(連載35)ちょっと当サイトの修正をしようか考えているコト。



猿じゃダメらしい。ホントは検索順位に過敏になりすぎる必要は無いと思うのですが・・・。

■自社サイトを使って、タイトルやサイトの修正による検索順位の影響を調べようか検討しているところなのです。

 最近ではタイトルタグの中にある単語の順番を変えただけで、検索順位が多く上下する事例を多く聞きます。

 弊社においても試しに何かキーワードの追加をしてみたいと思ったのですが、そもそも当サイトにおいては英語表記とカタカナ表記と区別はあるものの社名以外での検索できる道筋やSEOを考えていなかったので、さて、改めてみるとどうしようかという状況です。

 もちろん、何も検証しなくとも以前の記事に書いた様に、検索順位への影響にはタイトルタグの文面における単語の出現率文面との照合性などが関係するのかなと推測はできるのですが、やはり当サイトを利用し何度か検証してみて確認を取りたいと思います。

 ・・・まぁ、その結果によっては現在の社名による検索の順位までも落ちてしまうかも知れませんが。

 とは言っても、もともとリニューアル前の当サイトはご契約企業様だけへのサービスとして閉鎖的に検索すら出来ない状況での運営だったので、検索順位゛下がったとしても、もとに戻るコトはなくデメリットは少ないと思えます。

 ・・・ただ、ホームページはリニューアルや手直しを機会にステップアップさせるものという企業理念に基づけば、とりあえずは現状維持をしつつ何か検索対象となるキーワードを加えられたとなるのが一番のはずです。

 でも、そうなると何か加えてもよさそうな有効なキーワードは無いものかと悩んでしまいます。

 また、作業を行ったコトで検索順位やサイトの評価がどう変化したのか検証できなければ意味もありません。

 今から当サイトの状況を年末年始まで比較用の資料として把握してから作業をしても良いのですが、出来れば当サイトの2012年5月頃の一般公開した時のデータもあった方が良く、どうも僕的にはビジネスに関する“ホームページ制作”という類の単語で検索エンジンへの対策を行うのは相応しくなさそうです。

 そこで、参考までに自社サイトを検証した記事を見返してみたところ、何度かログ状況の記事の中で話題になっていた“福岡”という地名を当サイトの検索ワードに加えてみてはどうかという結論に至りました。

 僕としてはWEBサービスというものは営業エリアがサービスの内容により異なるため、地域限定なイメージをつけたくないというのも正直な気持ちで、おそらく今後もそれは変わりません。

 ただ、調べる限り“企業名”による“オーガニック検索”の導線は、キーワードの対象となる単語を増やしたところで影響は出ないように思われますので、現状維持を行えた上で変化がどうでるのか検証できるという点では最適な単語だと言えるコトでしょう。

 とりあえず、追加するキーワード選ぶ決め手にしたバックナンバー記事の一つに「“鶏が先か卵が先か”検索エンジン最適化の視点から考える。(2012年7月2日公開)」がありますが、そう言えば自社サイトのリニューアル直後は社名で検索できるようになったり、その検索順位が上がったり、ログの状況をこまめに記事にしていたものです。

 ブログの更新という手立てだけでどこまでアクセス数が伸び、検索できるようになるものかという検証が一段落してアクセス状況をテーマに取り上げる機会はぐっと減少しましたが、当時はいろいろと楽しかったですし、また今後も定期的にログ状況をテーマにしてみようと思います。

 一応、これら幾つかの記事には“地名”による検索エンジン対策はしない旨も書かれていました。

 また、前後にある中で6月19日の記事では、訪問者の県別シェアが書かれているのですが、仕事柄その他のログデータも残しているので、更新した後の状況を当時のものと比較も出来そうです。

 ちなみに、県別のアクセスは下記の通りに変化しています。

▼当サイトの県別の訪問者シェア

・2012年5月

福岡 71.25%  大阪 17.50%  東京 5.00%

・2013年10月

東京 41.48%  大阪 9.99%  福岡 6.88%

 上記の通りです。

 10月のデータは、たまたま福岡が3番目となっていますが神奈川県や愛知県の方が上位にくるコトも多いように感じます。

 今や全国からアクセスがあり、広く弊社のホームページを見て頂ける様になったのは嬉しい限りです・・・が、検証という意味では社名以外の組み合わせとなる(“地名+○○”の○○の部分)単語でも対策を行わないとオーガニック検索からの導線は強くならないので、もしかしたら検討している更新作業はあまり意味が無いかも知れません。

 まぁ、今では関東圏内からのご相談やご依頼を受けるコトがあるとはいえ弊社は紹介による受注が中心ですし、新規の受注は資料を見る限り、ご契約済みのクライアント企業様と同じか近隣もしくは支店の所在する県からの依頼ばかりです。

 検索に効果が出ようと出まいと受注への変化はほとんど無いでしょう。

 むしろ、検索順位の上下によるビジネスへの影響というデータを得る点から考えれば、メリット面の方が大きいとも思われますので、これもまた社内ノウハウを蓄積するための検証だと考え、年末年始辺りにでも時間が取れれば更新して対策をしてみようと思います。

 ただ、それより先に進行中の提案や制作物件を年末納品に向け頑張らないと自社作業なんて無理なのですが(笑)。

 いやはや。。