(連載37)お打ち合わせに準備する資料も定期的に見直します。



猿じゃダメらしい。時代に合わせて提供する資料も改善が必要なのです。

■来年もまた品質やサービスの向上に努められるよう、事業内容の改善というのも試行錯誤する毎日なのです。

 今回のテーマについては、自社サイトへの取り組みや別に企画しているサイトの進捗という内容ではないく弊社におけるサービスについての話となりますので、このカテゴリでの発信としました。

 この企業サービスというものは、クライアント企業様に“選ばれるための独自性”として大切な一要素で、口コミの際の話題にあげられるコトも多い項目となります。

 例えば、“SEOに長けている”というものや“提案が出来る”というものがそうですが、極端な話をすれば“担当が安定している”や“企業としての取り組みが真面目”といったものもこれに当たるでしょう。

 WEB企業としての強みと言えるのか分かりませんが、弊社においてもクライアント企業様から“ここが契約の決め手だった”という共通するご意見をご契約しばらくしてからお聞きするコトがあります。

 次のものはそのホンの一例なのですが、少しだけ紹介させて頂きます。

・紹介による契約なので事前に話が聞けて安心できる。

・担当が入れ替わらず安定している。

・電話は直接担当に繋がり、毎月対面で打ち合わせができる。

・アドバイスや提案、ログレポートによる現状報告がある。

・適正な価格か判断できるだけの説明や価格毎による手立ての提案がある。

 この他にも“契約をしてホームページが自社の企業利益に繋がる所有物だという認識が改めて出来た。”といった大変ありがたいご意見をお聞きするコトもあります。

 最初のうちは何をして良いのか分からなかったが、弊社とお付き合いいただける間に“自社で取り組みを検討できる”までの社内体制を築くお手伝いのできるコトは僕にとっても大変嬉しい限りです。

 事業内容と反するように思われるかもしれませんが、社内でWEB活用について完結できる体制を作るお手伝いをしていくコトこそが、WEB運営サポート企業の究極的なサービスなのかも知れません。

 そのためにも弊社のように、経営者様やご担当様と毎月直接お会いしてアドバイスやご提案、自社サイトの現状や取り巻くWEB環境や事件等についてご説明やお話ができるというサービスには需要があり、WEB企業にとっても独自性を表現できる大切な強みの一つなのでしょう。

 やはり、WEB企業においても“人と人”、“企業と企業”の繋がりを強みにするコトは可能なようです。

 WEB企業にとってこれらは人的負荷がかかるとして敬遠されがちなサービスと考えられ、企業規模が大きくなるほど新しいシステムの提供を始めた際などにご案内や営業を兼ねた形での訪問を優先される傾向があります。

 まぁ、これが企業規模による棲み分けというコトなのかも知れませんが、WEBサイトを運営していくために企業体制を整えていくお手伝いをする上で、話だけすれば良いというものではありません。

 訪問に際して、それぞれの企業様に提案書や企画書をご準備する場合がありますし、それが無くても何もなしにご説明は難しく、イメージしてもらうための資料や現状を数値化した資料は不可欠です。

 そんな中、大切なアイテムの一つに“ログレポート”があります。

 アクセス解析のプログラムはGoogleアナリティクスばかりではありませんが、クライアント企業様のホームページ所有の目的毎に“必要な項目”をピックアップしてまとめ、検証した内容や今後の運営についてのアドバイスをさせて頂く際の根拠を示す資料となります。

  ただ、Googleアナリティクスの場合などは随時更新されていくため、常にレポートも改善しなければなりませんし、企業様のWEBに取り組むステップに合わせて中身を変えていくコトもまたサービス向上の一つです。

 ・・・という訳で僕が今、課題だと思っているコトは、ホームページの運営目的とWEBに取り組む社内体制のレベルに合わせて、毎月お作りしているレポートの項目を見直すコトでしょうか。

 この課題については来年最初のサービスとして年末年始にでも考えてみたいと思います。

 それはそうとこちらもWEB時事情報をお知らせするためにクライアント企業様に毎月お出ししている“WEB-STYLE通信”ですが、こちらは60号を超えてもまだ試行錯誤の状態です。

 実のところ、各企業様で興味関心やご契約年数、WEB知識が異なるため統一したテーマを選ぶのが難しくていつも悩みながら作成している状況だったりします。

 まぁ、僕はやっぱり個別に訪問してお打ち合わせさせて頂く方があっているみたいなのです。

 いやはや。。