タイトルを切り口に検索上位を狙うコトについて考えてみる。



タイトル一つで検索順位が変わるとしたらどうしますか?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■ビジネスに有効なページタイトルは大切なものなのに、興味を持たず”安易”に決定されている企業様も多いとか?

 早川淳(音尾琢真)さんの名曲「きみにキャッチュー」では無いですが、WEBサイトの運営目的が”来店誘導”であれ”通信販売”であれ、新規顧客(潜在顧客)をキャッチしたいというのは企業様共通の願いではないでしょうか?

 そのため、ビジネスに有効なキーワードでの検索では自社サイトが”1番に表示されたい“と考えられるのも当然です。

 ただ、SEOのポイントは常に変化していて、仮にあるキーワードの検索結果で1番になれたとしても、それを維持し続けるのは至難の業で、更に使われていたSEOの手法がある日突然”ペナルティ”と判断された場合なんかでは、1位表示の維持どころか検索順位が急降下してしまう可能性だってあるかも知れません。

 また、このSEOのポイントの中には、今話題となっている”質”というものがあります。

 Googleを初めとする検索サービスを提供する企業様は、その更なる企業の繁栄のためには”情報の信憑性”や”企業様の信頼度(資本力や規模とは違う指標として)”を試行錯誤品しがらWEBサイトへ取り入れて行こうとされるはずです。

 逆に言えば、自社サイトの”質”を高めていくコトで得た評価は”安定“していると考えられます。

 そう言えば、”PPC広告”にも品質という指標がありました。

 通常は”入札金額”によって広告枠に表示するWEBサイト広告の順番が決定するのですが、クリック率の高い広告等は入札金額が低いものであっても優先して表示するという仕組みがそれです。

 検索エンジンもこれと同様に、利用者の方が求めている情報(キーワード)毎に、最適な情報を発信しているWEBサイトかどうか”質”という指標を使って対象となるWEBサイトを比較したり判断したりするとも考えられます。

 そもそもアルゴリズムは、個別に趣味嗜好や目的に合わせた検索結果を表示させるように改善されている点もあるらしいのですが、それだって検索対象となるWEBサイトの数が変化するだけで、質の良いWEBサイトから順に情報提供したいという検索エンジンの持つ”理念”に違いは無いはずです。

 この点から、オーガニック検索において”よくクリックされるWEBサイト“はその検索しているキーワードにとって”質の高いWEBサイト“だと判断されるのではないかという仮説が立てられました。

 有効キーワードで検索しても今は下の方に表示されているWEBサイトだったとしても、何故かそこばかりがクリックされる頻度が高く、そこより上位に表示されているサイトと比較してもサイト閲覧者の数が集中している。

 どうやら、この”キーワード”で検索する方はこの”WEBサイト”を閲覧する割合が高い…つまり、ここは”有効なサイト“なんだという評価がなされ、”もっと上位に表示させなければ“という判断をされるようになるという訳です。

 もちろん、こういった指標が元からあるのも理解しています。

 しかし、これは”質”が検索エンジンより重要視されるのであれば検索結果だけでは無く、WEBサイトへの誘導、サイトの閲覧時間や発信情報など意識しなければならない点が多く存在し、テクニック的なものだけでなく企業ホームページの在り方そのものを根本から見直していくコトがより大切になっていくのだろうという話です。

 企業様がホームページを有効に活用して成功するためには次の3つのポイントを抑えなければ成りません。

1) 検索されやすい導線を作る

2) 検索結果より選ばれてWEBサイトへ誘導する

3) サイトに訪問された方をビジネスへ繋げる

 今は”SEO”というと”テクニック的な手立て“ばかり目立ちますが、単に”魅力あるタイトル“が検索結果を上位に押し上げて企業貢献へと繋げるなど、上記でいう(1)と(2)の両方の役割を担うのであれば、これに取り組まない理由は無いでしょう。

 少なくとも”興味関心“を惹く魅力的なタイトルや検索者に”アクション誘導“を起こさせるセンスの良いタイトルが、成功のきっかけとなった事例は数多く存在しています。

 まぁ、”魅力的なホームページ”が、魅力的な商品やサービスを提供している訳では無いのが難しい点なのですが、それもいずれ有益でないサイトは検索結果から除外されていくようになるはずです。。

  単に”ホームページ制作”とタイトル表示されているWEBサイトよりも、”成功するホームページを制作する”や”売上を10倍にするホームページを制作する”、”○○円で制作するホームページ”と言ったタイトルの方がWEBサイトを”見てみようかな”と思わせる力が強いと思います。

 ここで企業ホームページにおけるページタイトル決めのポイントについて述べ始めると、話がまとまりませんので別の機会に記事にしたいと思いますが、もしかしたら”PPC広告“と”企業ホームページ“のタイトルや説明文を決定するポイントは今や同じなのかも知れません。

 少なくとも”1ページ1テーマ”の点から言えば、共通ワードはあってもページ毎にタイトルを決定する必要があります。

 ページのタイトルも文章(キャッチコピー)だと考えた際には、キーワードの”出現率“や有効なワードの”選択“、興味関心を高めWEBサイトへ誘導する”魅力“等、有効なものを考えようとすると簡単にはいかないと思います。

 しかし、既にこの時点から徹底的にこだわり持って制作しているWEB企業様も多いのですから、皆様も自社サイトのタイトルが”客観的”に魅力を感じるタイトルになっているか検証されてはいかがでしょうか。

 同じ営業エリアとなる同業他社様のWEBサイトと競い合うのは、何も検索結果の順番だけで終わりという訳ではないですから・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。