そもそも駄目なホームページとは何かを考えてみる。



どのポイントだってやろうと思えば有効活用できる。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■有効活用の点から駄目というコトは、活用できない状況にあるというコトなのでしょうか?

 ホームページの“有効活用”を考える上で、何が“駄目”なのか理解するコトも無視できません。

 なぜなら、それこそがホームページを有効活用するスタート地点であると思われ、目的に適したホームページに育て企業利益に貢献させていくのは、その後の話だからです。

 しかし、一般的に駄目だと思われているコトでもアイデアによっては“有効活用”出来てしまうものですので、ここでは“活用できない状況”について考えてみるコトにしましょう。

 まず、WEBサイトを考える前にチラシ広告において実際にあったコトをご紹介します。今までに何度か、さすがに“これは駄目だなぁ”と印象に残っている事例があるのですが、皆さんはどう思われますか。

 ひとつは、宅配サービスで電話番号が違っていたチラシです。

 電話番号の下一桁が1番違いらしく仕事場に電話が鳴り響き、その対応だけで手一杯になったものです。

 当時勤めていた職場は制作会社だったためマーケティングを行っておらず特異な経験だったのですが、鳴り続ける電話の応対の中で一度の大手宅配サービスのチラシポスティングで起こる反響の数に驚いたものです。

 もう一つは、ボディケアの促しをする個人サロンの手作り一色刷りのチラシです。

 サービス内容や価格の表記についても良く考えられていて、地域密着しようという努力と工夫が伝わってきました・・・ただ、残念だったのは“店名”を始め、住所や電話番号が書かれていなかったコトです。

 これじゃあ、コンタクトを取りようがありません。

 このチラシって、デザインから印刷、さしてポスティングまでを一人で行っていないのであれば、誰もこのミスに気付かなかったのでしょうか、実に不思議な気分になりました。

 では、ホームページの話に戻って“駄目”な状況とはどんな状況でしょうか?

 例えば“検索順位で1番になるコト”が最善だと思われている方がいますが、検索上位でも売上に繋がっていないホームページもありますし、逆にSEOとは無縁でもテレビの取材依頼や撮影場所の提供依頼などを何度も受けているという事例は幾つもあります。

・店内のイメージ画像の掲載

・情報発信の内容と量

・自社発の施術画像や施工画像など

 上記は実際に取材先を探している方の目に留まったきっかけとなる要素の一例ですが、エンドユーザーの目に留まるというコトは“”や“”という要素と感性のマッチング・・・シンクロ率が関係する場合があります。

 つまり、ホームページの内容という点から良し悪しを考えても“ケースバイケース”で結果を出す可能性があり、明確に“絶対に駄目”だと言うコトは出来ないという訳です。

 もちろん、WEBサイトの運営については“有効活用できていない部分”、更新していないだとか、古い情報のままだとか、“駄目”だと言えるのですが、それだって現状のホームページのレベルにあった思いがけない結果を出したりします。

 そう考えると精々“このページは工事中です”だとか、“外部リンク切れ”だとか、必要な法規の表記が無いといった不足している点くらいしか、駄目なホームページのポイントを上げられないみたいです。

 やはり、詳しく定義するコトは難しいようですが、“未完成”や“ほころびが出来ている状況”・・・つまり“活用できない状況”である場合だけは駄目な状態なんだと言えるのではないでしょうか。

 活用できる最低限の環境が整って初めて、ホームページを有効活用していける訳ですから・・・まぁ、活用できる状況にあるかどうかだけなら誰しも直ぐにチェックできるコトでしょう。

 物事は全てマイナスから0を経てプラスになるように、ホームページ有効活用への道のりも長く険しいのかもしれません(笑)、って、この流れだと“有効活用”を始めたサイト改善について“取り掛かりのポイント”も考えないといけないかなぁ。

 って、今回は内容が薄いのにテーマを続けて良いものかなと思ってしまいます・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。