コーポレートサイトや誘導サイトについて考えてみる。
- 2013年07月11日
- ホームページ有効活用
■問題あるサイトの原因を調べる上で、曖昧な検索エンジンサイドの基準は困りもの・・・。
コーポレートサイトとは、企業の持つ公式ホームページのコト・・・って、調べてみると明確な“定義”は無いようですね。
一応、企業の規模にもよりますが、会社概要を初めとする次のようなコンテンツのあるサイトだという“暗黙の了解”はあるようなのですが・・・。
・プレスリリース
・製品、サービス情報
・IR情報
・リクルート情報
つまり逆に考えれば、企業ホームページこの形式でこのコンテンツの記載が無いと公式サイトとは認められないというようなルールもないというコトになり、極端な話で言えば“一つの企業に公式サイトは一つだけ”という決まりも無いという訳です。
これって、よくよく考えたら危険じゃないですかね?
ホームページへの導線の多くは、検索エンジンによるものです。
・・・というコトは、ホームページによる情報発信を行う企業と検索エンジンというサービスを提供しているGoogleやYAHOO!の間に共通認識が無いというコトにもなり、検索エンジンに掲載されるも、検索一覧から外されるも企業側には謎のまま一方的に“お任せ状態”というコトだと言えます。
せめて、公式サイトのガイドラインは明確にしてもらいたいものです。
例えば、会社で予算を取って制作したホームページは全て“公式サイト”に決まっているじゃないかという企業様がほとんどではないでしょうか。
中には、外部ブログや他社サービスのポータルサイトに登録したページ、Facebook等も“公式ホームページ”だと考えられている企業様もいらっしゃるコトでしょう。
ここで仮定して考えてみますが、これら全てのサイトは企業としてはどれも見てもらいたいはず・・・そこで、これらをメニューでリンクして訪問者が気付かないうちに行き来しているようにしたらどうなるでしょう。
答えは、分かりません・・・って、おい(笑)。
しかし、検索エンジンサイドからは“誘導サイト”と判断される可能性はありそうです。
しかも一旦、悪質な“誘導サイト”だと判断されればGoogleのペナルティサイト(違反ページ)として、検索エンジンから除外されてしまいます。
企業で取得したドメインサイトであれば“Whois情報”から持ち主である企業が共通だと判断される可能性もありますが、幾つもの企業のサイトをまたぐ形になるとどう判断されるやら?
意図的な制作であれば仕方ないにしても、企業で予算をかけて被リンクをはじめフランチャイズ等、WEBの有効活用にがんばっているコトが逆効果となるのであれば納得いかないというものです。
SEOは“ブラックハット”、“ホワイトハット”といった最低限の判断基準があるため、外部ブログのサービスを提供している企業による“SEOスパムブログの排除”が行われるようですが、コーポレートサイトや誘導サイトのガイドラインも是非お願いします。
でないと真面目にサイト運営してきて“いきなり検索できなくなったホームページ”の持ち主である企業様は訳もわからず右往左往するコトになりかねません。
せめて、検索結果から除外された原因は“これか”、“これじゃないな”という判断が出来るのであれば良くも悪くも次の検証へ進めるでしょうから・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。