久しぶりにアクセスログの検索ワードをチェックしてみる。



目立つ検索キーワード特集、少数派にアドバイスしてみる。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■検索されているワードの中で、そこまで多くないけれど気になるものもあるのです。

 今回は久しぶりに、当サイトのアクセスログを5月のデータに絞って考えてみます。

 さて、この記事を書いているのは5月末なのですが、検索サマリを集計しながら見ていてちょっと気になるものが幾つかあったので、小説でいうところの短編集ならぬ、抜粋してワンポイント考察を行っていきたいと思います。

 まぁ、今までに取り上げたものや個別に記事にしたいものについては見送っていますが・・・ってコトは小ネタばかりで1記事書こうという作戦だろうという点は気付いてもスルーでお願いします(笑)。

・リピート率の多い企業(平均)

 そもそも“リピート”されるためには“リピートしたくなる”ための仕組みが必要です。

 例えば、一時期テレビCMで流れていたディアゴスティーニの“Robi(ロビ)”のコンテンツページなどは、製作ポイントの動画配信をされています。

 また、ブログ等で魅力的な文章を書かれるのも良いでしょう。しかし、忘れていけない点は“サイトのリピート”が企業や売上に貢献しない場合もあるというコトです。

 “商品購入のリピート”か“来店のリピート”なのか、とにかく目的を明確にするというコトです。一元さん相手のサイトで売れ上げを出しているサイトもありますので、商品やサービスの回転率も視野に入れて、もう一度問題点を見直してみましょう。

・ホームページ 導線を整えたらアクセス数が減った

  “アクセス順位が下がる”といった検索ワードもあるのですが、アクセス順位というとサイト内のコンテンツページ閲覧順位という意味になってしまいます。

 おそらく“検索順位”か“アクセス数”もしくはその両方というコトなのでしょう。

 細かいコトを言うと嫌がられるのですが、数字は嘘をつきません・・・もし違っていると思うのであれば正しく見れていないのだと思います。

 この検索ワードを例に考えるならば“導線を整えた”コトによりサイト内の移動がスムーズになったため、全体のページビューが減少したというコトも考えられるのではないでしょうか?

 アクセスログなど伸ばすコトばかりに気を取られがちになりますが、実のところ整理して減少させるコトも購買率・成約率を高めるために有効なコトだったりします。

 ただ、検索ワードだけで正確なコトは言い切れなのですが(笑)。

・IT用語

 コーポレートサイト、ジャストアイデア・・・やはり、調べている方は多いですね。僕としては、“公式サイト”とか“ふとした思い付き”等の言い回しで良いと思っているので、打ち合わせにおいては使っていない言葉ですね。

 WEBの業界では“新しい言葉を作って流行らせた者勝ち”みたいな傾向があります。

 これが一般的に言われる、別にそんな回りくどい言い回しをして凄そうにしなくても良いのにという状況で、ここに専門家とクライアントとの意識格差があったりします。

 逆に“怪しい”とか“情報の嘘”、“ミスリード”や“先入観の植え付け”といった印象を持たれる方も多いと聞きますので、あまり多用すると不審に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 実際、専門化同士で話をしていても使わない用語(すぐに消えていくIT用語を含む)が多いですし、外向けの言い回しという印象のものもあるので、あまり業界で敷居を高くし続けのもどうなんでしょうね。

・ドメインについて

 ドメインの決め方では以前から検索されていたのですが、急に増えたのは“ドメイン”や“サイト”の閉鎖についてです・・・少し前に書いた記事が原因だと思いますが、サイトの閉鎖だけでなく“一時閉鎖”を考えられている方も多いらしく、一度まとめて記事にしないといけなさそうです。

 少し話はそれますが、各コンテンツのページを有効に活用するためのアイデアを探されている方も多いですね。“Q&A(FAQ)”や“問い合わせフォーム”・・・案外、ただあれば良いというものではなく、企業の特徴を持って望みたいものです。

・ネットショップが実店舗に及ぼす影響

 これについてはまとめられないです。

 負担という部分がケースバイケースであり明確に分からないからなのですが、簡単に考えてもネットショップ開始時の投資の負担、運営に関する社内体制の確立、売上が伸びたための実店舗との差別化、ほかにもいろいろと問題は発生します。

 しかも、その問題の多くは“ホームページの更新”や“ページ追加”とは直接関係のない問題ばかりです。まぁ、そのためにあるのが運営サポート企業なのですが、まだまだ存在を知らない方が多いようですね。

 もちろんショッピングモールの出店の場合はサポートを受けられて良いのですが、なかなか電話でのサポートだと分かりにくいという場合もあるので、一度WEB運営サポートに相談されてはいかがでしょう。

・ホームページ制作やコンサルの適正価格

 上記の検索ワードについても関係してくるのですが、弊社のご案内をする場合は“ご紹介で対応させて頂いている点”と“保守が無い場合は制作できない点”のほかにもうひとつご説明させて頂くポイントがあります。

 それは“おそらく弊社の保守料は少し高い方です。”という点です。

 まだ、ホームページ制作会社の更新サポートと一緒のイメージでご相談されている方もいらっしゃいますし、コンサルティングほど高額でどっぷりというものはご契約を吟味させて頂くからなのですが、最初にきちんとご説明させて頂いているからか弊社の成約率や解約率の成績は良い方だと自負しています。

 ・・・まぁ、その反面、責任も明確になるので運営の流れが見えてくるまでは緊張しますが(笑)。

 しかし、ちょっと抜き出しただけでもまだありますので、全部のキーワードを拾うなら前後編にしないといけませんね。でも、今回は息抜きのつもりで書いていましたから、また別の機会に取り上げてみるコトにして、そろそろまとめに入りましょう(笑)。

 個人的によく使う言葉の癖なのか“ストーリー性”、“シンプルな~(考え、デザイン、説明など)”、“ランディングページ”ついての検索ワードの種類はかなり多いです。もちろん、検索順位を1番にしたい云々のワードを除いてですが・・・。

 また、サイトの模倣(真似)やネットを利用した“誹謗中傷”についても相変わらず検索が多いですね。どうやらこの辺はテーマに取り上げて、いずれまた追加で記事を書こうと思います。

 最後に“営業単価”や“損益分岐”、“利益率”や“収益モデル”などビジネス用語により当サイトへ訪問されている方も目立つのですが、そういった方にとっては当サイトは満足いく情報を出せていないのではないかなぁと思いつつ・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。