クライアントが求めるWEB企業の提案について考えてみる。
- 2014年12月17日
- ホームページ有効活用
■ホームページに携わるWEB企業にも今や様々な“ビジネスモデル”があり、運営目的とサービスとのマッチングは重要な点です。
ホームページ運営のサポートを受けているけれど先方のWEB企業からは“何も提案してくれない”というお話を聞くコトが有ります。
この点について詳しくお聞きしてみると、以下の様に“提案”というよりもWEBサイトを有効活用するための“相談”が出来ないという点に困られているケースが実に多いコトに気付かされます。
・特定の担当がおらず窓口が決まっていない。
・電話のやり取りだけで契約以降に会ったコトが無い。
・更新があったら連絡をくださいと言われているものの何を更新したら良いかそもそも分からない。
だからと言って、これらの原因の全てが契約しているWEB企業に問題があると言い切れるものではありません。
なぜなら、こういった場合における企業様では“更新サポート”として保守契約をされている場合がほとんどであり、当然ながら提供されるべくして提供されているだからです。
また、WEB企業にも“強み”や“特徴”があり、蓄積されたノウハウや資本力、事業の柱によって提供されるサービス内容の幅は異なり、更新からサイト運営のスケジュール設定までバッチリとサポートしてくれるWEB企業も数多く存在しています。
つまり、今や企業様が思われている以上にホームページに関する“ビジネスモデル”は細分化しているという訳です。
更に、最近ではホームページ運営のサーポートを受ける際に複数のWEB企業と契約をする企業様も増えてきており、そのサービスの違いに改めて驚かれている経営者様は多いと聞きます。
弊社の様にお客様先へ毎月お伺いするWEB企業もあれば、更新作業を多めにするために人件費を抑えて電話やメールで作業依頼の受付をするWEB企業もあり、それぞれが一つのビジネスモデルなのです。
提供しているサービスが違えば“提案”の内容も異なってくるのは、むしろ当然なのでしょう。
では、ここで少し整理してみるコトにします。
上記の様に、簡単に考えてもWEBサイトを取り巻くビジネスモデルは年々多様化してきており、企業様においてサポート契約を依頼するWEB企業の選択は難しくなってきています。
弊社の様な運営サポート企業であれば、ログの状況から企業様の目的に合わせた定期的な提案を行いますが、デザイン会社、制作会社、WEB広告会社等それぞれに強みと企業ノウハウに基づいた提案が可能なものです。
多くの企業様においてWEB企業は“営業のタイミング”や“知人からの紹介”で選んでいる場合が大半で、“求めるサポート”と“WEB企業の特色”とのマッチングが出来ていないケースが少なからずあります。
しかし、これでは“縁”という要素が絡んできて成功が“運”にされてしまうケースもあるコトでしょう。
どちらにしてもWEB企業からの専門的な提案が欲しいという時には、具体的で無くても良いので“収益の柱”や“社内体制の有無”、“アクセスの現状”等を伝えると企業様の目的に最適だと思われる提案が成されるのではないでしょうか・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。