来店誘導が目的のWEBサイトでの問題点について考えてみる。



“ホームページを持っていない”方が“口コミ”に強い場合がある!Web-STYLE(ウェブスタイル)

 “いつやるの?”、“今でしょっ!”

 まぁ、このセリフを使うのも今さら感は否めませんが、案外とフレンチやイタリアンといった飲食店、テーマパークや映画館等の“来店誘導”が目的としたWEBサイトを運営している場合には重要なポイントだったりします。

 言わずと知れたWEBサイトの活用目的には企業様によっていろいろとありますが、大きく分類しても“企業情報の発信”、“通信販売”、“WEBサービスの提供”、“来店誘導”の4つは頭に浮かぶコトでしょう。

 そこで、今回は“来店誘導”を目的としたWEBサイトを運営する際のポイントを考えてみたいと思います。

 インターネットがまだ普及していない時代から、宣伝広告で有効な手立ての中心は“口コミ”であり、炎上商法やステルスマーケティングを初めとした“バイラルマーケティング(口コミ誘発)”はいくつも試行錯誤が成されてきました。

 ただ、今では自社の“評判”を広範囲に拡散させるためにホームページやSNS(コミュニティーツール)といった都合の良いツールが充実しているため広告手段の選択肢は広がったと言えます…が、ここで企業様にとって一つ大きな問題が発生しました。

 それは、コンテンツは充実していても来店誘導できないホームページの存在です。

 WEBが普及していなかった頃のチラシやDM、固定客からの紹介や口コミは“範囲が限定される”というデメリットはありましたが、“行ってみないと分からない”という興味関心から来店させるには有効な手立てでした。

 しかし、企業様のホームページ所有率のアップ、つまり“持っていて当たり前”という暗黙の了解が来店の前にホームページを検索するという習慣を“一般化”してしまい、一定数あった“行ってみないと分からない層”を“いつか行こう”という層へと移してしまった訳です。

 これが来店誘導を目的としたホームページ運営をする企業様が直面する課題と言って良いでしょう。

 比較的簡単にできる対策としては、期間限定のメニューやサービス、数量限定の商品、他店との違い等の情報を発信するコトで“今すぐ”を意識して貰う方法が考えられます。

 そのための発信方法や魅せ方にもまた注意点やポイントが有る訳なのですが、話が長くなりますのでそれは別の機会にでも記事にまとめたいと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

▼過去のよりぬき関連記事

来店誘導が目的の場合、WEBサイト制作を優先すべきか惑う。

ホームページとSNS活用のポイントについて考えてみる。