や運営サポートまでをスムーズに繋げていくために重要なポイントだと言えます。

 極端な話をすれば、お客様がある程度の資料を用意して“後は任せた”と丸投げされたとしても、今までのお付き合いがあり、これらを理解していれば用途に応じたWEBサイトを制作するコトが可能です。

 逆に言えば、はじめての企業間においては共通認識が十分ではなく、何かしらのアクシデントは起こりえるものだと予測してリスクヘッジを考えておかなければ予定通りの進捗での納品は難しいでしょう。

 特に、納品日が“公開する”と“検索できる”という認識の違いであった場合はトラブルに繋がるコトも多いようです。

 この“共通認識”という問題点はクライアント企業様側からも望まれているコトで、それは打ち合わせ担当がころころと代わるWEB企業は敬遠されがちだという点からも確認でき、その都度“企業内容を説明しなければならない事態”には辟易していて担当変更を機会に契約先を変更したいというご相談等はよくある話だったりします。

 企業様は利益幅を広げていくという意味からもビジネスの効率化を追求し、何にお金を掛けているのかを明確にするのはもちろん、二度手間、三度手間を排除していきたいというのは当然の話なのでしょう。

 それだけ“新規”のご契約と既に運営サポートのご契約のある企業間とでは、高品質のホームページを制作するという点から考えれば、スタート次点から差が出来ていると言えそうです。

 まぁ、新規であれ、既に保守契約があったにせよ、ホームページを制作する際にはWEB企業はサービスを提供するクライアントとなる企業様の業務内容を、企業様はWEBのルールや仕組みについてをポイントに“共通認識”を深めていかなければなりません。

 WEB企業としてクライアント企業様の業務内容や収益モデルを理解するコトはサービスを提供する以上“義務”であり、WEBの仕組みやサイトの仕様を理解して頂く“育客”は効率を上げていくために必要なコトなのでしょう。

 ・・・っと、なかなか話が本題に入っていけないので、ここからはWEB企業の立場から話を進めていくコトにします。

 まず、WEB企業にとって“手離れ”という言葉は存在しません。あえて言うのであれば“納品”がこれに当たります。

 よくWEB企業において手離れが出来ていないという話は、企業の組織的な問題を含んでいる場合が多く、営業なのに制作に引き渡せない、制作なのに丸投げや引継ぎ、相次ぐ修正や資料不足が原因で納品できないという社内で個々の役割分担が十分でなかったり、意思疎通が出来ていないコトが原因である場合がほとんどです。

 最近では、弊社のように個々の役割において重なる部分を設け、複数人のチームで受注から納品までを行う企業も増えてきていますが、組織の仕組みとしてはそれぞれに一長一短はあると思われます。

 また、“フリーランス”で頑張っておられる方でエンドレスとも思われる修正の繰り返しに陥り“手離れできない”と話されているのを聞くコトがありますが、これは死活問題と直結するため個人の能力が問われる場面だと言えそうです。

 自身の行動が全てであるフリーランスの方は、次の仕事に取り掛かれないというコトが“収益”に繋がらないどころか次の仕事に取り掛かれないというコトにもなるため、WEB企業以上にシビアにクライアント企業様と接しているという現状でもあります。

 そもそも納品や手離れが出来ないというのは、クライアントとのやり取りや社員間での意思疎通が未熟な証拠だとも思われるのですが、企業自体が成長していくものだと考えれば、何かしら問題が発生しても同じトラブルを起こさないように企業ノウハウとしていくのであればそれもまた良いコトなのかも知れません。

 例えば、企業対応が出来るかどうか分からない初めてのケースでは、依頼を受ける受けないという企業判断や十分なサービスを提供できないかもしれないが企業ノウハウとするためにお受けしたいという旨をお客様に理解して頂き、場合によってはテストケースとして値引きをした受注もありでしょう。

 やはり、何処まで行っても時間の効率と適正価格の提示はサービスを提供する企業の課題だと言えそうです。

 本来ならば、ホームページ公開前の修正をどう効率よく受けていくか、納品時の期日設定についても述べていこうと思っていたのですが、文章が長くなりますのでそれはまた次の機会にしますね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

訪問者の検索ワードを検証する企業の行動について考えてみる。



Googleアナリティクスの検索キーワードが分からなくとも問題なしなのです。Web-STYLE(ウェブスタイル) 

■SSL検索が全てになり検索ワードが分からなくなっても、ログ全体から見えてくるものがあるのです・・・。

 さて、今日は検索ワードから考える企業の取り組みという点からホームページ有効活用を考えてみようと思います。

 内容はまるで昨日の続きのようでいてカテゴリが異なる記事として書いているのは、自社のデータや取り組みと関係しているか一般的に考えられているコトであったり、経験した事例であったりする違いからです。

 では、早速本題に入っていきましょう。

 まず、検索されたキーワードが分からなくなってきている現状は、多少なりホームページの運営に支障をきたしていると思いますが、視点を変えれば決してカバー出来ないものではありません。

 簡単な考え方のきっかけとして検索ワードは“ビッグワード”と“スモールワード”に分けるコトが可能です。

 もちろん、当ブログにおいて機会がある毎に述べてますとおり“ビッグワード”のほとんどは、会社名や商品名、サービス名での検索であり、その多くは企業ホームページ・・・更に言えば、トップページ(Index)を目指してサイトとの繋がりを持つものだと考えられます。

 これら“ビッグキーワード”は、全体の検索ワードにおいてWEBサイトを介した企業の利益に繋がる割合の多くを占めているため、最近では過度なSEOの手立てによりアクセス数を伸ばすよりも、ビジネスに繋がる二番手のサブワードを見つけ、ネット広告を活用したサイト誘導に目が向けられるようになってきているようです。

 まぁ、そうは言っても全てが同じ取り組みで成功するというものでもなく、自社における独自の手立てを考えていかなければならないのですが、自社の売上について経営者の方以上に考えられる業者はいないのですから、WEBサイトについては言われるままに行い“自分で考えない”というのが一番まずい運営方法だと言えるでしょう。

 そうは言っても、“スモールキーワード”も気になるという企業様も多いと思います。

 このスモールワードも検索者側か企業側かの立ち位置の違いで見方が変わり、企業の資本力や自社サイトの完成度である程度は目をつぶらないといけない状況に陥るものです。

 よく“検索で1番になりたい”というご要望を耳にしますが、1番になったところで受け止めるだけの社内体制が出来ておらず企業体力や資本力がなかったり、サイトのボリュームが不十分な状態だったり、検索上位になるコトのデメリットも同時に考えておかなければなりません。

 お金も手間もかけずに“結果だけ欲しい”なんてのも実のところは経営者の正直な気持ちなのかも知れませんが、基本的に僕も無茶な要望だと思います・・・まぁ、増加した注文や問い合わせを受け入れるだけの体制があれば、まだ手立ては無くもないのですが。

 さて、このスモールワードですが更に“巷では数多く検索されているのに競合が多くて自社サイトに呼び込めない”という状況と“ニッチでホームページにたどり着いた検索ワード全体の中でも割合の少ないもの”という考え方があります。

 似ているようですが、後者の場合で少なくともサイトへたどり着いた方の契約率(問い合わせ率)が高いのならネット広告に活用できる成約率の高い訪問者を呼び込むキーワードに成りえるかも知れません。

 前者は・・・そうですね、企業判断にゆだねられる部分も大きいですが、キーワード購入による被リンクの獲得や入札タイプの広告を出したとしても顧客獲得のための営業単価が高額になるコトが想像に易いので、リピート率の低い商品やサービスの場合は控えるという判断も必要でしょう。

 まぁ、キーワードによるサイトへの誘導にも“適材適所”というか企業の成長の段階に合わせた“分不相応”というポジションがあるようです・・・まぁ、だからと言って定位置に満足していても経営は駄目なのですが。

 そうそう、検索ワードそのものは明確に分からないかも知れませんが、年間の繁忙期や閑散期、アクセス数の多い時間帯や曜日のデータを検証し、イレギュラーなアクセスが見られた場合、行動フローから訪問者がたどり着いたランディングページ(最初に開いたページ)を確認すると良いでしょう。

 詳しくは別の機会に記事にしますが、結果には必ず理由があるものです。

 ビジネスが目的である企業サイトである以上、長く運営しているホームページは訪問者の行動傾向も安定しているため、おそらくアクセス伸びと同じ時期に閲覧数の集中したページがあるかも知れません。

 案外、そこにはビジネスチャンスが転がっていたりするものなのですが、まぁ、それはまた長くなりそうなので別の記事にでも改めて続けるコトにします・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

(連載33)ログの検索ワードを見て記事を書くのは最後かな?



 猿じゃダメらしい。検索ワードが全て分からなくてもサイト運営は何とかなるものです(笑)。

■久しぶりにテーマも何も考えずに見切り発車で記事を書き始めたのですが・・・なんだか文章だけは長くなった(笑)。

 最近は、ホームページを更新した際には“Infomation”でのお知らせを出さないようにしているのですが、スマホサイトやPCサイトの各ページの手直し何かはちょこちょことしていて、皆さんが気づかない程度のスピードでありつつも自社サイトを変化させていくコトは忘れていません。

 例えば、ブログ記事のバックナンバーページ等は50記事で1ページとしていて今回で9ページ目となったので、テキストリンクからプルダウンのメニューに仕様を変更しています。

 別に、弊社ではSEOを考えて更新頻度を計算している訳でもないですし、自社ホームページを使って何かを検証し活用する以外は、クライアント企業様のホームページ作業を優先しているので、むしろ自社サイトは有効活用していないと言えそうです。

 偶に、僕がオリジナルの文章で好き勝手に情報発信をしているからか、某サイトでの連載をお勧めされたり、依頼されたりしますが、そんな大それたものを腰を据えて書くというのは今はまだ無理ですし、そういう類のサイトにリンクされるコトで自社でお受けできない程のアクセス数アップも期待していないので丁重にお断りさせて頂いています。

 まぁ、機会があればいずれはと思いますが、本音はそんなに人気が出るとは思えないって話なのですけど・・・。

 さて、当サイトにおいて更新作業の多くは“Title”のページへ最新50記事のタイトルを追加するついでに気になる部分を修正するという感じがほとんどなのですが、今後は“jQuery”や“レスポンシブWEBデザイン”等を試してみるのも良いかなとは思っています。

 ただ今は、ネット広告やカテゴリ登録、SEO等を導入せず、自社ブログだけを書いてアクセスログの変化を楽しんでいるくらいで、1つくらいは我が儘にビジネス度外視で運営しているWEB企業のホームページがあっても良いのではないでしょうか?。

 んで、肝心のテーマであるアクセスログにおける検索ワードなのですがGoogleの仕様が“SSL検索”となって以降、ホームページの訪問者が検索したキーワードが分からなくなったという心配の声をよく耳にします。

 もしかしたら、WEB業界が散々“SEO”でビジネスしてきたからかも知れませんが、その最たるものが集客のチャネルで見られるオーガニック検索においてキーワードの“(not provided)”が占めている割合です。

 そもそも“(not provided)”が何かって話もあるかも知れませんが、簡単に言えば“教えられません”ってトコでしょうか・・・ちなみに“(not  set)”が“分かりませんでした”と考えると比較しやすいでしょう。

 業種によっての格差はありますが、最近ではキーワード全体の三~四割を占めるくらいになっているはずです。

 ちなみに、先月(2013年10月)における弊社の“(not provided)”の割合は“61.75%”もあり、WEB企業・・・尚且つ、受注目的ではなく情報発信をしているサイトにおいては、ネット広告でも出さない限り、キーワードを検証するのは難しくなってきているように感じます。

 Googleアナリティクスにおいては、別に記録でもしていない限り“7月25日”以前のチャネルデータは見れませんので、参考までに弊社の2013年8月における“(not provided)”の割合を見てみると“46.45%”でした。

 これは2ヶ月で15%以上割合が増えたコトになりますが、11月は10日の時点で既に“62%”を軽く超えているというペースなので、最終的に11月末には70%に届いているかも知れません。

 ホントは、ビジネスに関係する有効なキーワードというものは限られていますし、被リンクやダイレクトによる自社サイトへの訪問数の割合でホームページを有効活用するための改善点など提案は十分に出来るのですが、やはり“キーワードが安心に繋がる裏付け”になっていたというのもまた事実なのしょう。

 多少でもサイト訪問者の検索ワードが分かる限りはデータとしてお見せするコトにはなりそうです。

 今後はアクセスログのポイントを記事にする場合でも“検索ワード”をネタにする機会は減りそうなので、今回はこれをテーマに取り上げて書いていますが、折角なのでもう少し続けて考えてみましょう。

 検索キーワードを例に取り上げた場合、それがビジネスに繋がるかどうかの一番のポイントは“検索させた”か“検索された”のどちらかという点に他なりません。

 弊社の場合は、ビジネスモデルが“ご紹介”によるものでWEBサイトからはご相談の問い合わせしか受けておりませんので、完全に後者の状況となっています。

 弊社の検索ワードも確かにロングテールとなっていますが、ビッグキーワード自体がほとんど種類が無く、探されている情報だけでマッチングした訪問者の方と繋がっており、営業圏外でご紹介のない依頼はほとんど無いと言っても良いでしょう。

 しかし、ホームページを有効活用してビジネスに繋げたいのであれば“検索させる”コトが大切です。

 会社名や商品、サービス名でターゲット層に検索を意識させる場面を数多く作っていくコトこそが、自社サイトを目指した訪問者の獲得に繋がります。

 この時、意識しておくホームページへの誘導は大きく下記の2つに分かれているのですが、どちらかと言えば後者の方ばかりは取り立たされているように感じるのは僕だけではないはずです。

1)ホームページを有効キーワードで検索させる。

 会社名など直接的に自社ホームページを目指してくるような有効キーワードで検索させる手立てを行う。チラシやCM、口コミなど自然発生するものから反響営業的なものまで手立ては様々です。

2)ホームページを有効活用して企業利益につなげる。

 これには簡単に分類しても更に次の3つの段階があるのですが、WEB企業における営業の割合からかSEOの手立てばかりが独り歩きしていて、ホームページを有効活用できていない企業様も多いように感じます。

1)有効キーワードで検索上位に表示される

2)検索結果に表示されたサイト一覧の中でサイトへ誘導する

3)サイトの訪問者にアクションを起こさせビジネスに繋げる

 これらは全て別々に手立てを考えなければならないのですが、詳細はどちらかというと“ホームページ有効活用”のカテゴリ記事の方になるので、また別の機会に考えてみるコトにしましょう。

 しかし、今日はまだ企画提案が残っていて考えるのが何なんで、息抜きに見切り発車でブログを書き始めてしまったのですが、なんやかんやで文章が長くなってしまいました・・・偶になら良いのでしょうか、こんな感じでも(笑)。

 いやはや。。

気に入った映画とかよくDVDやBDを購入するのですが。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH 

 映画が趣味でコレクターでもある僕は、気に入った作品があるとDVDやBDを購入してしまうのですが、別に買って直ぐに観るかというと必ずしもそういう訳ではなく、しばらくは棚に並べて悦に浸っているコトも少なくないです(笑)。

 まぁ、コレクターだったら考えるコトは同じだと思うのですが、整理されたDVDやBDを綺麗に並べて収納するというのは気持ちが良いもの・・・なのですが、これは分からない方には分かりませんよね。

 ただ、この収納する際に困るのが“ケースの横幅(厚み)”です。

 もちろん、ちゃんと(?)棚にはジャンル別に収納していますが、DVDとBDでは縦幅も違うのでメディア毎でも分けて収納しなければならず、そのスペースは日々広がっていくばかりに感じています。

 また、海外で販売されている同じ作品と日本での販売価格を比較すれば、国内生産版が高価な分、何かしら特典映像のDVDや特典アイテムを付与して装丁も豪華になっていく・・・。

 この考えも分からなくもないですが、最近では販売されているDVDやBDが単発の映画作品であったとしてもBOX仕様なるものがあり、一部ではケースが巨大化の一途になっているようです。

 まっ、そんなのを決め手に僕は買いませんが(笑)。

 僕自身が肝心のメディア以外の特典は別に分けて片付けたり、余計なものを捨てられたりすれば良いのですが、全部丁寧に箱に入れて並べておくため定期的に整理しないと直ぐに棚はいっぱいになってしまいます。

 ・・・場合によっては、むしろ迷惑なものもあるくらいです。

 そもそも、BDは記録容量が大きいので1クールのドラマなんかは多くても2枚に収録できると思うのですが、どうなのでしょう?

 たまに僕はDVDとBDの両方を購入するコトもありますが、BDのケースの方が横幅があるというのはどうも・・・。

 特典をつけるのも良いですが、コレクター用には冗談で言われる保存用と視聴用(まぁ、貸し出し用はどうかと思いますが)の同じ内容のディスク2枚セットとか、DVDとBDセットとかを販売してもらった方が作品によってはありがたいかも知れません。

 何でも今のターゲット層は、映像メディアの購入には執着しなくなったためにDVD等の売上が落ちているという話も耳にしますが、中には“ディスクの入れ替えが面倒”という理由もあるそうです。

 CDは、まぁ・・・これは業界が考えれば良い問題だと言えますかね。

 それから、販売とレンタルの内容とを一緒の内容にする企業とそうでない企業がありますが、僕の理想としてはドラマやアニメは販売されているディスクを1~2枚にまとめて、レンタルは今のように数話ずつ分割といった形式です。

 一緒にして生産にかかる費用を抑えたい気持ちも分かりますが、これではますます購買意欲が落ち込んでいくコトでしょう。

 収納の話に戻りますが、そんなこんなで保管場所の棚を数ヶ所に分けても直ぐに収まりきらなくなるので、定期的にあまり見ないものを押入れに片付けたり、処分したりしなければなりません。

 そういった意味で最近買った横に回転する収納タワーは場所を取らず、枚数を収納できるので大いに役立っていますが、あまり一般家庭にこれを並べるというのはどうも(笑)。

 LDやDVD、BDとメディアが替わるたびに買いなおしたり、DVDのまま単発販売の作品がBOXになったり・・・消費税も上がるようですし、安易な販売方法では今までのように上手くいかず、購入者の敷居はどんどん高くなっていきそうです。

 今後は、だんだんとネットを介した映像配信に勢力が傾いていくのかも知れませんが、今のところ僕としての選択肢は“無し”なので、しばらくはコレクションという趣味が続いていくのでした。

 いやはや。。

2013年11月9日の戯言(会社を継続する要素は幾つもある訳です。)



人と仲良くつき合うけれど道理に外れたコトには反対し他人の考えに同調しないというたとえ。

 流石に“を”から始まる日本のことわざは無いでしょうから、土曜日の定期更新は今回で事実上の“最終回”となります。

 今後は、不定期にてお知らせ程度の更新を行うというコトはあるでしょうが、週末はブログの更新をお休みして企画や提案の方をがんばるようにしたいと思っているのですが・・・まぁ、僕のコトですから、どうなるやら(笑)。

 さて、“わ”から始まることわざですが、直前までは“分からぬものは夏の日和と人心”にしようと思い選んでいたのですが、この“和して同せず”を見つけて意味合いに同調してしまい、あっさりと変更するコトになりました。

 そもそも自分のビジネススタイルが“和して同せず”そのまんまなんですよね。

 “頑固”で“偏屈”だと言われる僕ですから、ビジネスにおいては“選び選ばれ”という姿勢でもっぱら取り組んでいます。

 もちろん“犯罪”じゃないのかといった仕事のご相談を受けたコトはありませんが、企業おけるWEBの活用に対して“目的が納得できないもの”や“どのWEB企業でもよい”というものはお断りさせて頂いてますし、既にご契約いただいているクライアント企業様へのサービスが低下するような飛び込みや期日の短い大きな案件も辞退させて頂くコトが無くはないです。

 クライアント企業様へ影響の出ないものでキャパ的に大丈夫であれば難しい案件は大歓迎なのですが・・・。

 売上など考えれば“来るものは拒まず”の姿勢が企業として正しいのでしょうが、今だって無駄な時間は無いほどに働いていますし、キャパオーバーだけは絶対に避けなければ成りません。

 企業を成長させて受けられる依頼数を少しずつ増やしつつも、サービスは向上させてより高い水準での顧客満足度を計り、企業ノウハウを蓄積する、これら全てを遣って退けなければならない訳です。

 誠意を持ってビジネスに取り組むコトはもちろんですが、自社にもクライアント企業様にも“利益”が生じるように貢献に努める・・・まぁ、僕はビジネス以外の付き合いが悪いかも知れませんが、これは個人的な面というコトで、ひとつ。

 あれ?何だかこのテーマって思っていたよりも具体的に書けない分、話を進めていくのが難しいみたいですね(笑)。

 ただ、例えば“1業種1エリア”を守っていても、新規ご相談の企業様が既存のクライアント企業様と競合でなくとも横の繋がりがあったり、いろいろとビジネスには難しい面があります。

 起業したら自分勝手に振舞えるという訳ではなく、良い仕事を行うためには、お客様のビジネスの本筋を理解したり、誠実であるだけでなく、断るコトや意見するコトを覚え、常に“中立”でなくてはいけません。

 僕なんかは不器用なので中立であるために、プライベートではSNSをせず、どこにも属さないようにしていますが、相変わらず“ご紹介”によって新規ご契約はいただけている状況は続いています。

 もっとも僕が“人付き合いの得意”な魅力的な人間だったのなら、こんな気遣いは無くとも上手くやるのでしょうが、やはり僕には無理だと思います・・・結構、人見知りしてしまう方で“仕事なら大丈夫なのに”プライベートでははじめてお会いする方とはほとんど話が出来ません。

 多分、相手の気を悪くさせてしまうコトも多いと思います、もちろん悪気は無いのですが。

 しかし、この“中立である”というポイントは聞き流してしまいそうですが、起業しやすい反面に長続きしないと言われているWEB企業を継続していく上で、営業するコトや資金を調達するコトと同じくらい大切な要素だったりします。

 ちょっと分かりにくいかも知れませんが、起業して8年目だからこそ感じられる点なのかも知れないです・・・という訳で、今日もお客様から選んでいただくために“仕事を選んで”精一杯に励んでいる僕なのでした(笑)。

 いやはや。。

誤表示や偽装というニュースに対するWEBの反応について思うの続き。



仕方が無かったという“偽装”は存在しないものです。Web-STYLE(ウェブスタイル) 

■急遽、予定を変更して書いているので更新時間が遅くなりましたが、昨日に引き続き“商品偽装”についての話なのです。

 このテーマについては前回で何となく取り上げた程度なので後編を書くつもりは無かったのですが、昨日の記事を書いた後も謝罪会見のニュースが流れ続けており、一部では“便乗会見”とまで言われている状況に予定を変更してもう少しだけ考えてみるコトにしました。

 企業モラルは全てにおいて“清廉潔白”という言葉が当てはまるかと言えばそうでもなく、決して完全なものではないのでしょうが、意図的に偽装したと思われるものまでが曖昧にされるコトは無いように今回で膿を出し切って欲しいものです。

 ・・・が、元来それ自体は不可能なコトのかも知れません。

 まぁ、今回の事件はそれを見た各企業様が反面教師として襟元を正していくきっかけとなるくらいだったとしても、多少なりは良い影響もあったと言えるのではないでしょうか。

 さて、そんな企業様に対しても何か意見を述べるというのはこのブログには即していませんね(笑)。

 実のところ、この様な事件についてはそれぞれが自身でどう思うかが大切な点でありますので、ここからはいつもの様にちょっとした問題定義でも出来れば良いかなと思っています。

 そこで、ここ数年間の通販サイトのデータを見ていて思った点をもとに、少しだけ補足しておこうという気分になったからです。

 では、本題の今回の偽装についてですが・・・って、なかなか本題に入れませんが、何でも企業側に騙す意思が無くとも利益が絡む場合は“偽装”に当たるらしいので、便宜上、今回は“偽装”という言い回しで話を進めていきたいと思います。

 まず、素材が調達できるのにも関わらず意図的な偽装に至った経緯については大きく次の2つが推測できます。

1)素材等の価格上昇に伴い、利益を出すために仕方なく安価な素材を使ってしまった。

2)企業利益を更に伸ばしていくため、意図的に安価な素材に切り替えた。

 世間はずっと不景気というコトで一般的な傾向を自社に当てはめて判断してしまいがちですが、会社のブランド力やリアルな店舗販売とネット販売との違い等の状況が変われば対策は同じではなくケースバイケースです。

 また、様々なデータを把握するコトで意外な改善点が見えてくる場合もあります。

 最近、弊社で運営サポートを行っているネット通販サイトでの昨年度売上との増減を比較したのですが、月によって異なるものの、ここ数年間の顧客単価は共通して増加傾向にありました。

 それは、“ネット購入”への抵抗が無くなっていたり、ネットを介して購入する品々がライフスタイルによって広がってきたからに他ならないのでしょうが、消費が減ったとしてもどこかでは増えているはすです。

 企業側はいつまでも送料無料や価格を安価にしなければネットでは売れず儲からないと思いがちですが、消費者の方では案外そうでもなく、この感覚のずれが過度なサービスを行わなければならないという固定概念を生み、業界全体を弱体化してしまっているという話もあります。

 その証拠に、企業様お一人お一人にネット通販の有無についてアンケートを取ったところ、お客の立場になったときは価格へのこだわりが最優先だという方は少なく、ネットで商品を購入する機会も年々増えてきているというコトでした。

 富裕層へ向けたビジネスを模索している企業様が多い中、価格が高いというのが“”という様な傾向はどうなのでしょう。

 実のところ、企業様によっては利益幅を見直すための価格改定を行う際に値上げするという判断を選択せず、企業のイメージアップに成功したという例も数多く存在しています。

 下記はその一例です・・・一応、今回のテーマが飲食関係の話がもとなのでその内容で考えています。

1)量を減らして価格を維持する。

 当然、消費者の一番の目的が量を求められるのであれば苦渋の決断ですが、顧客満足度を維持するため、もしくは更に向上させるためにサービスや付加価値を高めるといった企業努力で補うコトは可能です。

 ただ単に、量を減らして価格を維持しただけではお客様から“不満”が出るのは当たり前ですが、価格への“納得”は総合的なものであるコトを忘れてはいけません。

 消費者となるお客様が、自社全体のファンであるコトを信じ、来店からお帰りまでのお時間に満足してもらえれば問題は無いですし、更に言えば、新規顧客とリピーターへのアプローチも別に考えておく必要があるでしょう。

2)価格を値上げしてブランド力を高める。

 実際、既にある程度のブランド力を有している企業様において、ステータスによる満足を得たいという場合、より消費者にとって“価格”は優先順位が下がり“一番の理由”ではないコトが多いものです。

 もちろん“高い”というウリもある訳ですが・・・。

 例えば“あんなに安い価格で商品やサービスを提供できるはずが無い”という他社の企業を批判する比較広告は日本であまり喜ばれませんが、素材へのこだわりやシェフの技術など適正な価格である理由を“情報”として提供し、その価格に“納得”してもらえ“サービスを受ける喜び”を感じてもらうというのが正しい企業の在り方かも知れません。

 特にブランド力の高い企業様の場合、どんな言い訳をしたとしても企業利益を伸ばすための商品の偽造はマイナスイメージでしかなく、例え意図しない形で経営が傾いたとしても大企業であるが上での“自業自得”だと言えるのでしょう。

 自社のスタッフのサービスや味を信じて“お店の料理を一度味わってもらえれば、何かの記念日に利用してもらえるかも知れない”と赤字覚悟で“ファン感謝デー”をもうけるのは顧客拡大のための宣伝となりえますが、ターゲットの層を拡大するために無理な価格を設定し続けるとでは問題が異なります。

 “サービスに触れる機会”を作るのと“ターゲット層の拡大”を混同していては駄目だというコトです。

 別の例で述べるならば、車は中古車で十分という方と高級車を購入したいという方では、少しの価格の差よりも“特定の企業”であるコトの方が重要であり、消費者の“満足度”に繋がっているという話だとも言えます。

 こう考えると適正な価格に対する説明があれば、価格を上げるという選択肢も十分にありなのです。

 まぁ、つらつらと述べてきましたが、どちらにしても弊社ではWEB運営サポートを通して、クライアント企業様の利益を伸ばし、そして守るお手伝いをさせて頂く程度しかできない訳なのですが・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

誤表示や偽装というニュースに対するWEBの反応について思う。



偽装問題について書いてますが、もう直ぐ朝日が昇ります(笑)。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■経費削減のために行った行為でも正しく情報を発信して、エンドユーザーに利用するかを判断してもらう。

 連日続く“誤表記(誤表示)”問題・・・こういった言葉は存在しないとまで言われていますが、この数日間で“誤表記”や“誤表示”をキーワードに個人の意見を発信しているSNSやブログが簡単に幾つも見つかるようになりました。

 試しにGoogleを使って“誤表記”や“誤表示”と検索をしてみると、既に結果に反映されるページ数がどちらも100万ページを軽く超えてしまっています。

 企業様や個人様、また立場によって書かれている意見は“擁護”だったり“問題指摘”だったりと異なるっているようですが、どちらにしても誰もが手軽に情報発信が出来る時代を象徴しているかのような出来事であるコトに間違いありません。

 犯罪に触れる行為は駄目ですが、確かに企業様によるイメージ操作の手立ては昔から存在しています。

 今回の事件による“商品の表記違い”に対して企業側に意図的な意志があったかどうかは不明で、情報発信されている多くの方は調べる手立てを持ち合わせていなくとも、発信された意見を見る限りは“偽装”と判断される方が多かったようです。

 まぁ、当サイトで同じように良し悪しを自論で述べても意味が無いので、ここからは視点を変えて考えてみましょう。

 今日もまた新たな企業による偽装問題が発見されているようですが、そんなに急にアチコチで発生するはずもなく“分からなければ良い”、“本当に誤記してしまった”それぞれケースはあるでしょうが、確かに“古き悪しき習わし”は存在するのかも知れません。

 ただ、それとは別に忘れてはいけない点もあるのです。

 ホームページの有効活用のポイントでも述べたコトがありますが、WEBを通して企業利益を得るためには情報の“発信”と“拡散”の両方を思い通りに操作できれば良いのですが、リスクヘッジもまた然りなのです。

 インターネットの普及は個人による情報発信を可能にしました。

 一時は“カリスマブロガー”なる言葉も生まれ、ジャンルも旅行や飲食、ホビー関連等々と多岐に渡り広がり、今ではアマチュア評論家からプロフェッショナルの方まで数多くの人々が日々の中で情報発信を行っています。

 では、これらの情報が正しいか正しくないかではなく、単に発信されているという点のみを考えて話を進めましょう。

 最近では一部企業にだけ都合の良い情報の操作や誘導が難しくなったと言われていたりもするようですが、別にこれは企業様が望む情報だけを発信したいのにホームページやブログの数が飽和し埋もれてしまってると一言で片づけられる話ではありません。

 むしろ、SNSを企業の利益に結び付けるため急速かつ過度に普及させてしまった方が原因として大きいようです。

 確かに“ターゲット層”を広く巻き込み、企業サイトへ誘導させるための情報だけを拡散させる手立てを牛耳るコトができれば理想的なビジネスモデルが作れます。

 しかし、情報の拡散という“手立てを得た方”が、企業の都合だけで拡散して欲しいと考えている情報だけを配信するはずはありません。

 情報を拡散し、それが世の中を動かしているという“楽しさ”覚えた方の中には、その情報が本当であろうと嘘であろうと“話題性のありそうな情報”を自ら探して回り、次々と配信される方が出てくるものです。

 また、企業側が襟元を正さなければならない理由もこの点にあります。

 これだけインターネットが普及し、正誤様々な情報を簡単に得られる今、“受け取り手を軽く見てはいけない”という点がそうで、一人の意見が大企業を倒産に導くなんてニュースは近いうちに珍しいものではなくなるかも知れません。

 テレビで流れる情報は全て正しい、大手企業が間違いを冒すはずはない・・・そんな多くの方から企業様が好意的に見てもらえる時代も確かにありましたが、国際的な競争力を養う中で個々が自分なりの結論を出してから判断するという方が増え続けています。

 “WEB”は企業にとって都合の良い情報発信の場であると同時に、企業の直ぐ側まで個人が近寄り監視できるシステムでもあるため、嘘や偽りの多くは誰かが見つけ、その情報に興味を持った誰かがその拡散できるという環境が整っているのだと考えなければいけないようです。

 たまたま拡散しないものも当然あるでしょうが、昔のままに嘘やごまかしを“上手く隠せている”と思っている企業様があるのであれば直ぐに改める必要があるでしょう。

 企業様の不正が社員のリークで発覚するなんてコトはこれから増加していくはずです。逆に、愉快犯が清廉潔白な大企業様を貶めるためにネットを活用するコトだって考えられます。

 それだけ法規制も十分でない発展途上であるインターネットは、利用する個人のモラルにゆだねられていると言えるのかも知りません。まぁ、だからと言って、法律によるWEBの締め付けが加速していっても仕方が無いという話でもないのですが・・。

 人は考える葦です。

 ロジックがしっかりしていようと感覚で感じ取ろうと“おかしなものはおかしい”と感じるものなのです。

 たまに、“隠れた良いものがネットを通して話題に”なんてコトもあるのですから、自社の商品やサービスを信じてWEBを含めた日々のビジネスをがんばっていきたいものだと僕は思っているのですが・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。