WEBでの問い合わせフォームの問題点について考えてみる。



新規・既存顧客様との窓口となる問い合わせフォームのページこそ工夫が必要?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■弊社では迷惑メールが届いた時点で自動書き込み対策をしたので、その後はフォームからの迷惑投稿は無くなりました。

 検索エンジン側における各WEBサイトの評価、無料ブログのアクセス数や動画再生回数の水増し、メールアドレスを初めとした個人情報の収集、企業ホームページの問い合わせフォームからの迷惑メール配信。

 これらはホンの一例ですが、”プログラム“により自動で行うコトが可能なWEBの活用方法です。

 メール配信やブログ(掲示板)への書き込み、APPによる情報収集等、考えられるもの全てを含めていくと企業様にとって今やWEBを取り巻くプログラムとの関わりは無視できるものではありません。

 そして、その一つに挙げられるのが企業ホームページにおける”問い合わせフォーム“の活用です。

 しかし、問い合わせフォームから”迷惑メール“が届くのでどうにかしたいというご相談の多くも、プログラムによる自動書き込みが原因で、対策を行えば一時的に封じるコトは出来るのですが、完全に後を絶てるのかと問われれば”それは難しい“と答えなければならないのが現状でしょう。

 その証拠に、こういった迷惑メール対策も下記のようなイタチごっこを繰り返しているというのが現状です。

▼問い合わせフォームにプログラムによる迷惑メール投稿への対策例

・必須または項目にそった入力が正しいものかチェックする

・プルダウンやラジオボタン、チェックボックスによる選択式の項目を入れる

・全文が英語であるものは送信させない

・ページにランダムで表示された文字を入力してないと送信できない 等

 他にも細かな事例まで述べていくと限がないのでここでは割愛しますが、今はまだ何も対策をされていないというのであれば上記の手立てだけでも迷惑メールの投稿数を減らせるかもしれません。

 しかし、5~10年前なら未だしも今では迷惑メールに書かれてある怪しいサイトへのリンクをクリックしたり、添付ファイルを開いてウイルス感染したりには気を付けている人の方が多いはずです。

 それなのに迷惑メールの投稿が無くならないというのは、この方法だけで仕掛けるというよりも、詐欺やパソコンの乗っ取り、情報収集や営業活動、目的は様々でしょうが達成する為に行っている複数の手立ての一つという位置づけなのでしょう。

 さて、ここで問題ですが、多くの企業様では問い合わせメールより迷惑メールの方が多いという話をお聞きします。

 もちろん、直接やり取りを行っているビジネスメールでは無く、今回のテーマである”問い合わせフォーム“からのメール数の話なのですが、では本題へと入る前に次の図をご覧ください。

お問い合わせフォームから、迷惑メールの方が多い原因は何か?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 上記の図でも分かる通り、迷惑メールが届くという点と仕事に繋がるメールが届かないというのは別の問題です。

・迷惑メールが届く  プログラムによる自動書き込みへの対策

・仕事のメールが届かない  問い合わせフォームへの誘導、活用方法の企画の対策

 その多くは商品やサービスに魅力が無いのではなく、電話など別の手立てによる問い合わせの選択だったり、何を問い合わせたら良いのか…そもそも問い合わせフォームを活用しようという意識の誘導が出来ていない場合がほとんどです。

 具体的な手立てはケースバイケースなのですが、競合企業の所有するWEBサイトと差別化した魅力的な企業ホームページなのに、問い合わせフォームだけは”テンプレート仕様“で面白味のないものも多く、少しの見直しで問い合わせの数が増えるケースも少なくありません。

 特に、成功するホームページを制作したいとお考えならば重要なポイントとなります。

 対策としましては、予算を取って弊社の様なWEBサイト運営サポート企業へご相談いただくと云うのも一つの手なのですが、まずは自身で客観的に”自分がエンドユーザーならば今のフォームを活用するか“と自問自答するのが良いでしょう。

 そんな訳で今回は単に自社サイトの問い合わせフォームにおける”問題点”の見つけ方のポイントについて記事にしてみましたが、近いうちに”対策”についても少しご紹介したいと思うのでした・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。