スマホとパソコンにおける検索結果の違いについて考えてみる。



SEOだけで検索順位をあげるコトに限界があるのか?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■Googleの昨年末からスマホに特化したサイトを検索結果に優先させるという件

 とりあえず2ヶ月間は、ブログを更新するだけで目立ったSEOをせず検証を続けていますが、そろそろブログの更新だけで順位を上げていくのは難しい時期のようですね。

 ただ、次の手立てを導入するかは8月に考えるので、もう少しこのままで様子をみておくコトにします。

 まぁ、当初に予測していました意図的な“ロングテール”の構築が出来ているところを見ると、やはりブログはキーワードタグよりもキーワードを構築するコトに優れていると言えそうです。

 そこで、今回は巷のブログに書かれている疑問について考えてみるコトにしました。いろいろとブログによって書かれているコトが間逆であり、誰もが困惑してしているだろう疑問、それは・・・。

 スマホとパソコンの自然検索において結果は異なるのかどうかというコトです。

 大手SEOブログをはじめ多くのサイトでは、本年度春頃の記事を見ても“Googleはいくつのデバイス(パソコン、スマホ、携帯、その他)に対応しようともURL単位で評価を行っているため検索結果に違いがでるコトはありません。”という様な内容が見受けられます。

 例えば“Youtube”等では、一部の携帯端末に非対応の動画が除外されるため、パソコンとスマホでは検索結果が異なるというコトはあるのですが、自然検索の場合はどうなのでしょう?

 2011年度末にGoogleから“スマホに特化したサイトを検索結果に優先させる。”とアナウンスがありました。

 常識的に考えて、スマホに特化したサイトをパソコンでの検索結果でも上位に表示したとして、利用者に大きなメリットがあるとは思えません。

 スマホに特化したサイトはスマホでの検索結果で上位に、パソコンに特化したサイトはパソコンでの検索結果で上位に、両方を意識したサイトはそれぞれのデータと比較して上位に表示した方が、利用者側にとっては有益な検索エンジンサイトと言えるのではないでしょうか?

 ただ、現在のデータで総合的に考えると検索結果は統一されている可能性の方が高いようです。

 以前より、日々の当サイトアクセス状況の上がり下がりはチェックしています。

 当然、出来る限りクリックせず、順位だけを確認していますし、何日周期で順位に変動があるか、GoogleとYahoo!のどちらから順位が上がるか、それとも同時に上がるのか・・・。一般的に言われているものではなく、生のデータとして見ています。

 そうそう、検索するパソコンも普段ネットに繋げていないものやアカウントをログアウトしてから検証しています。

 まぁ、どこまで“Cookie”に観照されるか分かりませんし、セーフティからの削除をしてから検索していても、とりあえずこのネット時代にどこまで逆らえるか不明なんですけど(笑)。

 んでは、実際に2012年7月17日の検索結果を見てみましょう!

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1)“ウェブスタイル”での検索結果

・YAHOO!(PC) 24位

・YAHOO!(スマホ) 24位

・Google(PC) 24位

・Google(スマホ) 14位

 ん?違ってますね。

 一応、出来る限り同じ条件で検索した結果ですが、やはりGoogleを使ったスマホでの検索結果がちょっとだけ良いみたいです。

 でも、そうするとスマホに特化したサイトを優先するのはGoogleだけで、YAHOO!は同じアルゴリズムを使っていても優先させないのでしょうか。

 それとも上記で述べたデータどおり、先にGoogleから反映されているだけなのか・・・まだ、ちょっと謎の部分がありますね。 ※19日現在は全ての順位が揃っていました。

 昨日、18日にGoogleから“日本でもパンダアップデートを正式導入”とのアナウンスがあったとアチコチで話題になっていましたので、それで順位の入れ替わりがあったのかもしれませんね。

 ・・・しかし、タイムリーだなぁ(笑)。

2)“Web-STYLE”での検索結果

・YAHOO!(PC) 3位

・YAHOO!(スマホ) 8位

・Google(PC) 8位

・Google(スマホ) 7位

 こちらは早くも1ヶ月半で1ページ目に出てこれるようになったようですね。まぁ、YAHOOについてこの検索に関しては安定しないです。

 いきなり1位になったかと思えば、8位になったり・・・1ページに表示されるようになったのも最近ですし、上記の結果を比較する限りでは、特にスマホの結果が良いとも言えません。

 当サイトがスマホに特化している訳でもない様ですね。

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 ちなみに、他の視点から“ん?”と思うコトもあったのですが・・・それはまた別の機会というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

Q&Aページを例に企業の独自性を出すコトを考えてみる。



他所でもできるサービスしかない企業は選ばれにくい現実。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■ルーチンでのホームページ制作を続けるコトは客離れを引き起こします

 デザインやにSEOに自信があっても選ばれる企業にはなれないと僕は考えています。どんな企業にも良さがあり、否定する話ではありませんが、選ばれるIT企業(ホームページ制作会社と運営サポート会社)には次の2種類が存在します。

1)新しいサービスを作り出す企業

2)新しいサービスを改善し安定させ広めていく企業

 よく“(2)”に属する企業を“2匹目のドジョウを狙う企業”などと考え、金が有る所に群がる企業的な言い方をされる人もいますが、はっきりと言います。

 それは間違いで、競合して業界を活性化させるコトは企業の役割のひとつです。

 例えば、オープンソースのXoopsまでは遡りませんが、Facebookが世に出て、Twitterが一方方向の繋がりという改善を加え、更にそれを各ツールと共有させるGoogle+が2011年半ばにスタートしました。

 SNSを最初に考えた(1)と比べ上記の企業は全て(2)の企業と言えます。

 まぁ、あまり深く追求すると“うちが元祖だ”、“うちが本家だ”と新しいサービスが誕生すると必ず起こる“鶏が先か卵が先か”という議論になってしまうのですが・・・。

 そして、上記に含まれず第3の分類に当てはまるのであれば、ゆっくりと衰退する前に(1)か(2)の企業になれるよう努力すべきだと思います。

 こうして僕が情報を隠さず発信していくコトもそうですが、企業のすみ分けが明確になり、新しいサービスが誕生するコトは、業界全体が活性化するのに必要な要素です。

 なぁに、多少真似されても自分の頭で、また考えれば良いのですから(笑)。

 ちなみに僕の場合、メールを頂ければ記事へのリンクや参照抜粋OKです。仕事柄、無断使用は見逃せませんが皆さんと協力しながら情報交換をしていければ幸いだと思っています。

 それでは、前置きが長くなりましたが第3の分類です。

3)出来る作業の繰り返でホームページ制作を行う企業

 Web-STYLE(ウェブスタイル)では、制作より運営を強みとしていたという特徴があり、提案部分のサポート制作後の運営サポートを行う業務提携させて頂いてますが、なかなか思うようにホームページ制作の受注が取れず一時閉鎖を行う個人制作会社を数多く見てきました。

 その中には、うちを見て“やれそうだ!”と思われた方もいるようですが、(3)の分類である個人企業様だとよほど資金力か人脈の無い限り、会社をまず2~3年続けるコトが難しいようです。※当然、がんばっておられる企業様もおられます。

 実際、この不景気では(1)のグループも予算導入のリスクが高く、(2)のグループの企業でも大手企業様と競合になり、企業体力で勝てずに閉鎖する会社が後を経たないと耳にします。※人とのつながりでカバーできる問題でもありますが、それは別の機会にお話します。

 そして、そのためにITコンサルの契約も増えてきています。・・・意外と思われるでしょうが、ホームページ制作会社からの提案サポートや運営代行等のITコンサル依頼も結構あるのです。

 これらの企業の全てが前向きで、会社を大きくするための努力は素晴しいと思います。ただ、それだけに僕ら運営サポート会社の責任や日々の情報収集は欠かせません。

■“Q&A”ページの改善を例に、考え方のポイントを知る

 では、どうやって会社の特色を出せば良いのか・・・。

 まずはテンプレートで5ページのホームページを制作するとします。お客様とのお打ち合わせで決まっているのは次の4ページです。それから、プライバシーポリシーはページとしてカウントしません。

・トップページ(商品紹介) ・会社概要とアクセス

・お客様の声 ・お問い合わせフォーム

 皆さんは後1ページを何にされますか?

 まぁ、タイトルに書いてあるのだから“Q&A”だろうと思われた方・・・身もふたも無いです(笑)。ただ、ここで“新しいものを生み出す力”が試されます。

 別に“社長ブログ”や“動画CM”でも正解なのですから。そして極稀にですが、新しいアイデアを出す素晴しい方もいるのです。

 では実際に、“Q&A”ページを例に考えて見ましょう。

 変化には“進化と退化”があり、進化とは“プラスになる変化”のコトです。Q&Aページを作るコトが決まって、ただいつも同じページを作るのではなく、たまには次の様な作りはいかがでしょうか?

1)Q一覧ページ

 各商品のページや各カテゴリページそれぞれに関連Q&Aを掲載し購買意欲を高める。Qページではその一覧が掲載されており、ページ(商品)が多かったり、カテゴリが多い時に有効、自分の聞きたい項目を見つけやすいという特徴があります。

2)Q&AAページ

 質問に対する一般的な答えを記載し、その先に“弊社ではここまでします”といった企業アピールに繋がるAを追加掲載する形式のページです。イメージアップや企業の強みと特徴を伝えるコトに有効です。

 これらはリニューアル等のお打ち合わせの中で、僕が搾り出して(笑)提案したものですが、ちょっと考えれば誰もが思いつく内容でもあります。ただ、その“ちょっと”を考えない企業が多いのもまた事実なのです。

 つまりは、そういうコトです。“ちょっと”したアイデアの組み合わせが大きな進化に繋がり強い企業を作ります。どうでしょう、これくらいなら出来そうじゃないですか?

 まだまだこの話題については、言い足りないくらいで次回に続けるかどうか迷いましたが、いつか続きを書くというコトで、今回こんな感じでどうでしょう?

 そうそう、最後にもう一つ・・・こういう制作方法をしていると安価でのホームページ制作が難しいんですよね。とりあえず、価格による特徴を出すって強みもあるって知っていますが、それはまた別の話というコトで、ひとつ。

 いやはや。。

先入観を与える手法はどこからミスリードと言えるのか考えてみる。



まぁ、アクセス数を伸ばして購買率も伸ばすのが理想ですが・・・。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■前もってイメージをインプットするコトは手放しで有効な手段なのか・・・

 ホームページにおいて、次の様なアプローチをして見ます。まずは、次の図をご覧下さい。

 先入観というWEBの手法を考えてみる。Web-STYLE(ウェブスタイル)

  さて、どうですか?

 1~3番のどれが貴方の印象に残ったでしょうか。上記のものは、あくまでも先入観について考えて頂くための例ですので、もっと適した業種や分かりやすい文章があったかも知れませんね(笑)。

 実は、これは印象に残らない部分の方が今回のポイントで、ここでの1~3番における弊社の強みはどうでも良いのです・・・って、おい(笑)。

 大切なコトは“Web-STYLEが選ばれている”という文章をスルーさせるコトで、“選ばれている”という前知識や先入観を持っていただいた上で3つのポイントをアピールできているという点です。※より効果的にするためには拾い読みのコトも考えなければならないのでが・・・これはまた別の機会にでも。(参考記事)

 このようにホームページを制作する際、“SEOやオリジナルデザイン”はもちろんのコト、構成図やリンク、バナーの位置や大きさ、キャッチフレーズにまで気をつけて制作をしています・・・まぁ、Web-STYLE(ウェブスタイル)ではですけど。※ここまでやっているかどうかはホームページ制作会社によってまちまちなので直接ご確認下さい。

 ホームページを見ている新規の訪問者は、まだその商品やサービスを選んでいる訳ではありません。

 中には最後の後押しが欲しい訪問者の方もいるでしょうが、その訪問者の方に“この商品・サービスは選ばれているんですよ”という前知識や先入観を持っていただいた上で、強みや特徴をアピールする手法のご紹介というコトです。

 さらに言えば、「3つの~」、「5つの~」、「8つの~」という数字が、心理的な面から意識に入りやすい有効な数だという見解もあります。※日本人においては、「7つの~」という数字も良い印象を持っている方が多いように感じますし・・・実際のところ、これは参考程度にお聞き下さい。

 いずれ“ステマ”についても述べたいと思いますが、古くは“行列のサクラ”や街頭インタビューも誘導したい意見を前面に出すなど、一般的に多くの人は抵抗無く与えられた情報を素直に受け入れていく体質にあると言えるでしょう。

 しかし、これらについて考えるとき“これはミスリードなのか”という問題が常に付きまといます。

 ホームページが営業ツールの一つである以上、来店や購入への誘導はビジネスの一環であり、当然すべきです。企業に対して良いイメージを持ってもらう努力もしなければなりません。※嘘はダメですが・・・。

 例えば、増税についてですが・・・。

今の私たちが、将来の子どもたちに出来るひとつの手段として増税をいかが思われますか?

政治家が経費削減やマニフェストを守らず、国民にだけ負担を押し付け増税を進めている点をどう思われますか?

 ずいぶん違った答えになるのではないでしょうか?

 まぁ、いつものコトですが、ここは物事の是非を問うブログではないため、個人的な意見等は割愛させて頂きます。ですが、印象や問いかけによる誘導は可能だというコトなのです。

■“買いませんか?”ではなく“どちらを買いますか?”という効果

 以前の記事でシンプルが一番、判断するのはお客様なのですから“買いませんか”という表記(アピール)をするコトが大切だと述べました。

 しかし、この話には続きがあります。

 ホームページの訪問者の方は買う目的できたコトを前提として、“どの商品を買う買いますか?”というアピールした方がより効果的だというコトです。

 単純な話ですが、今までの経験からもホームページの表記において“買いませんか?”から“どちらを買いますか?”と変更するコトで売上を伸ばした例は沢山あります。

 言い回しによって購買意欲を高める効果があるのですが、日本において他社の商品との比較広告は難しいですし、誤解を与える様なミスリードはダメです。

 そして、この手法はネット通販のECサイトだけでなく、企業イメージのアップや来店誘導にも使えますので、サイトの見直しの際に意識して導入されてはいかがでしょう?

  ちょっと言葉足りずで補足したい点もありますが、横道にそれるとまた文章が長くなりますので、少しだけ次回に続きます・・・ってコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

前日は深夜の山越え、霧で視界無しの状況は怖いのです。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 ご迷惑おかけしました、すいません。

 本日は、 県外の打ち合わせで福岡の事務所を早めの2時半に出発して、長崎へ向かったのですが・・・お打ち合わせ時間である6時半に到着できず、別の日に変更して頂きました。

 今までも土砂崩れでの通行止め、高速トンネル内や高速インターでの車輌炎上による通行止め、深夜の山越えでの霧による視界0状態や頂上付近の凍結・・・などなど、場数は踏んでいるのですが、一度にこれだけ重なったのは初めてです(汗)。

 はじめて通った道だったので、川が溢れてきそうだな・・・って思いながら見ていた景色ですが、よく見ると家の2階部分が・・・一面の田んぼが川のようになっていたようで、気付くと道路も一度沈んだ跡が見受けられました。

 今日のお打ち合わせは、アクセス数の伸びも順調で楽しみにしていましたし、先生も待ってて下さるようだったのですが・・・あまりご迷惑をおかけするもの何ですし、別の日に変更して頂きました。

 ナビを見るとそれでも向かっていたならば合計で片道5時間はかかっていたようです・・・って、いつもの倍以上の時間がかかっていますね。

 途中の渋滞までは予測の範疇だったのですが、冠水による山道への迂回と霧までは考えていなかったです。まぁ、もしかしたら土砂崩れがあるかもとは思っていましたが(汗)。

 それでも前日の霧に比べれば時間が早い分、多少なり視界があったので良かったです。これが前日通った山道だとガードレールも無いので心臓バクバクパニック(笑)だったりします。

 ちょっと大げさです・・・。

 まぁ、お打ち合わせで福岡から鹿児島まで行ってますので、山越えをする機会は多いのですが、普段は景色もよく渋滞もしないので、快適なドライブが楽しめています。

 ただ、どんな理由があるにせよ、お客様にとっては言い訳でしかないので、明日からまた気を引き締めて災害に立ち向かいます・・・ん、災害に?

 いやはや。。

 

■2ndリターンズ(1999年~)

WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」2nd

 

■4thクラシック(2004年~)

WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」4th

 2ndのお話をすると携帯については、今はアプリ削除派ですね。電話とメールにスマホサイトの更新確認さえ出来れば問題なしなのです(笑)。

 それから最近はCMをしている企業のジャンルが限られていて面白い作品が無いですね。

 映画雑誌やDVD雑誌同様に“CMナウ”も愛読していたのですが・・・今は映画は見てもテレビに魅力はほとんど感じないです。つか、仕事が楽しいのとコレクションのDVDやBDですら貯まっている状況なんですが、コレ観る機会あるのかなぁ(笑)。

 それから4th時代の4コマですが、題材になっているコナンのエンディングが何か分かりますか?

 個人的には観るとすれば特撮番組の方なんですが・・・10月スタートのJOJOは見ようと思っています。ちなみに、最近は地図を見て移動していても迷わなくなりました、これって成長っていうんでしょうか?

お金は出せないが要望はあるって企業様について考えてみる。



最初から完璧より改善していく気持ちが大切なのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■適正価格は、サービスを提供する側と受ける側で認識が異なる

 ここでは、全くお金を出さないのに無茶な要望ばかり言ってくるお客様に手を焼いている制作会社のお話・・・ではなく、どちらかと言えば、そのご要望はお金をかけて解決すべきコトなのか考えようってお話です。

 どんな仕事もそうなのですが、お金は無いけれどサービスを受けたいというコトは我侭です。レストランでお金を持たず、食事をすれば警察沙汰になるコトでしょう(笑)。

 サービスを提供し、適正な対価を受け取るコトでビジネスが成り立っています。

 しかし、お金はあるが“出来るだけ価格を抑えたい”となると話は別です。それは、サービスを提供する側にも適正価格はありますが、サービスを受ける側にも適正価格が存在するからです。

 どんなに優れた技術を使ってホームページを制作していてもサービスを受ける方にその価値が伝わっていなければ、ホームページの制作に、それだけのお金がかかるものなのか、頭にハテナマークがよぎるってものです。

 確かに、5万円で制作するホームページがあれば、100万円でのホームページ制作もあります。

 僕の仕事の中で、このホームページ制作にかかった費用が適正かどうか見て欲しいというご相談が多いのもこれらの裏づけになるのではないでしょうか。

 それだけに専門的な技術を投入するコトとそれを理解してもらうコトは別の問題なのです。

 フリーランスで性能の良いホームページを安価で作る方もいますし、逆の企業も存在する以上、ホームページの制作をする企業は、その価格に自信責任を持たなければならないというコトなのでしょう。

 実際、運営サポートにおいて保守契約が無くても提案は無料でしてもらえると思われてる方もいらっしゃいます。

 まぁ、弊社の場合は、ファーストコンタクトがご紹介なので“ご相談”から入るため提案はしますが、ネットから仕事の依頼を受ける運営会社様だと受注が分からない状況でどこまで提案をするのか見極めるコトは大変なようです。

 また、中には提案書をを別の企業に見せて、もっと安価で依頼されてしまい問題になっている話も耳にします。この辺の話になると企業モラルの話になりますので、別の機会にご紹介するコトにしましょう。

 では、ホームページ制作会社はどうでしょう?

 こちらはもっと深刻です。以前にも別の記事でご紹介をしましたが、制作会社さんがよく言われる“困っているコト”は次の点です。

 見てみないと分からないからとりあえず作ってみて・・・。

 対策としてデザインテンプレートを導入するようアドバイスしましたが、お客様は“どんなホームページが出来るかイメージできる資料”が見たいというコトで、必ずしも完全なものを求めている訳ではありません。

 Web-STYLE(ウェブスタイル)でのホームページ制作の場合には、サイト構成、リンク構成、ページレイアウトデザインまでは僕が行い、受注が決まった時点で、ディレクションとお客様窓口に僕は回り、ホームページの制作についてデザイナーやプログラマが動き出します。

 しかし、制作会社では営業さんとホームページデザイナーとは違う人である場合がほとんどで、例え“ただ、見せるだけのものの制作”であっても、そこには多少なりの人件費が発生するのです。

 この件については“ホームページ制作における適正価格2-1”でも書いていますので、よかったらそちらをご覧下さい。

 つまり“企業努力”と“無理・無茶・無駄”のラインを企業として引いておかなければならないと言えます。例えば、家を建てる時にどんな家が建つか見てみたいってお客様の強い要望があり・・・これに応えるコトは無理かと言えばCGでイメージ画像を見てもらう等のサービスをしている企業はあります。

 結局、企業努力で出来る部分と出来ない部分の線引きの差が、企業の特色や強みになるってコトで、そこには逆にビジネスチャンスもありそうです。

■無理な要望はアイデアでカバーするのが運営サポート会社なのです

 最後にひとつ例をご紹介しましょう。

 ネット通販を始めたばかりで、買い物カゴを導入したのですが、1つの商品につき4点ほどの画像紹介をしたいというご要望がありました。

 見た目をスタイリッシュにしたい、でも先行投資の費用は抑えたい・・・自社ではテンプレートデザインは設定できるが、上級デザインでどうしても作りたいと。

 そこで、制作及び設定をしてもらえないかという依頼なのですが、皆様ならどうでしょうか?

 オプション受注というコトで、受ける企業も多くいらっしゃるのでしょうが、サービスを受ける側にとってもサービスを提供する側にとっても心地よい価格というものがあります。

 僕個人としては、無理してまで受注しないという思いが強いです。

 ここで問題解決のために大切なコトは、“買い物カゴを設置するコトが目的”か“スタイリッシュな買い物カゴを作るコトが目的”か・・・というコトです。自社で行っているテンプレートの買い物カゴ設定でも画像の掲載できます。

 専門的なデザインは外部に委託しないと出来ないようですが、ネット広告ならまだしもこのケースでは売れるようになるまで予算をかけるべきではないと僕は判断しました。

 予算をかけなくても対処は幾らでもあります。

 アイデアでカバーするってコトなのですが、例えばここの記事の挿絵のように1枚のデザインした画像を表示するという方法、GIFアニメを利用する方法、新旧いろいろな手法を駆使すれば対象方法は無限大と思って良いのではないでしょうか?

 ちょっと予定していた内容と書いてるうちに変わってしまいましたが、文章が長くなってきましたので、とりあえず今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

HP業者選びに役立つIT企業のテリトリーについて考えてみる。



ホームページ屋さんでなく、業務内容で特色を出そう。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■選び選ばれの契約が難しい原因は、IT企業の“仕事の中身”が見えないから・・・

 “BtoB”(企業向けサービス)と“BtoC”(個人向けサービス)で、サービスの内容が異なるコトは当然ですが、“BtoB”のサービスを提供しているIT企業にも明確な業務内容を公開している企業は意外に少ないというのがWEB業界の現状です。

まずは、次の図をご覧下さい。

そのサービスは遠隔か訪問か・・・。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ポイント1 ~ そのホームページへのサポートは、“遠隔か訪問か”です。

 まず、ここで言う業者選びのポイント“遠隔か訪問か”についての補足ですが、ホームページを制作している間は何度も来ていたのに、ホームページを公開してからは全然顔を見せないというものはサービスに含みません。

 当然です。

 あくまでも公開後のサポートというコトでご理解下さい。ほとんどの企業が、人件費を抑えて安定した収入が欲しいという本音を持っています。

 そして、それは多くのIT企業でも同じであり、むしろ“人的な負荷をかけずに多くの利益を出したい”という点から考えれば、むしろIT企業者ほど一攫千金を狙っている方が多いのかもしれません。

 しかし、この業界を長く続けていて僕自身は、訪問でのサービス提供の方を選びアナログでやっていて良かったと感じています。

 また、上記のサービスを行っているIT企業の割合ですが、近年の正確なデータが無いためはっきりと断言は出来ませんが、おそらく8:2くらいの割合で、遠隔による更新サポートの企業の方が多いでしょう。

 そのため対策として定期的なITセミナーやホームページ有効セミナーを行うIT企業があります。

 つまり、お客様の方からセミナーに来て頂くコトで各訪問するコト無く、クライアントと接点を持つのです。

 このITセミナーホームページ有効セミナーの違いについても後で触れたいと思いますが、ここでは話を先に進めます。そして、この“遠隔”か“訪問”によるサービスなのかが、業者選びのポイントとして外せない判断材料なのです。

 あえて“判断材料”という言葉を使っている理由ですが、企業によるサービスなのですから、良い悪いではなく“求めているサービスに合っているかどうか”を考えるポイントとしてこの記事をご覧頂くようお願いいたします。

 なんだかこのブログをまとめて本にした方が儲かるような気がしてきました(笑)。

■相見積もりをしても適正価格が見えてこない現状

 ちょっとぶっちゃけ過ぎな感じですが、ポイント2です。思いつくポイントを全て書いていると記事があまりにも長くなりますので、今回はこのポイント2まででまとめます。

 もう少しお付き合い下さい。

 では、本題のIT企業のテリトリーについてです。あくまでも“ホームページの運営”にかかわる一部の企業だけをまとめてみました。このコトをご理解いただいた上で、次の図をご覧下さい。  

IT企業とITセミナーの特色を考えるのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

(Click!)

 ポイント2 ~ ホームページサポートする企業の特色を考える。

 ここでご注意いただきたいのは、よほどの大手IT企業様でもない限り、上記のどの部分にも手を出している企業が多いというコトです。そういう弊社もそうですが(笑)。

 まず、メインの業務内容が何かというコトをポイントにサポート企業をお選び下さい。

 また、この様に企業の持つノウハウや技量、クライアント数、会社規模(場合によっては個人)、下請けでの制作、その利益幅も15%~90%と様々なのですから、企業ごとに安定した価格でサービス提供をできても、企業間で適正価格がそろうはずがありません。※利益幅の問題もいずれ別の機会にします。

 ホームページサポート企業を変えたら大変なコトになった・・・なんてコトにならないよう、IT企業の特色を知るコトで、より企業に合ったHP業者とマッチングができ、ホームページはもっともっと良いものになります。

 また、僕たちサービスを提供する側のIT企業もひと括りに“ホームページ屋さん”と呼ばれないように企業色を出していきましょう。

 ・・・はっ、もしかしたら何処かにIT企業のテリトリーを有耶無耶のままにしておきたい大きな力が有るのかも(笑)。

 まぁ、少し言葉足りずかと思いますが、続きはいつか補足ででもというコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

今回まではストック4コマで更新!当然、過去の出来事なのです。


 息抜きになるように、だいたい2~3話置きに4コマ更新の日がありますね(笑)。

 とりあえず、この4コマと一緒に今書いているストック記事ですが、一度“このブログで使用している言葉を整理してみよう”というコトで、ホームページ制作会社と運営会社、ITセミナーとホームページ有効活用セミナーのテリトリーについてなんぞ、書きまとめています。

 一応、アクセスログを見ながら、このホームページにたどり着いた方の“検索キーワード”を参考に、テーマを決めていますので、公開する順番を変更するコトはよくありますね。※クライアント様と話していてリクエストって場合も(笑)。

 いやはや。。

 

■2ndリターンズ(1999年~)

WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」2nd

 

■4thクラシック(2004年~)

WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」4th

 2ndの頃は、WEB業界に入る前の会社を辞めた直後って時期ですね。元ネタは住宅のCMなんですが、覚えている方はいらっしゃいますか?

 この頃は、WEB業界に“転職する&したばかり”というコトで、C言語とか技術的なコトばかり勉強していた記憶があります。実際には、WEBもその他の仕事も今では“Simple is the best.”ってのが、今の僕の身上になっています。それから“真情”ですね。

 真面目にコツコツと仕事をこなす。不器用ですが、仕事は“正直者が得(徳)をする”と信じていますから・・・まぁ、身の丈以上の仕事と気が乗らない仕事には手を出しませんし(笑)。

 自分で仕事をしているのですから、選び選ばれでこれからも良いサービスを提供していきます。

 それから、4thについてはただ思いつくままに描いてる4コマシリーズですね。もっと気に入っている4コマも多々あるのですが、とりあえず、過去の4コマ紹介の場合“歌の歌詞”のあるものや時事ニュースの“企業名”が出ているものは除いています。

 そうそう、鳥山明監修にてドラゴンボールZの新作映画が2013年公開とか・・・映画を作れるチャンスがあるってのは羨ましい限りです。

 まぁ、それを生業にするかは別にして、異業種に触れる機会というものは視野が広がって良い経験が出来ると思います。・・・というコトで、また次回(笑)。

制作会社にとってWEBに詳しいクライアントは天敵なのか考えてみる。



詳しくは近いうちに別の記事で内容補足します。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■制作会社の営業さんが言う“自称”WEBに詳しいクライアント様窓口の担当とは?

 この話題はホームページ制作会社にとってはタブーかも知れませんが、あえて今回の記事のテーマにしてみました。

 まぁ、悪い言い方をすれば、過去にWEB会社に勤めていた(学校で勉強していた)方や本を読んだ知識で口出しをしてくる方がWEBの担当だと嫌がる営業さんがいるって話です。

 ホームページ運営会社の者が言ってたら大問題なのですが(笑)、好き嫌いは別にしてWEBに詳しい窓口担当さんは、今後はどんどん増えてい傾向なのではないでしょうか。

 付け加えるならば、僕がWEBの知識で“この人には勝てないな”と思った方は、コンサルタントやホームページ関連会社、セミナー講師の方等の専門家ではなく、クライアント先のWEB担当者様でした。

 まぁ、僕の場合は上記で述べた通り、運営サポートやディレクションが仕事なので、担当様で助かったコトがあっても困った経験はないですが、営業さんのこの気持ちも分からなくはないです。

 誤解しないで頂きたいのですが、僕のこの話は、“営業さんはクライアント企業様を軽く見て良い”とか“こちらは専門家なのだから黙って言うコトを聞いて欲しいと思っていても仕方ない”って話ではありません。

 また話の都合上、“ホームページ制作会社”と“ホームページ運営会社”という言い回しをしていますが、どっち寄りかというだけで両方のサービスを行っているWEB会社様も沢山あります。その辺りは、細かい点を気にせずご覧頂きますようお願いいたします。

 さて、話を元に戻しますが、近年益々WEB業界の発展は目まぐるしくなっており、SEOについても2012年3月のセマンティック検索対策についてや2011年と2012年4月からの内部要素と外部要素の重要要素の逆転などが原因となり、その都度、SEOを追求しているホームページの順位は大きく入れ替わっています。

 また、ホームページのデザインや制作方法についてもフレーム分割からstyleシートやCSS活用、そしてWPやMTタイプへ、動画もフラッシュからjQueryと数え上げれば限が無く、一度現場から離れると最新の情報が入り難い状況であるコトは無視できません。

 しかし、好きでずっとWEBの本を読んでいるって場合はどうでしょう?

 一概に決め付けるコトは出来ませんが、これもまた難しい問題です。それは、“本を書いて”、“出版されて”、“書店に並ぶ”までのタイムラグがあるからです。

 ですから、WEB担当様が知っているWEBに関する知識も“今使える手法”と“古くなってしまった手法”とがあり、これが原因で打ち合わせが進まないといった話を聞くコトがあります。

 実際、専門的にこれだけ勉強しているWEB会社でも最新のサービスを提供し続けられるよう情報収集を行うにはかなりの体力を使います。

 ただ、その担当様はWEBに詳しいから会社から選ばれて打ち合わせに同席している訳ですし、営業の提案に対して、また社長さんの前で何か言わないといけないというプレッシャーを考えると僕なんか親しみを感じるのですが・・・。

 毎月お打ち合わせして、信頼関係を築く運営サポート会社と違い、一発勝負の制作会社の営業さんには頭が下がります。

 しかし、クライアント企業の社長様が言うように、確かに勉強不足の営業さんがいるのも事実です。

 最初は誰もが勉強不足なのでしょうが、お金を貰って企業の行うサービス(ビジネス)なのですから、そんな甘えた考えは許されません。

 その制作費を稼ぐためにクライアント企業様はどのくらいの売上を出さないといけないのか、しっかりと受け止めた上で良い商品(ここでは、ホームページですね。)とサービスの提供をしなければいけないと考えています。

 中には、ホームページをリニューアルしたら数百万の売上が伸びますという営業トークでホームページ制作を受注される方がいますが、ホントに可能であれば問題ないです。

 ただ、制作現場にも黙ってノルマを達成するために大風呂敷を広げていた場合は、後々大問題となるはずです。

■しかし、担当の方がWEBに詳しい場合には計り知れないメリットがある。

  何かの機会に感じて欲しいコトなのですが、担当様がWEBに詳しいと制作会社にとってもメリットは大きいです。

 専門用語の説明をする必要が無く、こちらの提案を理解してもらえて、“思い込み”と“慣れ”でルーチン制作に陥りがちな現場に思いもかけない角度から頂ける意見は大変有りがたいものです。

 また、味方になって頂けると社内での説明や社長様への説得にもご協力いただけます。

 制作会社の作るホームページが、クライアント様企業の営業ツールであるならば、WEBに詳しい担当者様はクライアント企業様とホームページ制作会社を繋ぐ太いパイプなのです。

 運営の場面においても最初からクレームや注文を言ってこられる人の方が、ホームページ活用についてビジョンを持っておられて、“腹を割って話そう”と言える信頼関係を築けるお客様となるコトが多いです。

 まぁ、仕事も人間関係も好き嫌いせずにコツコツ積み上げていけば、きっと良い関係で楽しい仕事が出来るとはずとは言うものの“仕事は選び選ばれだ!”ですよね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

いやはや。。

ファーストビューとインパクトについて考えてみる。



相性って問題もあると言えばあるのですが・・・。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 今回は、ちょっとWEB運営について直接関係する話ではありません。むしろ、一部のEC(エレクトロニック・コマース)サイト楽天・ヤフーショッピングに出店される方へのアドバスとなります。

 まだまだブログの記事にすべきテーマは沢山ありますが、ちょっとこの点について質問される機会がありましたので、考えをまとめる傍らこの記事を書いています。

■ファーストインパクトと独自性について考えてみる

 まずは、今から3分間“ホームページ制作”と検索して、上位10サイトを見てみましょう。ただし、メモは無しです。

 ご覧いただけましたか?

 では、質問です。4番目と7番目はどんなサイトでしたか?このページは、ホームページ有効活用に関するブログですから、いつも以上にじっくりとご覧になった方もいるのではないでしょうか。

 あっ・・・でも、開いたままや見返すってのは無しです(笑)。

 僕がセミナーでお話をする際、3分でもしっかり覚えられる方もいらっしゃいますが、たいていの場合は次のような感じの感想になります。※当然、ホームページを見ていただく時に、後から質問するとは言っていません。雰囲気で分かるかもしれませんが(笑)。

・青っぽいサイトだった。(色についての特徴)

・違う順番で表示されるサイトの特徴

・jQueryやフラッシュなどの動きの特徴

・目立つキャッチや画像についての特徴

 ほとんどの場合、そのホームページ企業の独自性や強みを述べる方はいらっしゃいません。皆さんのホームページを見た第一印象(ファーストビュー)はどうでしたか?

 そうそう・・・いろいろな言い方がありますが、このサイトではホームページを開いた際に最初に見れる画面のコトを便宜上“ファーストビュー”と統一させて頂いています。

 この開いた画面を見た数秒間、“ファーストビュー”のインパクトが、ホームページ・・・特にECサイトのデザインでは大切なのです。

 しかし、ファーストビューでクライアント企業様の思いを十分に伝えられていないホームページが多いコトもまた事実です。※ここでは価格競争の場合を除いて述べています。

 なぜファーストビューが、“通販目的”のサイトで意識しないといけないポイントなのか、それは以前ご紹介したポジショニングシートでも裏づけが可能ですが、ECサイトで取り扱っている商品の中には“勢いで買ってもらう”、“迷わず買ってもらう”、“雰囲気で買ってもらう”商品があるからです。

 ※同種の商品の中で選ばれるポイントや価格によるポジショニング別の販売手立てについては、別の機会にご紹介させて頂くため割愛させて頂きます。

 Googleの検索エンジンの順位を決めるアルゴリズム(パンダアップデート)においても“独自性”が上位表示のポイントの1つに挙げられていますが、プログラムだけでなく訪問者(人間)も画像だったり、キャッチだったり、企業の独自性が商品や企業を選ぶポイントであるコトにかわりはないようです。

■それでもインパクトは、企業イメージを高めるために細心の注意が必要

 ECサイトでは“リピーターになってもらう”、“顧客の回転率をあげる”、“他の商品も興味持ってもらう”という3つの柱となるポイントがあります。

 ホームページ制作してもらった後、なんとなく試行錯誤で運営している方もいらっしゃる様ですが・・・。

 よく耳にする話ですが、Aという商品を買って頂いた方へBという商品にも興味持ってもらうため、サービスで一緒に送ったところ“注文していない商品が入っていたが引き落としはされないだろうな”とクレームの電話がかかってきたというコトがありました。

 そこで、サービス品にお礼を兼ねたお手紙を入れると逆にお客様からお礼メールを頂けるようになったと言います。

 また、企業努力で3日後に商品がお手元に届くよう頑張っていたECサイトがあるのですが、システム障害があったり、私的な事情でどうしても発送に1週間程かかるコトが起こり、数名のリピーターだったお客様からお叱りを受けそれっきりになってしまったという話もあります。

 これは“3日で商品が届く”というサービスが仇になってしまった事例です。※対処方法は多々あるため割愛します。

 結局、インパクトあるサービスも細心の注意をはらい正しくアピールしなくては、マイナスのイメージになる場合もあるのです。まぁ、他にも紹介したい事例はありますが今回はこの辺にしておきます。

 やはりECサイトに関してはいろいろ別のポイントとの兼ね合いがあり、1つのテーマでまとめるのは難しいですね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

訪問者の動向からホームページの内容を考えてみる。



独自の運営のノウハウを得るコトが大切なのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■ホームページ有効活用の勉強会やITセミナーばかり行ってると起こる思い込みとは?

 SEOやホームページ有効活用のセミナーで、参加者の企業ホームページの1つを皆さんで検証して良い点と悪い点を出し合い、最後に講師が総評でポイントをアドバスイスするってコトがあります。

 僕が講師をする場合は気をつけていますが、ここで見落としがちなポイントが1つあります。それが何かはちょっと考えてみて下さい。

 しかし、なかなかどうしてセミナーに参加される方は勉強されており、玄人はだしの知識をお持ちの方も少なくありません。でも、そんなテクニック的な話じゃないんです。見落としがちなポイント、それは・・・。

 ホームページの訪問者は“拾い読み”しているというコトです。

 ホームページの持ち主である企業様やホームページ制作会社は全体の構成ばかりを見ていてこの点を見落としがちになります。しかし、これを見落とすと成功する可能性がぐっと低くなります。

 小説やチラシとは違い、ホームページは1つの物語や1つのテーマについて告知しているものではなく、複数の情報発信を行っています。

 つまり、ホームページに掲載する情報は“1度の掲載で良いもの”と“複数回掲載しないといけない情報”とに別れているというコトなのです。

 ホームページの運営に有効なプログラムの1つに、訪問者の動向を再生させるものがあります。※気になる方は検索して探してみて下さい。そのプログラムでは、スクロールとマウスの動き(波紋でクリックアクションを演出)で訪問者のホームページを見ている様子が再生されます。

 そして、それによるとトップページですら、多くの方がいきなりスクロールをして流し読みをしており、興味が沸けばその部分だけをじっくりと読んでいるコトが分かります。

 このコトからも、例え拾い読みでも商品・サービス内容が分かるよう“主語”を表記する等の工夫が必要だと言えます。

 ページ構成についてですが、キャッチコピーとは別に、挿絵と小見出しだけを拾い見しても言いたいコトが伝わり、その小見出しの詳細(解説文章)だけでも内容が理解できて興味関心を高め、次のページへの誘導を行うコトが理想のページ構成なのです。

 まぁ、その代わり“ランディングページ”の重要性も大切になってくるのですが、これはまた別の機会にお話しします。

 また、通販目的のホームページの平均ページビューは3ページ前後、情報発信目的のホームページの平均ページビューは6~8ページビューといったデータがあります。

 ブログを除いた一般的なホームページの平均ページ数が“12ページ前後”と言われ、僕がサポートしている企業様の中には、建設会社様で80ページを超えるホームページや病院や学校で50ページ以上というサイトも数多く存在しています。

 やはり、訪問者は全てのページを見てくれるわけではなさそうです。

 おそらくこの平均ページ数の低い原因は、いまだに5ページ前後のテンプレートでホームページ制作を行っている企業が多いためだからだと思います。

 弊社でのホームページ制作は全てオーダーメイドで、平均12~15ページといった感じですが、基本的にはページ数が先ではなく、ホームページを営業ツールとして必要なページ数を決めるコトをお勧めします。

 セミナーでは多くの知識やポイントを学べるのですが、このようにオリジナルではなく、テンプレートの運営活用に陥り易い点も問題ではないでしょうか。

■ページの中の動向の次は、ついでにページ間の動向も少し考えてみる。

 最後になりますが、導線についても少しだけ触れたいと思います。いずれ、このテーマも記事にしますのでポイントの話だけですが大事な点です。

 導線(ページからページへの移動)には、両方向への移動一方通行があります。簡単に言うと次のような点です。

例1)歯科サイト

 虫歯の治療 ⇒ ○:歯のホワイトニング

 歯のホワイトニング ⇒ ×:虫歯の治療

 虫歯の治療のついでに歯を白くしたい人はいるかもしれませんが、歯を白くしたい方に虫歯があるとは限りません。つまり、そういうコトです。

例2)建設会社

 完成見学会 ⇔ 新築ご紹介 ⇔ 分譲地情報

 完成見学会・新築情報・分譲地情報 ⇒ ×:リフォーム

 上記のページは移動するコトで購買意欲を高める効果が期待できますが、下記の場合はページ間の移動すら必要ない場合も考えられます。

 これらを改善するために、Web-STYLE(ウェブスタイル)では、ホームページ制作の際には、“ページ構成図”⇒“リンク構成図”⇒“トップ・枠デザイン”⇒“ホームページ制作”という流れで行っています。

 この制作の流れはお勧めです。

 しかし、また文章が長くなってきたので、今回はここまで・・・というコトで、こんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。