(連載07)仕事が忙しくてサイト企画が進まないので、ちょっとだけ。



猿じゃダメらしい。ホームページを作ろうシリーズ07

■企画サイトの内容が決まったら“ドメイン取得”を行うのだけれど・・・

 ドメイン名と内容のマッチングによる効果は、日本人であればあまり意識してはいないと思います。例えるなら、ホームページ制作会社だから取得するドメインはこんなのにしよう・・・という方はいらっしゃいますか?

・homepage-seisakugaisha.com ・homepage-seisakugaisha.jp ・homepage-seisakugaisha.co.jp ※2012/11/22現在は取得されていないドメインです。

 こんなドメインがまだ残っているんだと思われる方もいると思います。けれど、僕としてはあるべくして残っていると思うドメイン名なのです。決して、ドメイン名が長いからという理由ではありません。

 ホームページ制作会社を探す場合は口コミで聞いた企業を探している場合が多く、業務内容よりも“会社名”で検索する傾向にあります。

 これが英語圏内であれば、「ドメイン名=検索ワード」というコトも考えられるのですが、日本でそれは皆無だと言えるでしょう。※「ホームページ制作会社」と検索しても「homepage-seisakugaisha」とは検索しないだろうというコトです。

 弊社の場合で考えても・・・。※ホームページ制作ではなく、実際は運営サポートですが。

・(×)homepage-seisakugaisha.jp

・(○)web-style.jp

 業務内容ではなく、会社名を選んでドメイン名にしています。しかし、検索は“Web-STYLE”よりも“ウェブスタイル”が圧倒的に多い状況であり、これは社名の登録等の仕組みがそうだから・・・だけとは言い切れず、やはり日本では“日本語”で検索するものなのでしょう。

 また、ドメイン名は短いもので3文字から取得できますが、どんなに短くとも“ワード”で検索する方が一般的です。極端な話、日本では“ドメインなんて何でも良い”と言っても良さそうな気さえしてきます。

 しかし、そうも上手く行かないのが現状です。

 例えば、ニュースになっている“TTP”やITにコミュニティをなんて“ICT”、もちろん“SEO”のようにアルファベットが、そのまま検索の対象になっているものがあります。

 いわゆる“Exact Match Domain”と呼ばれるドメインがそうです。

 検索ワードで形成された完全一致ドメインで、人気もありそのSEO効果も絶大でした。内容なんてそっちのけで検索上位されていたものです。

 ・・・もう、お気付きだと思いますが“過去形”ですね(笑)。

 このプログラムは詳しくないのですが、Googleには多くのアルゴリズムがあり、この完全一致ドメインも対象に内容を重視するよう改善されてきています。

 最近ではホームページの内容がそのキーワードに対して乏しい場合、検索上位にならないよう対策しているというアナウンスがあっています。今はまだ英語圏内だけで試されているようですが、ますます“日本語ドメイン”使えないな・・・ってなりそうですね。

 実は取得して眠っているドメインも山のようにあります。

 “-”等を除いた同名の、商品名の、サービス名の、類似のドメインが取得されないように“確保しておく”という傾向にかつてあったからなのですが、最近はこのGoogleアルゴリズム等のおかげもあってか、むやみやたらに取得するコトは少なくなっているようです。

 まぁ、うちも何かに使おうと“web-style.jp”とは別に“webstyle.jp”も取得しているのですが(笑)。

 今回は、“ホームページ有効活用”のカテゴリの記事とあまり差別化できなかったですね。もう少ししたら企画サイトも進めていきますので、カテゴリがあるコトを忘れないよう定期連絡の記事というコトで、ひとつ。※まぁ、今回の内容もホームページの有効活用にも使えない雑談レベルですし・・・。

 最後にGoogleアルゴリズムのご紹介をもうひとつ・・・“ページレイアウト・アルゴリズム”ってご存知ですか?

 ホームページのメインラインに広告が多いサイトは、検索結果の順位を低くしようというアルゴリズムです。SEOという点では同じなのに“パンダ”や“ペンギン”のように話題にならないのはなぜなんでしょう?

 ネット広告に大きくかかわるアルゴリズムですし・・・はっ、もしかして誰かの陰ぼっ・・・・・・。

 いやはや。。