深夜テレビのショッピング番組とWEBの活用に思う。



埋もれるテンプレート提案から付加価値をつけて目立つ?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■まず、“売る”という点を考えるのか、“認知”や“企業ファン獲得”を目的に考えるのか?

 さて、前回までの2回を使って通販目的のサイトの視点について考えて見ました。そこで、ついでにと言っては何ですが“メディアミックス”についても少しだけ触れてみようと思います。

 ここで“少し”というのは、いずれ別の機会にきちんとまとめようと思っていますので、あくまで今回は大枠でざっくりとした記事というコトで、ひとつ(笑)。

 まず、メディアミックスと簡単に言っても、WEBとミックスさせる手立てはいろいろとあります。

・雑誌広告

・フリーペーパー

・公共の交通手段等、施設や乗り物での掲示物

・看板

・スマホを初めとするゲーム

・テレビCM

・映画館CM

 ・・・などなど、“クロスメディア”と言われる販売促進の相乗効果を狙った手立ては、思いつくだけでもかなりのものがあるのではないでしょうか?

 番組内で使用する“宝飾・装飾品”や“備品”等、自社オリジナル商品の提供は、直接的に購入を促すショッピング番組と対を成す有効的な手立てだと言えそうです。

 いわゆる“タイアップ”と言われる手立てなのですが、最近ではあまりテレビを見ない人も増加しており、雑誌やチラシ、看板やゲーム等とのメディアミックスで成功したという企業も増加傾向にあると聞いています。

 取り上げられるメディアを選ぶのではなく、国際的な各映画祭で俳優・女優の○○さんが身につけている宝飾品や衣装などを提供するコトで大手ブランドが話題となる・・・これもタイアップの一例と言えそうです。

 これらは日本でも多かれ少なかれ行われており、ドラマで誰々が身につけていたアクセサリーとか、行きつけの隠れ家の店なんて告知がそうでしょう。

 いつも検証している訳ではありませんが、大きな話題になった商品やお店が翌月などの集計データでは月間のアクセス回数が急激に伸びていたり、未だに健在で有効な手立ての証明だと言えるのではないでしょうか?

 芸能人や著名人の方の“前立腺癌”などの病気に関するニュースや企業の事件や問題、新商品発売など、意図的に活用できるのであれば、自社ブランドを高める上で有効な手立てみたいです。

 ただし、これらメディアミックスはハイリスク・ハイリターンだというコトを忘れてはいけないのですが・・・。

 それから“メディアミックス”も提案を受けた際には、“ネットサービス・広告”や“リニューアル・SEO”のように、よそで成功しているからという“二番煎じ”や“複数の企業に同じ提案”している場合があります。

 しかし、“使い古された手立て”だという理由だけで失敗する訳ではないですので、自社に合っているか十分に費用対効果等を考えて導入を検討すれば良いと思います。

 また、メディアミックスを行う上では、ホームページの活用方法が、自社からの情報発信よりもお客様の集約や要望の受け止めの方に重点が置かれるコトになります。

 そのため、システム不具合やお客様対応の社内体制が出来てるかチェックが必要です。

 さてさて、今日は軽めの記事にしたいと思いますので、ここからは仕組みや商品力を考えずに書いていきますので雑談としてご覧下さい。

 僕自身としては“燃え”の方が好きなのですが、最近でも自社商品のパッケージを“萌え”というイラストにして話題性を狙った商品が出続けているそうです。

 でも、どうですかね?

 僕の場合、調べているから事例ゆ商品を見つけられる訳で、多くの場合はそんなに話題になっていないように感じます。いわゆる“経済効果○○円”なんて効果を狙っているのでしょうが・・・さて、成功しているものは何割あるのでしょう。

 例えば、“ゆるキャラ”や“ご当地ヒーロー”等もそうです。

 大小数えると今や1,000体以上もあるとか・・・驚きです。だとすると個人的に話題になっているものを数えて計算すると1割も無いのかも知れません。

 個人的には“地球戦士ZEROS(ゼロス)”なんてデザインが好きですが(笑)、地域が異なるため日常で触れる機会は全く無いと言えます。

 こんな風に“同種の手立て”が飽和している状況では、やはり話題性商品力、それに付加価値という3つの要素が集まらないと“成功”はしなさそうですね。

 僕が企画させてもらえるのなら、ターゲット層に合わせて深夜のショッピング番組をショートドラマ化してみたいと思います。もしかしたら番組視聴の継続性が高まるかも・・・と思うのですが。

 簡単ですが、こんな感じとか興味ないですか(笑)。

・美女になかなか告白できないへたれイケメンのプレゼント大作戦ドラマ

・商品の販売(問い合わせ)個数によって強さが変化するヒーロー

・萌えアニメ・・・は専門外です。う~ん、まぁ、何らかのタイアップ企画は可能でしょう(笑)。

 どうです?

 不景気で深夜番組は打ち切りが続き、換わってショッピング番組が乱立していると言います。上記の企画が通るかどうかは分かりませんが、これらも一つの付加価値と言えませんか?

 番組が上手くいったら、キャラクター版権でタイアップやオリジナルビデオを販売したり、公式サイトでは“隠れ話”や“裏情報”、“公式設定”など自社サイト訪問への導線は幾らでも作れるはずです。

 まぁ、イベントの企画提案であれば経験がありますが、僕が番組企画に関わる機会なんてものは無いんですけどね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

 もし、こんな番組がホントに出てきたら、依頼が無くても趣味的にちょっと検証したくなりますね。それから、もう既にあるというのなら教えて欲しいと個人的には思うわけで(笑)・・・。