2013年3月16日の戯言(商いは御用聞きに始まるものです。)
- 2013年03月16日
- 週末の戯言
あんなに毎日、顔を合わせていた学生時代の友達や起業する前の友人など、忙しくて疎遠になると“ふと”した時に思い返す程度になってしまうものです。
引っ越していった友人との手紙のやり取りが減るように、おそらく生活の中でのかかわりを続けない限り、これは仕方のないコトなのかも知れません。
いわゆる遠距離恋愛が続くかどうかもこの辺りがポイントなのかもと思ったり、思わなかったり(笑)。
さて話を本題に戻しますが、この点はビジネスにおいても同じです。むしろビジネスであれば“疎遠になりました(笑)”では済みません。
企業として、サービスとして忘れられないよう・・・お客様のパートナーとなる企業努力が大切です。
例えば、BtoBを目的とした企業様であれ、弊社のようにアクセス情報のレポートや改善点のご提案をお持ちして月のお打ち合わせの機会をいただくコトが可能ですし、ネットショッピングであればなおさらです。
DMやメルマガにて告知を行い“思い出して頂く努力”があって初めて企業が人の心に植えつけられるはず。
キャンペーンに力を入れるコトはもちろん大切ですが、新規顧客を獲得し続ける困難に比べれば、リピータ様の購買意欲を高め、または維持し続け“回転率”を高めるコトは、地道であっても企業ブランディングに役立つのではないでしょうか?
必ずしも会社を大きく育てていく手段が決まっているわけではありませんが、定期的に思い出していただき、企業サービスや商品を利用していただくコトで、他のサービスへ浮気をしないファンが育つ・・・いわゆる“育客”が出来ていくのだと思います。
何も接点を持つ努力をしていない状況で“ずっと企業を覚えていてもらう”コトは不可能です。
人との付き合いのように、企業が、会社が“人”であるのなら、ビジネスにおいて成功するためにはお客様と“良い信頼関係”を築き上げていかなければならないコトにかわりは無いのでしょう。
どうですか?
仕事柄、ホームページの活用について考えていますが、アクセス数や検索順位を上げていくコトと同じくらい、繰り返しサイトを利用してもらう、気持ちよく使ってもらう企業努力は出来ていますか。
知っている企業様の中には、たとえ企業の負担になろうとも“ネット会員”、“FAX会員”、“DM会員”と対応し、パソコンサイトやスマホ専用サイトはもちろん携帯(ガラケー)サイトも運用されています。
それだけ“一度、繋がりを持ったお客様”と良い関係を保ち続けるよう、新規顧客の開拓以上に気を配られていると言えるでしょう。
違う角度から見てみると“新規顧客を獲得するコト”は、別の企業から浮気をさせたというコトです。
さらに逆に考えれば、自社と繋がりを持たれたお客様と長く付き合っていくコトは、企業の繁栄に最重要なポイントの一つだと僕は思うのですが・・・皆様はどうお考えですか?
いやはや。。