口コミとホームページからの新規顧客開拓について考えてみる。



WEBは世界中の誰とでも情報のやり取りができるもの!Web-STYLE(ウェブスタイル)

■そもそも”口コミが強い”という話をききますが、企業評価という点から考えると”極当然”として必要な要素なのではないか。

 ”ホームページ”がどうビジネスに絡んでくるコトで”企業収益”に繋がるのか?

 意外にも”ホームページの役割“について当サイトへ検索をしてたどり着かれる方が多いにも関わらず、そもそもホームページを自社のビジネスにどう役立てたいのか”目的“や”仕組み“を決定されていない企業様も少なくないように感じます。

 そう考えると”ホームページ”は既に”有れば良い”という時代から”ビジネスに役立てなければならない”という時代へと変化しているコトは理解しているものの、具体的にどう活用すれば良いのか分からない企業様が多いというコトなのでしょう。

 まずは、次の図をご覧ください。

選択できる競合企業が増えた今、”選ばれる”コトが大切なのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 かつての昔は”村”の中での役割が決まっていたり、江戸時代での眼鏡のレンズ作り等の新しいビジネスは商いを行っているところが限られ、利用者にとって選択の余地が無かったりしたと言います。

 大袈裟な言い回しとなりますが、それが文明が発達するコトで多くの”役割“が”ビジネス“へ変化して、競合と衝突する場面が増えてくるようになると”お客様本位”による企業努力(価格競争やサービス過多等)が激しくなって、”選ばれる“コトが企業の成長や生き残りに大切な要素となってきました。

 更に、インターネットが普及した後には、利用者の知り得る情報量が膨大となり、真面目にビジネスを行うコトで選ばれていたという中小企業様も半ば強引に”競争“の中へ投げ込まれてしまったというのが今の状況です。

 ビジネスが軌道にのらず倒産してしまう企業様が増加しているという資料も偶に目にしますが、それは安易に起業しているからという理由よりも、業種業態によっては競合企業と争うための資本と企業体力が足りないと企業の存続すら難しいという理由の方がしっくりくる気がします。

 しかし、それでも情報が強みとなる環境下でビジネスを行う企業様にとってはインターネットの普及は有り難い話なのです。

 例えば、”隠れ家的なお店を経営したい“という思いから”こだわり”と”上質なサービス”を準備して開業されたものの、隠れたままで経営が成り立たずに閉店してしまったという事例を聞くコトがあります。

 決してこれは笑い話なんかではなく、既に過度な情報競争がアチコチで発生していおり、景気とは関係なく情報社会の中で”起業の容易さ”と会社経営を”続けていくコト”の難しさを対として現しているのでしょう。

そもそもWEBの活用方法の一つが”口コミ”を行うというものなのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 逆に、こんな場面がビジネスに繋がる企業様にとってはWEBを有効活用しやすいのかも知れません。

・初回限定版のBlu-ray等、見つけ難い商品を後から欲しくなった

・競合の少ないビジネスの利用をしたい(特殊機材、専門職の活用)

・娯楽施設や最新機材を設置した施設の洗い出し

・求めるサービスが生活スタイルに関わる中でどの程度あるか

 今も昔も…と言うか、むしろ最近の方がWEBサイトの有効活用のご相談の場面で”うちは口コミが強いから~“という話をお聞きする機会が多いです。

 実に、その数は九割以上の企業様で耳にしていますと言っても過言ではありません。

 おそらく、インターネットが普及してが一般的に利用されるサービスとなる前は”口コミ”による新規顧客の開拓は、わざわざ口に出して言うまでもない”当たり前”の出来事だったのでしょう。

 ですが、最近では”口コミが強いWEBで成功するはず“というロジックが企業様の間で広く成り立っており、その点なんかも”WEBは儲かる”というある意味の誤解を植え付けてしまっている原因なのかも知れません。

 …まぁ、ある意味では正解なのですが、長くなるのでそれはまた別の記事にてご紹介します(笑)。

 しかし、飽和した情報の全てを把握した上で最善のサービスを選択するなんて無理な話です。

 むしろ、潜在顧客である消費者(エンドユーザー)は、口コミからある程度”選択の幅“を絞っているだけに過ぎず、それらの商品やサービスの中から選ばれるというのが、独自性が本来の企業様の”強み“なのではないでしょうか?

 確かに、WEBの環境が整ってからは競合となる企業選択の範囲が広がってしまい、対象となる企業様の中から絞り込まれなければならないところから競争は始まっていると言えます。

 そして、そこを全く意識していない企業戦略は駄目なのでしょう。

 各企業様のホームページから発信される”お客様の声(施工実績)”や検索結果の上位に表示される様々な”口コミサイト”の存在からも、その辺の競争が激しくなっているコトが皆様にもはお分かりになるかと思います。

 そう言えば、公開初日の来館であっても全くネタバレなしに映画を観るコトが難しくなっている気が…多分、興味がある情報は意識して調べていなくても受動的に入ってきてしまうんだと思います。

 もしかしたら”口コミが強い“というのは企業様の強み出来なく、これから企業成長て経営を続けて行くために今や”最低限必要な要素“だと意識する程度の方が良いのかも知れませんね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。