毎日のブログ更新で検索順位が上がるかという問いに悩む。



通常業務の時間を割いてまでブログを書いているのなら結果を出したいものです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■ブログ更新は”検索順位”ではなくサイトの”一貫性”を明確にするもので、当ブログの更新回数も減らそうか検討中なのです。

 ”検索順位を上げる”ために、よく言われている手立ての一つが”ブログの更新”です。

 SEOの本やITセミナーでもアドバイスされるらしいのですが、僕はこのシンプルな質問である”毎日更新すれば検索順位が上がるのか“という問いへの答えには即答できず、むしろ悩むコトの方が多いかも知れません。

 毎日ブログの更新を行って”検索順位”が上がると言えば上がるし、上がらないと言えば上がらないと言えるものなのです。

検索順位を上げる目的であれば、それに伴うブログの更新方法もある?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 これは誰しもが容易に想像できるコトでしょうが、闇雲に更新を続けたとしてそれで偶然にも”希望“されるキーワードで検索結果の順番が一番になるなんて可能性はほとんど無いとお分かりになると思います。

 そもそも”毎日“更新するという”設定“すら根拠が薄く曖昧です。

 ホントにブログを更新するだけで検索結果で一番になれるというのであれば、毎日と言わず一日に千回でも一万回でも更新すれば良い訳で、誰もそうしないのは”確実“な手立てでは無いか、手間に見合う”結果“が出ないといった理由があるからでしょう。

 では、次の点に気を付けて毎日ブログを更新したとすればどうでしょうか?

・記事の文字数

・キーワードの出現率

・テーマの一貫性

・一日一回以上の更新を毎日続ける

 多分、これでも思っているキーワードで一番を意図的に狙うのは無理でしょう。

 ”SEO“という手法は、重要視されるようになって十数年の長い間、アルゴリズム(クローラー)というプログラムの方を向いて改善されてきた手法だと言っても過言ではないと思います。

 ただ、今後のSEOでは”利用者の動向“から自社サイトの”質の高さ“をどう表現するかが課題になってくるはずです。

 そして、その方が情報という商品を提供する検索エンジンにとっても都合が良い発展だと考えられています。

 僕の経験上、検索の結果の順位を上げたいというご要望をお聞きした場合、”あれもこれも“か”何か有効なキーワードで“といった抽象的なイメージで希望されているケースが多く、このように目的を抽象的にしたままでは目標に到達するための”手立てだけを明確にする”なんてコトは不可能なのです。

どんなに有効な手立てであってもその意味を理解していないと必ず無駄がでるものなのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 仮に、検索の順位を上げていく手立てとして”ブログ“の更新を選んでいるにしても、せめて次の点くらいは決めた上で効率的に取り組む必要があるでしょう。

・検索の上位にしたいキーワード

・そのキーワードで競合となるWEBサイト

・競合サイトの構成や仕様の検証

・WEBサイト(もしくはブログ)タイトルとカテゴリ

・運用に使える費用と期間

 まぁ、上記は最低限に考えておかなければならない点であろう中で直ぐに思いつく事柄ですが、検索結果で上位表示を”狙う“キーワードを取り巻く環境や検索対象となる数の状況によって難易度や手立ては当然違ってくるものです。

 ですから、ブログを毎日更新するという”行為“よりも、それを行う”意味“を理解する方が大切なんだと僕は思っています。

 それでも”新規顧客”を得るために、もしくは”企業知名度”を向上させるために検索でちょくちょく見かけられる状況を作り上げたいというのも企業様も本音に違いありません。

 詳しくはまた別の機会に記事にしますが、企業名や商品名(サービス名)で検索して自社サイトにたどり着かれた方と何らかの検索ワードでたどり着かれた方の購買意欲が同じはずもなく、”成約率”や”営業単価”も異なるものです。

 そういった意味では、正しい手立てで効率よくSEOに取り組まないのであれば結果が”出ない“か”出るまでに時間が掛かる“という訳で、根拠のない負担ばかりが掛かるのならいつまでも検索順位にこだわっても仕方ありません。

 また、その業界においての地位が確立されて”ブランディング“が出来つつあるのならば、その企業様はいつまでもSEOばかりに目を向けていられないというのも一般的なビジネス戦略です。

 早い段階で、ネット広告の有効活用を行った方が良いでしょう。

 例えば、TOYOTA社が”自動車 販売”や”ドライブ 車種”でSEOを行っているなんて話を聞いたコトはありません。

 ”TOYOTA”は、TOYOTAであれば良いわけで、一定以上に成長した企業様は”ホームページの有効活用“も企業成長と利益拡大を考える中でいろんな広告メディアの特徴を考慮した上で、上手に連携させて使いこなせれば良いはずなのです。

 案外と”SEO“一つを取っても真面目に考えればビジネス戦略なのですから、全体のイメージが見える形で、向かうべきゴールを見据えて取り組んでいって欲しいと思う今日この頃なのでした・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。