そのリニューアルの目的と運営の目標は何ですか?


 業者の言われるままのリニューアルはお勧めできません。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■高品質のホームページ制作とリニューアルによるステップアップの仕掛け

・そもそも高品質のホームページとは何か?

 高品質のホームページとは、単純にアクセスが多いホームページやプログラム仕様のホームページの事ではありません。

 あえて言うのであれば、ホームページを運営している目的に対して結果を出すために最適な仕様になっているホームページがそう言えるのではないでしょうか。

 ただ、最適な仕様と言いましてもかかる費用に大きな幅がありますので、分かっていれば制作できるというものでもなく、少しずつ成果を挙げ、ホームページ運営の中でステップアップしていく場合がほとんどなようです。

・簡単に結果が出せれば苦労はしない。

 結果とは目的があって初めて検証する事が出来るものです。そして検証したデータは、今後のホームページ改善に生かす事ができます。

 そもそもホームページ制作、またはリニューアルの目的は何だったのでしょうか?この機会にもう一度考えてみて下さい。

・企業としてホームページを持っていて当然の時代。

 企業様にとって、ホームページを持つという事が“目的”だったのであれば、自社ホームページを制作して公開した時点で、ホームページは存在しており“結果”は出ていると言えます。

 でもホントは、そうでないはずです。

 多くの場合、ホームページを持って運営してから徐々に目的やターゲットが見えてくるもので、はじめて商品が売れたり、お問い合わせがあったりして一喜一憂しながら“こうしたいなぁ。”という思いが湧き上がってきます。

 弊社のサービスでは、お打ち合わせの中で、目的を明確にしてホームページを有効活用するお手伝いをさせて頂いていますが、ご自身でとなると最初のうちはなかなか難しいかもしれません。

 では、次の事を参考に目的を考えられてはいかがでしょう。

 例えばホームページのリニューアルをして“アクセスを増やしたい”という事が目的なのであれば、現在のアクセス数と目標のアクセス数を設定しましょう。

 現在の月間訪問者数が500人で、ホームページのリニューアルをして倍の1,000人に増やすなど明確に設定する事をお勧めします。

 この際に、目標となるアクセス数によって対策の優先順位が異なり、かかる費用が違ってきますのでご注意下さい。

  • プログラムソースの整理、表示速度の向上などのSEOを行う。
  • カテゴリ登録、複数のサイト所有、ブログ、Facebook連動などを被リンク数を増やす。
  • リスティング広告をはじめとする多様なネット広告を利用する。
  • 紙媒体広告やCMなどメディアミックスを行い連動した情報発信を行う。

 上記はほんの一例ですが、ご契約されているホームページ屋さん(制作企業・運営サポート企業)のノウハウにより、多種多様な提案があるはずです。

 それでは折角なので、アクセスアップ、売上向上、新規顧客の獲得など多くに関わるSEOについて考えて見ましょう。

・SEOのポイント(最近では主に“Google”での上位表示対策みたいですね。)

 SEOには大きく分けて、内部要素(ホームページの作りや無料ソフトのダウンロードサービス等の企画要素)と外部要素(被リンク対策など)があり、最近では外部要素の重みが強くなってきています。

 ただし、先に述べたGoogleの検索ランキングプログラムのアルゴリズム改定「ペンギンアップデート」により、いくら多くのサイトからリンクされていてもスパムリンクと判断された場合には逆効果になってしまい検索エンジンでの順位が下がる事になるようです。

 また、その場合の修正や改善ですが、どこからのリンクが不正なのか何ヶ所のスパムリンクがあるのか調べなければならず大変な労力が必要になります。

・キーワードの検索されている回数別と種類別の面からアプローチを行う。

 業務提携企業先のクライアント様を含め、延べ数だけで言えば“1,000件”を超える企業様とお仕事をさせていただいてますが、ネット通販での売上や企業へのお問い合わせが多いホームページは例外なく“企業名”や“商品・サービス名”での検索回数が全体の7割~8割と多くを占めています。

 その他のキーワードと言えば1ヶ月に10回以下しか検索されていない様なニッチなキーワードです。

 しかしながら、そのニッチなキーワードが、キーワードの種類という点から見て全体の9割を超えている事もまた事実なのです。そして、この様に結果を出しているホームページは情報量、ページ数は共に多い事が特徴なのです。

 アクセス分析の面から言えばまさに“ロングテール”のキーワード別検索回数グラフが出来上がります。御社のホームページを検索されるキーワードの種類が現在何種類なのかを確認して、まだ少ないという事であれば、まず1,000種類を超える事を目標に増やしていきましょう。

・有意義なホームページのリニューアルが大切なのです。

 期日をもってアクセス数やネットからの売上の目標をはっきりさせる事は、責任が発生し制作会社などでは敬遠しがちです。

 ただ、最近では“結果の出るホームページ制作”をがんばっている企業様も別の記事でご紹介した通り、多く存在しています。そして、それらの企業と目標を共有する事で、意味のあるリニューアルが出来るのではないかと思います。

 アクセス数のアップが目的であれば、 月間のアクセス数が300名になっただけでも喜ばれる場合もあり、次は1,000名を目標にがんばりましょうと次の目標を設定します。

 しかしながら売上をアップさせる事が目的で、売上目標であれば、ホームページへのアクセス数が増えても売れ上げが変わらない事に不満を持たれる事でしょう。

 また、ほとんどネットから売れていない場合で、ホームページのリニューアルを機に月間10万円が売れたとしても目標の売上が月間100万円であるならば、更なる改善が必要という事になります。

 このようにホームページ有効活用の点から考えれば、アクセス数や売上について具体的な数字目標を持ってサイト運営の中で改善を続け、目標を達成すれば次の目標を決めるといったようにホームページは育てていく事が大切なのです。

 しかし、一度に費用をかけてホームページをリニューアルするという事は、目的の変更や目標を達成するためのホームページの質の向上(ステップアップ)のための手段であり、次の目標達成のための改善であるべきだと思います。

 現在のホームページについてリニューアルをした方が良いのかお悩みの場合、一度、弊社までお問い合わせされてはいかがでしょうか。診断の上、改善点をご提案させて頂きます。

 このホームページの内容には、出来る限り専門的な用語を利用しない様しておりますので、専門家が見た場合は若干ニュアンスが異なる場合がございます。あらかじめご了承下さい。