(連載33)ログの検索ワードを見て記事を書くのは最後かな?



 猿じゃダメらしい。検索ワードが全て分からなくてもサイト運営は何とかなるものです(笑)。

■久しぶりにテーマも何も考えずに見切り発車で記事を書き始めたのですが・・・なんだか文章だけは長くなった(笑)。

 最近は、ホームページを更新した際には“Infomation”でのお知らせを出さないようにしているのですが、スマホサイトやPCサイトの各ページの手直し何かはちょこちょことしていて、皆さんが気づかない程度のスピードでありつつも自社サイトを変化させていくコトは忘れていません。

 例えば、ブログ記事のバックナンバーページ等は50記事で1ページとしていて今回で9ページ目となったので、テキストリンクからプルダウンのメニューに仕様を変更しています。

 別に、弊社ではSEOを考えて更新頻度を計算している訳でもないですし、自社ホームページを使って何かを検証し活用する以外は、クライアント企業様のホームページ作業を優先しているので、むしろ自社サイトは有効活用していないと言えそうです。

 偶に、僕がオリジナルの文章で好き勝手に情報発信をしているからか、某サイトでの連載をお勧めされたり、依頼されたりしますが、そんな大それたものを腰を据えて書くというのは今はまだ無理ですし、そういう類のサイトにリンクされるコトで自社でお受けできない程のアクセス数アップも期待していないので丁重にお断りさせて頂いています。

 まぁ、機会があればいずれはと思いますが、本音はそんなに人気が出るとは思えないって話なのですけど・・・。

 さて、当サイトにおいて更新作業の多くは“Title”のページへ最新50記事のタイトルを追加するついでに気になる部分を修正するという感じがほとんどなのですが、今後は“jQuery”や“レスポンシブWEBデザイン”等を試してみるのも良いかなとは思っています。

 ただ今は、ネット広告やカテゴリ登録、SEO等を導入せず、自社ブログだけを書いてアクセスログの変化を楽しんでいるくらいで、1つくらいは我が儘にビジネス度外視で運営しているWEB企業のホームページがあっても良いのではないでしょうか?。

 んで、肝心のテーマであるアクセスログにおける検索ワードなのですがGoogleの仕様が“SSL検索”となって以降、ホームページの訪問者が検索したキーワードが分からなくなったという心配の声をよく耳にします。

 もしかしたら、WEB業界が散々“SEO”でビジネスしてきたからかも知れませんが、その最たるものが集客のチャネルで見られるオーガニック検索においてキーワードの“(not provided)”が占めている割合です。

 そもそも“(not provided)”が何かって話もあるかも知れませんが、簡単に言えば“教えられません”ってトコでしょうか・・・ちなみに“(not  set)”が“分かりませんでした”と考えると比較しやすいでしょう。

 業種によっての格差はありますが、最近ではキーワード全体の三~四割を占めるくらいになっているはずです。

 ちなみに、先月(2013年10月)における弊社の“(not provided)”の割合は“61.75%”もあり、WEB企業・・・尚且つ、受注目的ではなく情報発信をしているサイトにおいては、ネット広告でも出さない限り、キーワードを検証するのは難しくなってきているように感じます。

 Googleアナリティクスにおいては、別に記録でもしていない限り“7月25日”以前のチャネルデータは見れませんので、参考までに弊社の2013年8月における“(not provided)”の割合を見てみると“46.45%”でした。

 これは2ヶ月で15%以上割合が増えたコトになりますが、11月は10日の時点で既に“62%”を軽く超えているというペースなので、最終的に11月末には70%に届いているかも知れません。

 ホントは、ビジネスに関係する有効なキーワードというものは限られていますし、被リンクやダイレクトによる自社サイトへの訪問数の割合でホームページを有効活用するための改善点など提案は十分に出来るのですが、やはり“キーワードが安心に繋がる裏付け”になっていたというのもまた事実なのしょう。

 多少でもサイト訪問者の検索ワードが分かる限りはデータとしてお見せするコトにはなりそうです。

 今後はアクセスログのポイントを記事にする場合でも“検索ワード”をネタにする機会は減りそうなので、今回はこれをテーマに取り上げて書いていますが、折角なのでもう少し続けて考えてみましょう。

 検索キーワードを例に取り上げた場合、それがビジネスに繋がるかどうかの一番のポイントは“検索させた”か“検索された”のどちらかという点に他なりません。

 弊社の場合は、ビジネスモデルが“ご紹介”によるものでWEBサイトからはご相談の問い合わせしか受けておりませんので、完全に後者の状況となっています。

 弊社の検索ワードも確かにロングテールとなっていますが、ビッグキーワード自体がほとんど種類が無く、探されている情報だけでマッチングした訪問者の方と繋がっており、営業圏外でご紹介のない依頼はほとんど無いと言っても良いでしょう。

 しかし、ホームページを有効活用してビジネスに繋げたいのであれば“検索させる”コトが大切です。

 会社名や商品、サービス名でターゲット層に検索を意識させる場面を数多く作っていくコトこそが、自社サイトを目指した訪問者の獲得に繋がります。

 この時、意識しておくホームページへの誘導は大きく下記の2つに分かれているのですが、どちらかと言えば後者の方ばかりは取り立たされているように感じるのは僕だけではないはずです。

1)ホームページを有効キーワードで検索させる。

 会社名など直接的に自社ホームページを目指してくるような有効キーワードで検索させる手立てを行う。チラシやCM、口コミなど自然発生するものから反響営業的なものまで手立ては様々です。

2)ホームページを有効活用して企業利益につなげる。

 これには簡単に分類しても更に次の3つの段階があるのですが、WEB企業における営業の割合からかSEOの手立てばかりが独り歩きしていて、ホームページを有効活用できていない企業様も多いように感じます。

1)有効キーワードで検索上位に表示される

2)検索結果に表示されたサイト一覧の中でサイトへ誘導する

3)サイトの訪問者にアクションを起こさせビジネスに繋げる

 これらは全て別々に手立てを考えなければならないのですが、詳細はどちらかというと“ホームページ有効活用”のカテゴリ記事の方になるので、また別の機会に考えてみるコトにしましょう。

 しかし、今日はまだ企画提案が残っていて考えるのが何なんで、息抜きに見切り発車でブログを書き始めてしまったのですが、なんやかんやで文章が長くなってしまいました・・・偶になら良いのでしょうか、こんな感じでも(笑)。

 いやはや。。