2013年9月14日の戯言(中身が伴うって第一印象では難しい。)



物事は見かけに内容や実質が伴わないと値うちがあると言えないというたとえ。

 ホームページとは、全国に向けて情報を発信するコトができ、企業や店舗の所在地からは離れたエンドユーザーと繋がるという意味では、便利なツールであると言えます。

 しかし、どんなに顧客のコトを考えてビジネスを行っていたとしてもその旨を表現するのは至難の業です。

 そう言えば、カタログ通販というのも流行していた時期がありました。事務用品とかをカタログの中から選んでFAX注文すると送られてくるというサービスです。

 今でもFAX会員をネットから登録するというシステムで売上を出している企業様もありますので、あながち今では通用しないビジネスモデルという訳でもなさそうです。

 しかし、対面で行わないとビジネスの大半はまだ難しいと思います。

 確かに、ネットを介して“ものを買うコト”や“サービスを受けるコト”に抵抗が薄れていってるのも事実なのですが、今はまだ広告の出せる企業やブランディング出来ている企業の方が有利であり、知らない企業のホームページを活用するコトに抵抗が無くなった訳ではありません。

 この競争は、むしろリアルのそれと比較して“厳しい”と言えるのではないでしょうか?

 良い商品は残っていくと考えられていて、中身が伴うに越したコトはありませんが、実際のところ中身の検証にまで到達されている企業様や商品、サービスは数少ないはずです。

 案外、発展途上であるWEBを活用したビジネスは、想像以上に競争を意識しなければ成功できないと思われ、“見た目”というものはWEBにおいても重要な役割を担っているコトを思い知らされます。

 結局、興味関心を持ってもらうためには、人も会社も“第一印象をおろそかに出来ない”という話なんですが、それと相反するポジションにあるエンドユーザとの繋がる手段があります・・・それが“口コミ”です。

 どちらが多くビジネスの機会を得るかと言えば、“選ばれる”第一印象を高めるコトの方ですが、どちらが受注に結びつくかと言えば“口コミ”の方です。

 そんな風に考えるとSEOにこだわってキーワード数を増やしていくよりもポスティング等と連動させて、ホームページに誘導した方が良い気もしてきます。

 まぁ、ホームページはビジネスを行う上で活用する手段の一つなのですから、他の企業と同じコトをするよりも自社に適した手立てを見つけるコトが大切なのですが・・・。

 やはり、新規顧客の開拓よりもリピーターの囲い込み、回転率のアップの方が売上を伸ばすための効率や営業経費は少なくて良さそうです。

 いやはや。。