WEB企業の独自性を表現する難しさについて考えてみる。
- 2012年09月03日
- ホームページ有効活用
■企業の独自性をホームページで表現するWEB企業自身が独自性を出せていない・・・
インターネットは実店舗以上に、検索エンジンを利用するコトで同じ条件の企業ホームページが並んで表示されるコトからも、選ばれるためには“強力な独自性”が必要だと言われています。
しかしながらこの“独自性”・・・実は、サービスを提供するWEB企業側のホームページ自体が難しいといわれる立場にあります。今回は、このサービスを提供するWEB企業側の独自性について考えてみるコトにしましょう。
まず、このブログをご覧になっているWEB企業様でお客様とのファーストセッションはどのようなものかお考え下さい。リスティング広告など利用して“ホームページ制作 地域名”でホームページへ誘導されている企業様も中にはいらっしゃると思います。
ただ、ほとんどは“営業”か“ご紹介”では無いでしょうか?
当然、弊社の場合はホームページからの依頼を原則受けておりませんので、ほぼ100%が“ご紹介”です。なお、ホームページ制作の受注契約率に限ってみると(ご紹介>営業>ホームページからの問い合わせ)の順となっています。
WEBを介して提供しているサービス(ツール、サーバー等)とは違い、ホームページ制作となるとやはり知り合いの社長様のサポートをしている企業を紹介してもらったり、営業さんの話を聞いて決断したり・・・と繋がりや直接面と向かっての方が強いようですね。
そして、これは各企業で提供されるホームページの良さについての“違い”や“差”が、ターゲットとなる企業様には判断できていないというコトの現われでもあります。
では、どうやって企業の独自性を出せば良いのでしょうか?
大きく分けて“独自性”を出すには、“商品”と“企業”の2点があります。失敗したくないクライアント企業様は、ホームページの良さを判断する基準をお持ちにならない場合が多いですから、自ずと“企業の独自性”の方をアピールしていかなければなりません。
そして、企業として選んでもらう点では“運営サポート会社”も同様です。この運営サポートというサービスそのものを知られていない場合もありますし(笑)。
例えば、弊社のようなホームページの運営サポートを行う企業の業務内容は実に幅広いものです。
そして、その企業ポジションも他のサービス企業との境目が実に判断しにくいものになっています。ちなみに、企業独自のサービスについては話が逸れてしまいますので、今回は割愛させて頂くコトにします。
例えば、小学校から中学校へ進学するように、クライアント企業様の成長と要望によっては対応できない状況になるコトも予測できます。
そう考えるならば、コンサルティング会社が“大学”、制作会社は“専門学校”で運営サポート会社は“商業高校・普通高校”ってトコでしょうか?
ホームページ会社といえば、囲い込みに固執するようなイメージだとクライアント企業の社長様から耳にするコトがありますが、クライアント企業様のホームページが提供できるサービスいっぱいに成功したならば、企業としてサービスの向上を計るか、次のステージアップに対応できる企業へ引き継ぐかしなければなりません。
ビジネスは誠実に対応するコトで次のご紹介を頂けるというものです。他にも述べたい点はありますが、テーマを絞っておいた方が良いのというコトで、また別の機会に記事にしたいと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。