ホームページはページ数が多い方が良いのか考えてみる。



ターゲット層の欲する情報を充実させるコトが重要です。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■企業のホームページで情報量や有益性を表現する方法は、何もページ数を増やすコトだけでしか出来ない訳では無い。

 今日もまたストックしている記事が無い状況のままなのに、打ち合わせから19時以降に戻ってきたため”さて、今から何をテーマに記事を書こうかな”と悩んでいるところです。

 そこで、今日はご相談の多い企業ホームページの”ページ数は多い方が良いのか“について少しだけ考えてみようと思うのですが、そこはそれ当サイトのコトですのでどういった切り口で話がまとまるか分かりませんね。

 まぁ、とにかく本題へと話を進めていきましょう。

 まず、テーマのヒントになるかは分かりませんが、弊社のアクセスログデータを参考に見てみると、ここ1ヶ月で二割ほどアクセス数が増加しています。

 この期間はブログ記事以外にページ数は通常更新の1ページしか増やしていませんし、その他に最近行った当サイトでの更新作業は限られているので、ここからアクセス数が伸びた理由が見つかりそうです。

 特にブログ記事に関しては”挿絵”を入れるようにしましたので”滞在時間”の増加があるかも知れません。

 もちろん、根拠がある訳では無くあくまで”推測”で、単にアクセスログの数値から考えられる可能性であり、短期間で”裏付け”なんて取れているはずもなく、根拠に乏しいというのも事実です。

 ただ、間違いなく新規のブログ記事ページらおける滞在時間は伸びています。

 確か、以前にはGoogle検索で閲覧しようとしたリンク先のWEBサイトから”30秒以内“に検索結果のページへ戻った場合、”今後、検索結果から除外しますか“と言った表記がされていた時期もありました。

 このコトからも”時間”を指標に検索ワードに対する”サイトの価値”を検証しているという可能性は十分に考えられます。

検索ワードとリンク先の発信情報の整合性で価値が決まる?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 検索エンジンを利用する立場から普通に考えても、オーガニック検索で見つけたWEBサイトから発信されている情報の整合性が高い程、そのキーワードに対するWEBサイトの価値は高いと判断されても決っして間違っているとは思えません。

 例えば、”美味しパン“と検索している人達がいるとして、それらの人々が”パン屋さん“のホームページと”パンのレシピ“ページを探している人のどちらが多いのか判断は難しく、検索エンジン側は今後これらの情報をどの様に提供すれば良いのか改善が必要となってくるコトでしょう。

 ”美味しいパン”と検索して今川焼の”金型”の企業ホームページが出てくる可能性は無いはずです。

 仮にパンのレシピページに”それはそうと今川焼の金型を初めて見てびっくり”という文章が書かれているとすると文中に”単語”がある訳ですから、一応、検索できるための下地はあるというコトになります。

 けれど言葉が文中にあるとというだけで検索結果で上位表示されていては、その使い勝手の悪さに検索エンジンを利用する人は減っていくコトでしょう。

 これからもより良いサービスを提供していくためにはSEOといったテクニックだけで検索順番を決定するのでなく、”検索ワードと情報の一致性“をどう判断していくのかも重要な課題となっていると考えて良いはずです。

 いやいや、話が”ページ数”が多い方が良いのかどうかではなく”滞在時間”のまま進んで行ってますね。

 では、今度こそ本題に入っていきましょう。

 まず、企業ホームページの”ページ数“を増やしていくためには”HTML(php)”の追加と”ブログ記事“の更新の二つの方法が考えられますが、情報を準備してHTMLページを増やすコトとブログ記事を毎日のように追加するコトを一緒には考えられません…いや、考えられなくもないかな。

 結論から言えば、ページ数は多い方が良いです。

 ただし、”SEO“の観点からの話で検索結果に強くするため”効果的“にページを増やすコトが出来ているというのであれば”多い方が良い”というコトで、意味もなくページ数を増やしましょうという話ではありません。

WEBサイトはテーマの一貫性という点から次の二つに分けられる。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 

 ここでポイントになると言われているのが”閲覧ページ数“です。(やっと本題だ・笑)

 まぁ、これだけで検索順位が決定するコトは無いでしょうが、基本的にトピックスやページから発信される情報が検索ワードと一致しているかどうかは、リンク先の滞在時間や閲覧ページ数で”推測する“コトが可能だと思われます。

 これと同様にWEBサイト内にあるページを見て回っているという現象、つまり”閲覧ページ数“が多いかどうかという点は、WEBサイトが検索されているテーマとの”整合性“と”一貫性“を持っているかどうかを判断する指標とするコトも出来るでしょう。

 では、この点についての例を挙げる前に次の図をご覧ください。

WEBサイトの発信情報は一致するキーワードの検索に強くなる。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 早い話、歯の”ホワイトニング”情報を検索している人は”むし歯”治療のページ情報は必要ないでしょうから、閲覧するページ数は限られてきます。

 しかし、医療器具メーカーの営業の方がこの”歯科医院”と検索して、営業のためにWEBサイトをチェックしているのですから全体のページを見て回るというコトが考えられます。

 つまり、調べている検索ワードによってWEBサイトの一致性が異なってくるという訳です。

 会社名で検索すると自社サイトが上位表示される理由はここにあると言えます。

 ”1サイト1テーマ“の強みは、情報の一貫性であり適応する”検索ワード“によっては必要とされる有益な情報が沢山あるというコトになり、SEOによる検索順位を上位にする難しさもここにあると思われます。

 SEOの手法に複数のサイトを運営するというものがありますが、テーマを絞るという観点から考えれば納得で、この方が簡単に目的とするキーワードに強いホームページが制作できるかも知れません。

 これは”企業紹介”のサイトとは別に”商品(サービス)別に複数のWEBサイト”を企業様で所有した方が、各商品の強みを表現できた上にターゲット層の集客をし易いだろうという話なのですが、例え情報を詰め込んだWEBサイトを一つだけ所有していたとしてもサイト構成を工夫して導線をカバーすれば、滞在時間や閲覧ページ数を増やすコトは可能です。

 ただ、WEBサイトの訪問者が企業ホームページ内で”迷っている“とのデータの区別はされているでしょうが。

 もしかしたら、ページ数の多少に関わらず”滞在時間”と”閲覧ページ数”を極めるだけでも、SEOに強いWEBサイトを制作するコトが出来るのかも知れませんね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。