相手の立場になってホームページ構成を考えてみる。



ターゲットと企業の目的を理解した上でサイト構成を考える。Web-STYLE(ウェブスタイル) 

■サイトのデザインや構成が提供側の自己満足になっては“良いホームページ”は出来ない?

 いきなりですが、皆さんが舞台に上がるアーティストやエンターテナーの方々において“プロフェッショナル”として選ばれる所以となる条件は何だと思われますか?

 もちろん、100回の舞台で100回とも失敗しないというコトは素晴しいと思いますが、僕が考える第一の条件は“100回の舞台で100回楽しませる”というコトです。

 コンサートやショーにおいては、マイナーでプロ受けしそうなものでも“自分がやりたいもの”を演奏、実演する方とお客様にとって“興味もってもらえそうなもの”や“広く知られているもの”をプログラムに入れる方がいますが、それぞれのスタンスと評価の関係はとても興味深いものです。

 案外、上記の例は講演会やITセミナーで狙いにより演題を変える状況によく似ています。

 また、プロが認める演奏家は“自信家”や“変わった人”が多いという話を聞くコトがありますが、実は有名になっていくかどうかにそういった類の条件はあまり関係なく、全力で“俺の歌を聴けぇ~っ!”というステージを行うか“どうせ今日の客は分からないだろうから”と手を抜いて行うかが適正または過小評価となり本人に跳ね返っていくのではないでしょうか?

 まぁ、“コネ”とか“家柄”、“華”があるとかの付加的要素は別の話として考えていますが(笑)。

 あらら、ここまで全くホームページの話と関係ないと思われるかも知れませんが、クライアント企業様に適した“良いホームページ”を制作し、提供するという点においては、これらが大切な考え方だと思います。

 サービスを提供するWEB企業の都合ではなく、相手の立場になって考えるコトが強いては選ばれ“生き残れるWEB企業”への成長にきっと繋がるのでしょう。

 ここで歩行者と自転車、自動車を例に考えてみます。

 事故が起きそうになった場面、“自分に非があるコトを認める”よりも先に思わず、それぞれ立場で相手の何処が危なかったというコトを述べる方が多いと言います。

 これは、条件反射的な心理なのでしょう。

 事故でなくとも、歩行者が横断歩道でないところを横切って危ない、バイクが車の間からすり抜けてくる、車が夜間に無灯火運転している・・・。

 しかし、これらの問題って考え方によっては、各ターゲット別の商品やサービスを開発するコトで、新しいビジネスモデルが作れそうでもあり、チャンスが転がっているような気配がします。

 今回のテーマである“相手の立場”になってホームページを考えるというコトは、クライアントの目的を企業の立場になって考える、ターゲット層の立場になってナビゲーションやデザイン、サイトの内容を考えるというコトです。

  未だに新規WEB企業・・・特にホームページ制作会社として独立起業する方は多いです。

 競争が激しくなるWEB企業では、一方的な都合でテンプレート等による大量生産をしていては新規企業との受注開拓を続けていくコトは難しいでしょうし、ビジネスモデル自体が古く、“後発の不利”は拭い切れません。

 アイデアがあれば今回の話はあまり重要ではないと思われる方もいらっしゃるかも知れません。

 しかし、これらの考え方は目立つ企業としての付加価値にはならないにしろ、口コミで選ばれる条件としては“重要”だと考えておいた方が良い点なのです。

 WEB企業というものは、受注する際の営業のアピールにおいて自社のノウハウを元に“現時点のホームページや企業の問題点”を指摘しがちになると言われています。

 そのため“実は意味が分からない(説明不足)”、“最初のイメージ画信用できない(過度な自社アピール)”という悪い印象を持たれている企業様も多いとも聞きます。

 まぁ、若い会社が多い業種という点では仕方ないのかも知れません。

 ですが、業界全体の発展を考えるならば是非、高品質のホームページ制作というサービスの提供ができる企業が少しずつ増え、後発のWEB会社にに良い影響を与えていって欲しいものですね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

口コミサイトとエンドユーザーのネタ探しについて思う。



個人での情報発信は、その責任も踏まえて行うべきなのです。Web-STYLE(ウェブスタイル) 

■少し長くなりましたが前後編に分けるには短い・・・記事を書いていてこういうのが一番困る(笑)。

 人類滅亡の判断をするために先に地球に来た宇宙人と知り合った女性が“確かに悪い人はいるが良い人間もいっぱいいる”と語ったり、子どもたちとの交流の中で“地球の将来の可能性を見出して”今回の危機を乗り越えるというストーリーはよく目にします。

 確かにどんな場面においても“良い人”、“悪い人”が居るとは言えそうです。

 しかし、立場が替われば印象も異なる訳で、身内の押しの強い頼もしい人も交渉相手にとっては“迷惑な存在”だったとしても不思議ではありません。

 そう考えると良い人も誰かにとって悪い人かも知れないですね。

 そんな訳で今回は上記を踏まえて“口コミサイト”や“ブロガー”、それに類する情報発信を行っているエンドユーザーについて少し考えてみようと思います。

 不本意ですが、ネットで定期的に“やらせ”等による情報操作がニュースになります。

 事実、大小全てを含めばイメージ操作とも思える言い回し等の操作はあるでしょうし、企業の都合による先入観を与えかねないグラフや参考資料を用いた情報操作も否定できなでしょう。

 しかし、これらは個人で行う情報発信においても同じだと言えます。

 例えば、日付や見ている人が楽しめるように話を盛るコトだってあるはずです。そこには、記事の対象となる企業に迷惑がかかるかどうかなんて考えない場合がほとんどでしょうし、意図的に誇張するケースもあるでしょう。

 とにかくネットに限った場合だけでも自身の思惑を何も入れずに“事実”だけを述べている“情報”を見つけるコトは難しいと言えるのではと思います。

 まぁ、新聞やテレビ、雑誌等のメディアを含め“情報発信”について考えれば“思想”を入れる方が当然だとも思えますが、そこには共通認識とルールが存在し必要です。

 これらの仕様に慣れていれば別ですが“何でもあり”と思いがちな危機感に欠けた方と意図的に行っている方の場合は、情報もとになる個人や企業様に迷惑をかけてしまっているコトもあるコトでしょう。

 ・・・と思えば、ネットによる情報発信も普段の人間関係での会話と同じかも知りません。

 さて、ここで知人から聞いた話ですが、ブログやFacebook、Twitterをされている方は、コース料理で一品毎に写真を撮る方が少なくないそうです。

 つまり、更新のネタ探しですね。

 あるお店では雰囲気を大切にしたいため店内での撮影を禁止されていて、それとなく撮影を注意したところ“俺(わたし)のブログでこの店をつぶすぞ”と言われたとか・・・。

 これが実話なのか作り話なのかは分かりませんが、確かに起こりそうな話ではあります。

 空間を楽しみながら食事をするお店において雰囲気を損なうコトは利用者が減るという実害が出るコトは容易に想像できます。そこで、テレビや雑誌等の取材お断りと同様にブログの記事を禁止するお店も増えてきていると聞きます。

 注意されていなければ“美味しいお店でした”と書いていたかも知れないブログやFacebookの記事が感情的になって“スタッフの対応が最悪な店”となっても今は“個人の感想”である以上、規制しようはありません。

 別にお金をもらって書いているのではないのですから“気分によって内容が変わる”コトは仕方ないと言えるのでしょう、お店側にとって納得いこうといくまいとです。

 しかし、同時に口コミサイトの運営を行っている企業が利益を伸ばすために過剰な競争と生き残りのための付加価値を付けて改善を行っているのも事実であり、それに伴いトラブルも増加していると言います。

 僕自身はこういった口コミサイトにプライベートで書き込みをするという方を知りません。

 そういった方はご自身のブログやFacebook、メルマガ等を使って情報発信を行っており、経験上だと確かに次のような構図は成り立ちそうです。

情報発信しない > 情報発信を行う “個人サイト(SNS)での更新 > 口コミサイト書き込み”

 極端な話をすれば、お店の誰も詳細が理解できないままに口コミサイトへお金を払って掲載したにも関わらず、悪口を書かれて逆に売上が落ちた・・・なんてケースもニュースにて見かけるようになっています。

 これでは書き込みを行う側へのルール作りもサービスを提供する企業側の責任において行わなければ信頼性が問われ、いずれは先細りしていくコトも否めません。

 同業の成りすましによる“事実ではない悪い噂”も簡単に書き込みできる口コミサイトも無くはないようですので、今後は実名での書き込みにするかお金を払って掲載の審査を行う等の何らかの対応が求めらてくるはずです。

 もちろんブログ等の情報発信している側へのルール作りも大切です。

 例えば、映画感想ブログで考えた場合、“作品を観たいと思わせるもの”、“あらすじを書いただけのもの”、“広告などの別目的があり、リンクで別サイトへ誘導しているもの”が見受けられます。

 作品に貢献できるものとそうでないもの、関連企業にとって良いサイトと悪いサイトがあるというのは、このように有益なまた不利益な情報発信があるからです。

 そして、どのような業種においても同様な傾向は見られます。

 個人で情報発信を行っている方の中には、日記を見る方に楽しんでもらうためにネタ探しや粗探しが優先になり、その場で言えばお店にとっても良い意見もネットから配信してしまう傾向があると言います。

 なかなか全て人に心地よくネットを活用して頂くというコトは難しいかも知れません。

 しかし、顔が見えないとはいえ日常の生活と同じようにモラルを持ってガイドラインを広く整えていってはという意見は“いまさら”という考えなのでしょうか?

 そうそう、もしもルールを作るのであれば誰かの都合には関係なく、ネットの仕組みを分かっている方に最低限のガイドラインで作って欲しいというのは“注文の多い”ですかね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

何もしてもらってない保守の印象について考えてみる。



心地よい企業間の契約には“納得”が必要。Web-STYLE(ウェブスタイル) 

■WEB企業がクライアント様のパートナー企業となるには“説明責任”と“結果”が大切なのです。

 さて、今回はランディング契約について少しぶっちゃけた話・・・というかWEB企業が誤解を受けているであろう点について考えてみたいと思います。それは・・・

 毎月、高いお金を払っているのに何もしてもらっていない。

 ・・・という点です。

 まず、月額の保守についてのランディング契約を嫌がられる企業様は多いと聞きますが、実際にはどうなのでしょうか。もちろん、保守費用はサービスへの対価なのですから適正でないと思えば“解約”をするコトも権利としてある訳ですが・・・。

 WEB企業側からすれば保守が必要が判断をする材料を伝えているかが大切だと言えそうです。

 保守費用についての適正かどうかの判断は、社内で行った場合との比較とサービスを提供する保守企業の業務内容による影響が大きいと言えます。

 その証拠に“必要ない”という意見の多くは“根拠の無い自己判断”によるものです。

 WEBに詳しい、ホームページに詳しい・・・今の時代はそういった人材が規模にもよるでしょうが、どの会社にお一人はいらっしゃいます。

 しかし、それでも保守を行う企業が行っている全てを理解するコトは難しく、見積もりや保守雇用が適正かどうかは“持ちうる判断材料の中”でしか出来ないのは当然なのではないでしょうか?

 WEB企業側からの意見とすれば、蓄積したノウハウや技術レベルは個人のそれとは違うと言われるでしょうが、それはまた別の機会にして話を先に進めさせていただきます。

 自社にも出来る者はいるが“更新する時間が無い”、“スピードが遅い”・・・別の業務と兼任しているだとかその理由はいろいろと考えられます。

 ここで“自社でも出来る”というコトに視点が行けば“お金を支払うのがもったいない”となり、公開までの“時間”を早めたいという点に思いが向けば“このサービスに適正な対価は幾らだろう”という判断となります。

 そもそも保守費用は人件費と比較すれば安価で、専門性は高いサポートのはずです・・・。

 しかし、前もって提供されたサービスの対価が適正かどうか判断するにしてもWEBやインターネットというものは一般的に“分からない世界”だと言われても仕方ないのかも知れません。

 安さだけを追求して業者選びをしていけば“御社にとって価値あるサービスを提供している”と自負しているWEB企業から逆にそっぽ向かれるコトにもなり兼ねないのが現状です。別に驕り高ぶりという訳ではなく、これはサービスを提供しているWEB企業側にも“選ぷ権利”はあるという話です。

 よほど売上や営業ノルマが厳しいというコトでもない限り、WEB企業側も無理に受注をしません。

 企業様の求められているサービスが自社のものと違うと判断すればお断りする場合だってあり、そういった意味ではWEB企業も一般企業と変わりのないビジネスだと思ってよいでしょう。

 次の点ですが、ホームページの“制作会社”と“運営会社”によっても保守イメージは異なります。

 圧倒的に目に見えないのは“運営会社”のサポートで、何をしているか理解されていない場合も多いようです。弊社の場合では、運営保守の無い制作はしないため保守については十分な説明を行っています。

 例えば頭に過ぎる運営サポートの内容一部には次のようなものがあります。

・訪問打ち合わせ

・アクセスログ、サーバー、ドメインの維持管理

・提案、企画相談

・簡易更新

・SEO、SNS、Blog等のサポート

・社内セミナーやイントラネット等のサポート

・ネット広告や他のメディアとの連携 

 家電メーカーのサービスだとパソコンやメールの設定にも出張費用がかかるはずですが、運営サポートの中で別途費用を請求するコトはまずありません。

 そう考えると上記の中で見て分かると判断できそうなサービスは“簡易更新”だけです。

 そして制作会社で行っている“更新保守”のサービスと比較すれば見える作業は同じでも運営会社の月額費用は高額となります。

 弊社の場合、新規企業様との最初の繋がりは“ご紹介”や“業務提携の企業様と連携”であるためそう言った点では助けられています。また、毎月お伺いしてアクセス状況の報告等を行っている点から“何もしてもらっていない”という印象は薄いようです。

 ・・・が、“サービス内容の理解”となると話は別なのです。

 実のところ、運営保守のサービスを開始して数ヶ月後に初めて“サポート内容”の違いが分かってきたとお聞きするコトもなくはないです。

 WEB企業にとって保守契約は会社の存続と繁栄という意味合いからも大切です。

 “売上が伸びたらもっと支払う”と企業様と約束しているというケースも耳にしますが、サポートするサイト数が増える等の作業内容の増加でもない限り、月額の保守費用を下げるコトがあっても、単純に“売上が伸びているので保守を上げてください”とは言えないものです。

 もし、保守費用を上げて頂けたとして今までと同じサポートという訳にはいかないのが現実です。

 明確な伸びに対する対価のアップについての契約書でもあれば別ですが、作業負荷を増やすなど“納得”して頂くためのサービスの向上は必須なはずです。

 とにかくネットに関するビジネスも一般的になったとは言え最初から“十分な理解”を得るのは難しいものなのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

東京のジェットコースター怖えぇぇぇぇ。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 東京に着いてからは自由に動けるよう荷物を置きにホテルにチェックインしに行ったのですが、15時からというコトで、とりあえずロビーに荷物を預けて隣のアミューズメントパークに行ってみました。

 建物に入ると“映画館”になっていて僕としてはコレもありだとは思ったのですが、映画は地元でも観れますし逆に時間がかかるのでパス、もともとアトラクション利用チケットをもらっていたので軽く時間つぶしに遊んでみるコトにしました。

 僕の世代としては“銀河鉄道999”って懐かしい作品ですし“ジェットコースター”らしいのですが、とりあえず乗ってみるコトにしました。

 入ってみてから感じるヤバ目の雰囲気・・・。

 動き出す・・・というか、何だこの瞬発力、気持ちだけ残って身体だけ持っていかれたような感覚。

 ほんの1分程度だったと思うのですが、マジで怖かったです・・・いや、何か硬直して息が苦しいやら首や脇が痛いやら、もう“怖えぇぇ”しか言葉が出てきませんでしたね。

 今まで幾つものジェットコースターに乗ってきましたが(と言ってもマニアではないので数える程度ですが)、一番速かった気がします。

 しかし、これって東京じゃスタンダードなスピードなんでしょうか?

 極端な話、停車していて後ろからわき見運転していた車にぶつけられた経験がありますが、それ以上の衝撃を最初の加速に感じましたね、これって油断していたら首を痛めるのではと思います。

 いやもう、短めの時間つぶしならショッピングに限ります。

 僅か1時間程度の暇つぶしに寿命を縮めたような思いをしました(笑)。

 ちなみに、この後はお茶をしてチェックイン・・・部屋で少しの休憩をとったのですが、ジェットコースターはたいした時間もつぶせなかったというコトになるのですが、後からジワジワと“これこはこれで面白い経験なんじゃ”という気持ちが湧いてきました。

 今夜のイベントも楽しみだったのですが、部屋から“MicroSoft”のビルが見えたのには感動しましたね・・・あまり見る機会が無いと新鮮に感じるものなのです。

 ちなみに、最近の4コマは時間が無いコトが多く、絵と色塗りがちょっと雑になっていますが、ストックも出来てきましたので7月の後半は少し余裕持った更新を心がけたいと思います。

 いやはや。。

2013年7月15日の祝日は「海の日」です。



2013年7月15日は「海の日」です。

 2013年7月15日の今日は“海の日”です。仕事はしていても祝日のブログ更新はお休みというコトで、ひとつ。通常運転となる明日(16日)夕方頃の更新をお待ちください。

 いやはや。。

2013年7月13日の戯言(ビジネスでの思い入れの深さは・・・)



贔屓をし過ぎて逆にその人を不利に導いてしまい迷惑をかけてしまうたとえ。

 基本的に積極的な営業は行わず“ご紹介”による新規ご契約がほとんどの弊社ですが、求められるサービスはまちまちで、WEB運営のコンサルティングがあれば、ネット全般・・・いや、パソコン全般のサポートの場合もあります。

 また、ビジネスのパートナーとして営業会議に出たり、企業内でのセミナー勉強会の講師や提案もあれば、業者として指示ある作業を効率よく行うものまであり、内容も千差万別です。

 ただ、WEB運営サポートの仕事をしていて忘れてはならないのは“要望”や“予算”によるサポートの違いはあっても、“思い入れ”や“贔屓目”によるサービスの格差は無いように意識しておかなければならないという点です。

 もちろん仕掛けるタイミングもありますし、まったく“0”という訳には行きません。

 ただ、そんな時は必ず“ここまでしている”というコトや“特別な対応をしている”というコトを伝えなければ、言えばここまでしてもらえるという“感覚”・・・つまり甘えが生じてしまいます。

 その後は境界線を越えて過剰なサービスしていかなければならなくなり、この繰り返しでビジネスでのよい関係は築けないコトになるでしょう。

 ビジネスは“選び選ばれ”なのですから、どうしても自社の対応で改善していく手立てが見つからないというところまで進んだ時には、こちらから解約の相談を申し出るコトも仕方ないかも知れません。

 しかし、ビジネスにおいて“特別扱いしてもらえている”という思いを抱いてもらうコトも確かに大切です。

 上記と話が矛盾しているようですが、そこがサービスを提供している企業としての力量を問われる部分なのではないかと僕は思っています。

 つまり、よい関係をつくるための過剰なサービスが偶にはあっても良いが、それが通常となれば企業様との契約が負担にも成りかねないというコト、同時にお客様への対応が出来なくなってくれば逆に“成功”を先延ばしにしてしまうコトにも繋がってしまうという訳です。

 上顧客のお客様なので贔屓目に作業をしているが、どんどんその負荷部分は増大していき、懸案物件になる・・・僕が見てきた中、このような例は運営サポートを行っている企業よりも更新サポートを月額保守で契約している制作会社に多く傾向が見られます。

 注意しなければならない点は、価格によるサービスの格差は、ここでは考えないものとして、年間通して見ればどのクライアント企業様にもどこかのタイミングで特別サービスを行うというコトです。

 弊社にとっても日常の負荷にならず、お客様にとっても心地よい時期がある・・・大切なコトだと思います。

 弊社ではホームページの運営サポートを行っているのですから、リニューアルや広告の提案やディレクションばかりでなく、もちろん更新のサポートも行っています。

 打ち合わせとは別作業のご相談は、追加費用が必要なときはご相談させて頂くとしても企業間において“良い関係”を築くチャンスなのではないでしょうか。

 “サービスの向上は行う努力を続けても過剰にはならない”

 ホームページの制作会社を起業したいが、月々の売上の確保のために“ランディング契約”を導入したい、どうしたら良いかというご相談を定期的に受けます。

 これには“儲かる”コトや自社が“安定”するコトを考えて言われている方とビジネスパートナーとしての“関係を構築”したいという思いの方がいるのですが、前者の多くは3年待たずして会社を閉鎖しているコトが多いような印象を持っています。

 まぁ、人に相談する場合には既に自分で結論を出していて背中を押してもらいたいだけという方も多いですし、こん回の戯言をどう考えるかは個々の判断に委ねるしかないのですが・・・会社の運営は思っているほど楽ではないものなのです。

 いやはや。。

(連載24)アクセスの伸びの傾向に変化が出始めてる?



猿じゃダメらしい。やはりサイトの運営は奥があって面白い。 

■基本的には繁栄期と閑散期はあっても同じ手立てを継続しているサイトの成長は一定のはず・・・。

 “猿ダメ”のカテゴリでは自社サイトを使って手立ての効果を検証するコトや別サイト制作について記事にまとめていこうという目的のカテゴリなのですが、最近は定期更新ばかりで停滞気味です。

 まぁ、2回続けて自社サイトのブログや定期更新以外の作業が出来ていない言い訳をしても仕方ないですが、アンケート効果については整理していないのでネタがありません(笑)。

 別サイトについては公開まで詳細は伏せておき、公開後もそのサイト運営の中での気付きをまとめようと思っていますので、今日はアクセスログを元に記事を書いてみようと思います。

 あれ、ちょっと今月は変だな・・・?

 ブログの試しの文章を書き換えて最初の記事を書いたので4月に1記事と表記されていますが、実のところ2012年の5月20日から現在(下書き2013年7月9日)まで続けています。

 特に“検索できないようにしていた時期”から順調に社名での検索順位を伸ばし、検索ワードが増えて、被リンクが増加しているところまでは何度か記事にしているので割愛しますが、最近はアクセスログの傾向に少し変化が出てきました。

 2013年4月から6月のデータを元に変化を考える。

 まず、考えを整理していく上で知っておいて欲しいコトは、ほとんどがブログ更新の継続だったからか、効果が現れた順は次の通りで、以後はそれを繰り返しながら右肩上がりにサイトが育っている印象を受けます。

 社名での検索順位が上昇 → 検索ワード数が増加 → アクセス数が増加 → 被リンクの増加

 だいたい3ヶ月スパンでの繰り返しなのですが、季節毎に1日の平均アクセス数が伸びてきていたコトは以前にも記事に書いた通りです。しかし、ここ2ヶ月くらいは月毎に10人程度、1日平均のアクセス数が伸びてきており、何だか加速している気がします。

 今まではこんな感じで全体が一回りずつ伸びていく感じだったのですが、4月辺りからは上記のように様子が違っている気がするという訳です。

 いや、そんな明確に“変だ”という訳ではないのですが、この違和感が今後のサイトの変化に出てくる可能性があるのであれば、一度ここで記事にまとめておくというのもアリと言うものでしょう。

 まず、6月からサイト上で目立つ変化は次の点です。

・訪問者の都道府県において地元の順位が落ちてきている。

 地元の福岡県内のアクセス数は東京についで2番目だったのは昨年までの話・・・今年に入っては大阪からのアクセス数に抜かれて3位が続いていました。

 しかし、6月からは神奈川や愛知、兵庫と並んで競い5位前後となっています。もちろん、地元からのアクセス数そのものは伸びているのですが、他県からのアクセスの伸びの方が増加の割合が大きいという状況なのです。

・検索キーワードの総数が急激に伸びてきている。

 キーワードの総数についても“(not provided)”でのアクセス数が400~500あるため正確な数は分かりませんが、訪問者のキーワード数の平均も500~600種類と昨年11月の頃と比較して2倍にまで増加しています。

 被リンク数も昨年までは一桁だったのですが、年末からにかけて事業者登録によるリンクをきっかけに毎月増加して現在は30サイト前後になっています。

 まだまだ、ネット広告やカテゴリ登録等のサービス利用は行いませんが、ブログ更新を続けるコトによる効果に変化が出てきたという判断で良いのでしょうか?

 もしそうならば、ブログを書き過ぎたためにサイトの伸びに変化が起こったのか、同じ作業によりサイトの成長が頭打ちになったのか・・・。

 今年の春頃まではアクセスログを見ていても平均的に同じような割合で伸びていたのに、6月から・・・7月もそうですが伸びの傾向に見られる変化は続いていて気になります。

 あまり、サポートしている企業様のホームページの成長では見られない傾向だからです。

 しかし、検証するにも最低データ3ヶ月分の比較が必要なので、ブログの更新だけでの伸びに変化が出てきたのか、サイトの成長に頭打ちしてきたのかは8月分までをまとめるまで・・・9月まで“おあずけ”ですね。

 ちなみに、企業のノウハウをため検証していくコトが目的で運営している当サイトが、意図的ではないにしろ4月当たりから“ビジネスへの貢献度”も高まっているようです。

 それは毎月、新規契約に繋がるという結果が出ているからなのですが、その道筋・導線や貢献の内容はまちまちです。

 何だか検証しようにも変化している時期なので、上手くまとめられませんが、次の手立てを導入する前にはグラフでも作成して一度きちんと整理しておかなければなりません。

 その際はまた記事にまとめて、お知らせしようと思っています。

 いやはや。。

コーポレートサイトや誘導サイトについて考えてみる。



ホームページ制作のガイドラインを明確にして広告媒体等の発展を進めた方が・・・。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■問題あるサイトの原因を調べる上で、曖昧な検索エンジンサイドの基準は困りもの・・・。

 コーポレートサイトとは、企業の持つ公式ホームページのコト・・・って、調べてみると明確な“定義”は無いようですね。

 一応、企業の規模にもよりますが、会社概要を初めとする次のようなコンテンツのあるサイトだという“暗黙の了解”はあるようなのですが・・・。

・プレスリリース

・製品、サービス情報

・IR情報

・リクルート情報

 つまり逆に考えれば、企業ホームページこの形式でこのコンテンツの記載が無いと公式サイトとは認められないというようなルールもないというコトになり、極端な話で言えば“一つの企業に公式サイトは一つだけ”という決まりも無いという訳です。

 これって、よくよく考えたら危険じゃないですかね?

 ホームページへの導線の多くは、検索エンジンによるものです。

 ・・・というコトは、ホームページによる情報発信を行う企業と検索エンジンというサービスを提供しているGoogleやYAHOO!の間に共通認識が無いというコトにもなり、検索エンジンに掲載されるも、検索一覧から外されるも企業側には謎のまま一方的に“お任せ状態”というコトだと言えます。

 せめて、公式サイトのガイドラインは明確にしてもらいたいものです。

 例えば、会社で予算を取って制作したホームページは全て“公式サイト”に決まっているじゃないかという企業様がほとんどではないでしょうか。

 中には、外部ブログや他社サービスのポータルサイトに登録したページ、Facebook等も“公式ホームページ”だと考えられている企業様もいらっしゃるコトでしょう。

 ここで仮定して考えてみますが、これら全てのサイトは企業としてはどれも見てもらいたいはず・・・そこで、これらをメニューでリンクして訪問者が気付かないうちに行き来しているようにしたらどうなるでしょう。

 答えは、分かりません・・・って、おい(笑)。

 しかし、検索エンジンサイドからは“誘導サイト”と判断される可能性はありそうです。

 しかも一旦、悪質な“誘導サイト”だと判断されればGoogleのペナルティサイト(違反ページ)として、検索エンジンから除外されてしまいます。

 企業で取得したドメインサイトであれば“Whois情報”から持ち主である企業が共通だと判断される可能性もありますが、幾つもの企業のサイトをまたぐ形になるとどう判断されるやら?

 意図的な制作であれば仕方ないにしても、企業で予算をかけて被リンクをはじめフランチャイズ等、WEBの有効活用にがんばっているコトが逆効果となるのであれば納得いかないというものです。

 SEOは“ブラックハット”、“ホワイトハット”といった最低限の判断基準があるため、外部ブログのサービスを提供している企業による“SEOスパムブログの排除”が行われるようですが、コーポレートサイトや誘導サイトのガイドラインも是非お願いします。

 でないと真面目にサイト運営してきて“いきなり検索できなくなったホームページ”の持ち主である企業様は訳もわからず右往左往するコトになりかねません。

 せめて、検索結果から除外された原因は“これか”、“これじゃないな”という判断が出来るのであれば良くも悪くも次の検証へ進めるでしょうから・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

飛行機よりも新幹線や電車はもっと苦手なのです。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 いやいや4コマにはこう描きましたが行動範囲が狭い場合は、僕も試行錯誤しながらも電車を利用しています。プライベートの時もそうですが、交通手段の費用は抑えがちにしていますから。

 でも、できれば“電車”には乗りたくないんですよね。

 覚える気が無いのでいつも乗り換えに苦労しますし、何より人の込み合うところは苦手です。船や車で本を読んでいても全く平気な僕ですが、夏祭りなんかでは人に酔います(笑)。

 そうそう先日・・・数年ぶりに地元で電車に乗ったところ、40歳前後の男性がつり革を使わずに立ってスマホをいじっていたのが見えたのですが、コトある毎に人にぶつかったり、人の足を踏んだりしていました。

 ちょっと距離があったのですが、近くの誰も注意しないまま同じコトを繰り返しているようです。

 混雑している電車で、しかも男性の鞄は背負うタイプのもの・・・これってマナー云々の問題もあるでしょうが、そんな足腰がおぼつか無いなら何かに寄りかかるか、スマホ止めてつり革を使えばよいのにと思いました。

 見た目は気の良さそうな方でしたが、結局、誰一人に対しても謝るコトは無かったみたいです。

 車が使えずタクシーを利用する距離ではなかったので数年ぶりに電車を利用したのですが、これが日常の風景なのか特別なコトだったのかを別にしても、やはり僕としては電車は無いなと再確認をした出来事でした。

 話は戻って、今回の出張はプライベートで参加したいイベントが千葉で、ついでにあちこち行きたいところもあったので空港内でそのままレンタカーの受付をしました。

 まぁ、何故かレンタル料の安いものは全て貸し出し中でハイブリットカーしかなかったですが・・・って、もともとハイブリットカーを借りようと思っていたので問題は無かったのです。

 ただ、ワゴンバスで移動した店舗には他の車種もあったような気がしたのはナイショの話(笑)。

 しかし、今まで東京での移動では、待たされるコトはなく電車は駅に次々とやってきますし、苦手ながら乗換えをすれば何処でも行けるというのは実感できていて“さすが東京の電車は便利だ”とは思っていましたが・・・ありですね、レンタカー。

 何だかんだ言ってやはり便利です。

 そんなに期間中は渋滞にも巻き込まれなかったですし、ちょっと右折レーンが独立して地元の運転と違ってはいるものの慣れれば快適に走れます。

 たまたま設置されていたものがそうだったのでしょうが、ナビも丁寧です。

 むしろ、地元の福岡の方が車の渋滞も多く、夕方の天神なんかの運転は大変・・・まぁ、2日程度のイメージではホントのところまでは分からないので比較は出来ないのですが(笑)。

 ちなみに到着は日曜日の昼過ぎだったので、まずはホテルに直行するコトにしたのですが、それはまた次回の話にして、東京(プライベート部分)のシリーズ4コマが不定期で数回程ここから続きます・・・多分(笑)。

 いやはや。。

思い通りにならないサイト運営を考えてみる。後編



目に見えなくともWEBにはルールが沢山あるのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■WEBというものは、なぜか思い通りにしたいという気持ちが強くなってしまうものなのか?

 では、早速ですが昨日の続きから話を進めましょう。

 ここからは実際にあった・・・と言っても今現在から3年ほど前の話になりますが(笑)、地域のイベント企画においてホームページを立ち上げの様子を例に話を進めるコトにします。

 イベント日も近づき、告知活動も開始する頃なのですが、運営グループでは予算配分も当然出しており、予算内で“そろそろ”とホームページ制作をと依頼されたそうです。(この次点では、地域のフリーランスの方でした。)

 僕が話を聞く限り、依頼時期は少し遅かったという印象もありますが無理なスケジュールではありません。資料の準備も順調で制作は余裕を持って進んでいたのですが、公開が間近に迫った状況で問題は発生しました。

 今の時代、地域に根ざした中規模のWEB企業においても人件費や経費の削減を目的に、制作を外部委託しているところは幾つもあります。

 そのため“何を依頼してどこまでしてもらえるのか”という共通認識は大切です。

 正直に言ってサイトの作りだけで考えれば、制作ソフトも充実してきており、専門職に携わるコトがない場合でも見た目が素晴しいサイトはできるものです。

 ホームページの有効活用において“デザイン”は大切な要素であるコトに変わりはりません。イベント等での一時的に運営するのであれば大丈夫だという判断はあって然りでしょう。

 もちろん数多くのサイトを制作してきた企業のノウハウは重要で、長期の運営を考えている企業ホームページであればそちらでの制作をお勧めします・・・しかし、見た目からは区別が付かず、お客様に理解して頂くコトは大変みたいです。

 話を元に戻しますが、このケースの問題は制作を依頼していたのですから“納品して完了”と思っていた制作者と“ドメインから検索できるまで全てしてもらえる”と思っていた運営側との間に認識の違いがあったというもので、共通認識とすり合わせが十分でなかったという話です。

 この記事では誰が悪いという話はしませんが、イベントも直前になって予算もほとんど残っていないという状況では対策を行うコトは難しいでしょう。

 以前にもこれと似た事例をご紹介してますが、まだアチコチで同じコトが起こってるのです。

 もちろんWEB公開までのスケジューリングを行うディレクター職の担当がいれば防げたのでしょうが、実際には認知されていない、知っていてもそこに予算を当てなくとも大丈夫だろうと一部で軽んじられているコトは残念でなりません。

 確かに、このような問題が発生する確率は低いのですが、いざ起こってからの対策にかかる費用は高額です。ここをどう判断するかでしょう。

 僕自身は今、過度なSEO・SEMに固執するよりも適度なラインを見つけ、必要に応じてネット広告や他のメディアとの兼ね合いをケースバイケースで導入する時代に入ったのではないかと感じています。

 それだけに、サービスを提供する企業側も1つの手立てばかり提供していては業界が先細りとなってしまい、常に学び企業としてノウハウを蓄積していく必要があります。

 ますますWEBは生き残りが難しい職種となっていきそうです。もう、WEB業界は“新参”のビジネスではなく、それなりの地位を得ているのではないでしょうか。

 ただ、それだけに“コネクション”や“資本”、“独自性”の全てに欠けた“勢いだけ”の起業ではどんどん生き残りが難しくなってきているとも言えそうです。

 しかし、冷静に振り返って考えてみるとここ2回のブログ記事は主語が“クライアント企業様”と“WEBサービスを行う企業”のどちらの立場から“思い通りにならない”のか、どちらとも言える微妙な内容の気がしますね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。