やるべきコトが分からない場合のWEB運営について考えてみる。
- 2014年08月05日
- ホームページ有効活用
■誰でも最初は初心者ですが、初心者だけで試行錯誤していても成功までには時間が掛かってしまうものなのです。
当ブログの更新も間もなく650記事目を迎えますが、タイトルテーマをアクセスの多い順に並べて見ると案外と偏りや人気の集中しているページがあるようです。
例えば、こんな些細な情報でも当サイトにおけるキーワード強みや巷ではどの様な情報を求めて検索しているのかが分かり、ホームページの改善のポイントが見えてきたりします。
こんな風にWEBサイトの運営は、”目的“を明確にして“専門知識“を身に付けながら”経験“を積み重ねて行けば、何をしたら良いか分からない状況に陥るコトは滅多にありません。
特に、WEBサイトの運営は”経験”が無いと増大していく”リスクヘッジ”は不可能とまで考えられます。
逆に言えば、ホームページを改善するための”目的”と依頼主となる企業様そのものの情報を共通認識しなければ、サービスを提供するWEB企業側も提案が難しく、単に”SEO“と”デザイン“を最新に対応させただけの制作になってしまうコトでしょう。
それでも初めて自社サイトを制作す場合であれば良いのですが、”運営”と”リニューアル”といった場合には、より企業貢献の出来るWEBサイトへ”成長”と”ステップアップ”という期待があるべきだと思います。
先に述べた弊社における閲覧回数上位になっている記事タイトルですが、最近は下記のものが目立っているようです。
・ホームページからの利益の期待とギャップについて考えてみる。
上記は2014年4月15日に公開した記事なのですが、今やホームページは”ただ有れば良い“というものではなく、広告媒体の一つとして”企業の収益に繋げる役割“を期待されているコトがこの点からもよく分かります。
僕的には文量は丁度良いものの、タイトルに”の”が続くため”利益期待”とすべきだったと修正したくてウズウズしますが(笑)。
それはさておき企業ホームページを運営する側の担当様もWEBに関する興味関心は”利益“や”収益“、”儲かる“といった直接的な企業利益に繋がるものが多くなっているようです。
しかし、具体的な手立てを独自の努力で見つけようとするとWEBの”専門用語”や”仕組み”という壁が経ちはばかり、やはり専門家による有効活用が出来るようになるまでの手引きが無いと難しいのが現状みたいです。
WEBは”専門家”が情報を収集しながら学び続けていたとしても、その発展について行くには多くの努力が必要です。
そのため古い情報のままでサービスの提供を続けているWEB企業様があるのも事実で、サービスを受ける企業様側もそのサービスにどの程度の効果があるのか判断できないままに契約してしまったというご相談も年々増えてきています。
そういった意味では、WEBサイトの制作や運営サポートを検討している企業様の社内に”WEBに詳しい方がいる“というのも有り難い話なのかも知れません。
実のところ、今回のテーマである”何をして良いか分からない”WEBサイトの運営についてまとめていますが、この記事とセットで”何をしたら良いか分かっている”のに出来ていないWEBサイト運営についてもまとめているところなのですが、どちらかと言うと今回のテーマの方が難しいというのが本音です。
では、具体的にWEBサイトを有効活用するために何から手を付けて良いか分からない場合はどうしたら良いのでしょう?
簡単に、極論を述べれば”どうしようも無い“というのが正解です。
もちろん、”社内だけで解決しようと思うならば”という前提の上に、”早期に結果を出したい”というのであればという話で、時間を掛けてしっかりと少しずつ経験を積んでいくのであれば、必ず成功へ向かって行けるでしょう。
自社だけでWEBサイトを運営していくにしても、社内の誰もが何から手を付けて良いのか手をこまねいている状況では、取り敢えず”後回し“にしておくコトになってしまい、結局は”分かる人に聞く“しかありません。
しかし、ビジネスとなると単に”知人”に聞くというのも限界があります。
では、話を先に進める前に次の図をご覧ください。
これはホンの一例ですが、ITセミナーにも参加料金が数万円から数十万円といった高額なものと数千円から無料といった安価なものがあるのですが、前者のセミナーに初心者の方が参加するケースは少なく、後者のセミナーでは参加された方が”寝てしまう”コトもあると聞くのですが、そんな経験をされた方はいらっしゃいますでしょうか?
主催者側でいくら分かりやすく説明したとしても専門用語や仕組みを知らないままではそうなるのも仕方ありません。
ただ、どれが正解という話でもなく、WEBに関しては自社に合ったサービスを選び、自社管理と運営できるようになるための知識が身に付いていくよう”成長“しなければ、いつまで経っても自社ホームページはポテンシャルを残し、力を出せないままの状況が続いていくコトになってしまうはずです。
今の時代、先で述べた通り自社ホームページを作っておいて何の結果も期待していないという企業様は皆無で、出来るだけ企業収益に結びつけたり、新たな販路を開拓したいという思いが本音で、自社サイトを遊ばせておくつもりはないでしょう。
しかし、このWEBサイト運営を企業様のバックアップ無しに担当者様だけにノルマが課せられるのも無茶な話なのです。
あくまでも”WEB”は広告手段の一つであり、投資をするコトで結果を出していくシステムなのですから、運営方針を統括する担当様はいらっしゃったとしても企業様全体で有効活用出来るように、その価値を見出していってもらいたいものです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。