経費削減にプログラム導入を・・・適正価格を考える、再び。
- 2013年02月08日
- ホームページ有効活用
■今のホームページにおいて、プログラムを使用しないサイトはほとんど無いと思います。
そもそもホームページを構成している“html”もプログラムと言えばそうですし(笑)。
ホームページの適正価格については日頃より検索されている方も多く、当サイトの検索ワードでも目立つキーワードの1つとして位置付いています。
また、この点については直接ご相談される機会も多いのですが、最近のホームページ制作の傾向から考えると適正価格についてお答えするコトが難しくなっていると言えます。
僕が、よく耳にするホームページの制作費用の平均価格は30万円前後ですが、それだってお互いにイメージするものが違えば、高いと思われるか・・・安いと思われるか・・・想像もつきません。
僕のイメージとしては、30万円だとページ数が5~8ページ、デザイン料とディレクション費用、問い合わせフォームと内部ブログをサービスくらいかなぁ・・・と思います。これに公開時の各設定サポート料が別途かけられると初期投資として基本は抑えられるのではないでしょうか。
ですが、スタジオ撮影とモデル料、ライセンス料込みのランディングページが1ページの制作で40~50万円というものがあるコトも事実です。
逆に、トップページとブログだけの2ページ制作でとイメージしている方であれば、30万円と聞いたら高いと感じられるはずです。
しかし、提案する側からすれば、企業サイトとして制作した方が良いページや表記すべきコトもあり、なかなか最小限のページ数といっても現実には5ページ以上に増えてしまうのが実情です。
また、適正価格が判断しにくい理由として次の点があげられるのですが、皆様が考えられているホームページのイメージはどうでしょう?
・ページ数が多い
ページ数については、70ページ~100ページにも及ぶホームページを作る場合もあります。デザイン料やディレクション費用等を除き、1ページの制作費用が単純に1万円であれば70~100万円、ページ2万円であれば140~200万円の費用がかかります。
もちろん出精値引や1セット、人日計算の見積書にした方が安くなる場合もありますが、ページ生成のプログラムを開発した方が先々で安く収まる場合も多いです。
少しずつページを追加しなければならず、何かと言えば“ホームページはお金がかかる”とは過去のコトであり、今は経営判断で最初に費用をかけるか少しずつかけて作り上げていくのかを選べる時代だと思います。
プログラム制作=高い・・・ではなく、まずは各制作会社の提案は聞いて判断するコトをお勧めします。
・プログラム仕様がメインでの制作
問い合わせフォームやカレンダー、jQuery等によるタイトル画像のアニメーション、顧客管理の代表とも言える“マイページプログラム”、独自買い物カゴ・・・今、思いつくだけでも様々なプログラムがあります。※マイページについては別の機会に記事にします。
“仕様が変わる”という言葉をお聞きになったコトがありますか?
よく“見積もりよりも最終的な請求額が高くなった。”というお話を受けますが、多くの場合は“クライアント様の要望”が変わったからプログラムを追加しなくてはいけなくなったコトが原因だと言います。
ホームページ制作もそうですが、プログラム制作は最初に決めたとおり・・・つまり“仕様どおり”に作っていかなくては、作り直しの場合もあるのです。
プログラムの企業としましては、作り直し分の費用だけをご請求する企業が多いようですが、中には作り直す前の費用も合わせて請求される企業もあると言います。
ちょっとこのくらい・・・、とりあえず進めながら・・・というやり方はプログラム制作においては常識的な考えではなく通用しないと思っておいた方がよいでしょう。
ホームページもリニューアルの際に、このページをこれに変えてページ数が増えないからまけて・・・というご要望への対応は、制作会社の優しさなのです。
例えれば、本に印刷ミスがあって差し替えるには差換え用のページを作らなければならず、人件費をはじめ必要経費がかかるものなのですから・・・。
ホームページにおいてもページを追加しようと差し替えようとページ制作をしなければなりません。
家を建てる時に、とりあえず建てながら間取りを考える方は一般的にはいないでしょう。ましてや、出来上がりまじかで“こちらのリビングとお風呂の位置を替えて・・・”とか“もう一部屋増やして・・・”と言えば、対応してもらえないか別途料金が必要となります。
当然、優秀で安価で対応して下さるフリーランスの方や自分で作るからサポートをご希望される方もいらっしゃいます。
つまり、同じ仕上がりを共有して出したお見積もりを元に作業を進めていかなければ“適正価格”は明確に述べられません。そして、ちょっとであろうとも作っている間に要望が増えれば、きちんと業者と費用面を相談する必要があるのです。
ラーメンに、チャーシューを追加でのせても半熟卵をのせても追加料金は必要です。
企業判断として、ネギ多目レベルだから追加費用無しでサービスでしてくれるレベルかどうかはサービスを提供する企業によって異なり判断が難しいのです。
適正価格とは、作業を依頼する企業側だけでなく、サービスを提供する側にとっても“適正”でなければなりません。
まぁ、メンテナンスとかランディング費用がかかったり、OSのバージョンアップ等に伴いカスタマイズする費用がかかったりするため、制作側の説明責任はあるのですが・・・この辺の事例にはご紹介したいものもあるので、また別の機会に記事にしたいと思います。
ちょっと今回の更新は時間ギリギリになって焦りました(笑)。※後から一部修正します・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。