消費者が浮気をしやすいネットでの課題について考えてみる。


ネットが企業間の“距離”と“規模”、“時期”の格差を無くす弊害に?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ビジネスである以上、競合企業と消費者(ターゲット層)の奪い合いを行うのは当然のコトですが、囲い込みが出来ずに他社へ顧客が流れてしまった場合、経営者様は“浮気された”という印象を強く受けられるのではないでしょうか。

 ただ、逆の立場で考えるのならば“新規顧客を得た”という事実は、今まで他社サービスを利用していた消費者を“浮気ざせた”というコトでもあります。

 もちろん、どちらでもなく新規顧客の開拓をする営業もあるのですが…今回は考えないようにしましょう。

 単純な話、どういった事業内容であっても限られた消費者を奪い合うという一面がビジネスにはあります。

 けれど、インターネットはサービスを提供する側から考えれば、細かな事業内容が異なっていて同業他社と言えない企業同士であっても消費者側からすれば判断が付かず、顧客の奪い合いに拍車を掛ける(競合数を一気に増やしてしまう)という企業側の不都合も作ってしまったようです。

 更に、消費者の選択が増えたと言ってもその選択肢となる企業数は絞られているコトも多く、ブランド化できている企業や地場の有名企業以外は“その他”と一括りにされているケースも少なくないと聞きます。

 つまり、これからブランド化する企業様にとっては“選ばれる”コト自体が課題だと言って良いかも知れません。

 優位に立つ大手企業と並ぶ、多くの競合の中から選ばれる、これらの課題を意識して企業収益を伸ばすための手立てとホームページの有効活用を考えるコトが大切なのだと思います。

 確かに企業ホームページのコンテンツに独自性が無く、デザインも含めテンプレート的な内容であれば“WEBからの受注を期待していない”なんて言う以前に、消費者側から選んでもらえる確立は決して高くないとお分かり頂けるでしょう。

 少なくとも消費者にとっての“選択肢が広がった”は、企業にとって“営業エリアが広がった”でなければならないはずですが、そのためにはホームページをもっと差別化して目立ち、受注を高めるために有効活用する努力が必要になってきます。

 いつまでも検索順位や集客だけに固執せず、訪問者を収益に結び付ける割合を高めるコトが大切なのです。

 確かに、まだホームページを公開してからずっと放置している企業様が多いというのも事実でしょう。

 だからと言って、ホームページの運営について何も精査するコトなく同じ作業を繰り返して利益だけを伸ばしたいというのではビジネスは成り立ちはしません。

 営業活動や他の広告媒体と連動させるのであれば別ですが、WEBからの収益アップを目標としているのであれば集客ばかりでなく受注率(成約率)を高めるホームページ構成を工夫してみるのも大切なコトなのではないでしょうか・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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