ホームページからの受注を増やす要素について考えてみる。
- 2014年08月22日
- ホームページ有効活用
■企業様のWEBサイトに対する意識改革をしてこそ、”有効活用”について考えて行くコトが出来るのです。
一つまみの塩がステーキの旨味を最大限に引き出し、その最適な量は多過ぎても少な過ぎてもいけない。
以前にこんな話を聞いたコトがありますが、WEBビジネスにおいても同じコトが言えそうで”同業他社“の情報でネット社会が飽和している中、企業ホームページ単独で収益を出していくコトは難しいというのが現状です。
では、何を持って企業ホームページを介した受注を増やしていけば良いのでしょう?
そもそもWEBサイトとは”受動的“な企業の窓口なのですから、不足している点として必要になるのは発信する商品やサービスの”情報“とその情報をエンドユーザーに届けるための”手立て“に他なりません。
図にするとこんな感じでしょうか。
企業ホームページによる受注や成約というものは、口コミを含めた”反響影響“が主たる要素なのですが、反響が全てWEBサイトを通して企業様の元へ届くのかと言えばそうではなく、直接的な方法として電話や場合によってはFAXであるコトも少なくありません。
海外ではビジネスにFAXはもう…といった傾向もあるようですが、FAX会員へのサービスで既存顧客の浮気防止や囲い込みに成功している企業様の事例だって未だに多く目にします。
こう考えると企業ホームページ単独で結果を出すために予算を取って試行錯誤しながらサイト運営していくより、自社ビジネスに貢献するためのWEBサイトの役割を理解した上で、活用目的に合わせたシステムや情報の発信をする方が望まれる手立てではないでしょうか。
しかし、未だにホームページ単独での利益を追求する企業様は多いようです。
まぁ、確かにそれもまた一つのWEBサイトの活用方法なのですが、いずれは結果を出している企業様のサイト運営に習い、ビジネスの一部として有効活用していく方法が主流となっていくコトでしょう。
では、ここで次の図をご覧ください。
企業様の多くは、WEBサイトという営業ツールは”24時間働く営業“といったイメージが根強く残っており、新規顧客を獲得するための営業ツールと思われているようです。
検索してホームページへ誘導できるのですから”発信“のイメージがあるのも分からなくも有りません。
ただ、逆に考えればパソコンやスマホ等の”デバイス”を活用し、且つ、検索やリンク、ネット広告等の導線により、ホームページを見に来てもらわなければならないといった条件の壁が、企業収益の前に立ち塞がるものでもあります。
言うなれば”24時間無休で働く営業”ではなく”24時間準備された窓口”に過ぎないという訳です。
しかし、ここで企業様がWEBサイトの役割を正しく理解して有効に活用すれば、商品購入やサービス利用の決定、リピート等の企業ファンの育成、クレーム対応を含めたアフターケアと企業様が利益を伸ばし成功していくために必要な要素を企業ホームページは何役も兼ねていくコトになります。
まぁ、弊社では細かな提案はヒアリングを行った上でケースバイケースでしか出来ていませんが、上記のようなポイントを踏まえれば自社独自でWEBサイトをどう活用していくのか考えるヒントになるかも知れません。
そう言えば、最近では”自社でホームページを管理するには“といった検索が増えてきているといいますが、WEBサイト運営サポート企業の必要性を感じて頂くためにも、基本的なサイト運営の経験をされていた方がきっと良いのでしょうね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。