ブログを活用した質の高め方について考えてみる(後編)。
- 2014年06月04日
- ホームページ有効活用
■WEBサイトの”質”を検索エンジンのアルゴリズムに正しく反映された時は、検索というシステムそのものが変化する時?
急遽、文章が長くなったために前後編へ無理やり分割した今回のテーマですが、後編からやっと話の本題へと入っていくのでした…と、そんな訳で話を続けていきましょう。
考えるにどんなに”独自性“のある”有益な情報“を発信したとしても、新規に立ち上げたばかりの企業ホームページで、しかも広告宣伝を行っていないのであれば、それらの情報を”強み“に自社サイトへターゲットとなる潜在顧客の方々を呼び込むコトは難しいでしょう。
先ずは、そこに自社サイトの”質=オーソリティー(信憑性・信頼性)”を高めるという課題があるんだと思います。
企業ホームページの情報発信となるとお客様から選ばれるために”独自性(強み)”を発信するコトばかりに囚われがちです。
もちろん、それはとても大切なコトなのですが、基本的なあるべき(出回っている)情報をしっかりとオリジナルの言葉で発信していくコトで企業ホームページにある情報の信憑性は高まります。
例えば、”絶対に儲かる“という情報もそれだけを発信していれば怪しまれ疑われるのは至極当然の話で、今までの成功例やメリットやデメリット、成功までの流れやかかる費用、会社概要等の伴う情報を発信して初めて”有益な情報が有益なもの“として姿を現します。
そう考えると検索ワードに最適な情報を発信しているサイトだとクローラーへアピールが出来て、尚且つ、信頼性を高めていくためにブログの更新を活用していけそうなのですが…。
・テーマ(キーワード)に対して、コピーした文章ばかりとオリジナルの説明
・テーマ(キーワード)に対して、オリジナルの説明と独自の解釈(考察)
皆さんは、どちらが情報を探している方にとって有益なWEBサイトだと思われますか?
そして、検索エンジンは今はそうでなくとも”人が見たいと思う“情報を持つサイトを検索の上位に表示させるという方向へカスタマイズされているコトだけは確かなようです。
そもそも今は何のためにブログを書いているのか、アクセスを増やすためか、会社の収益に繋げるためなのか。
ここまで書いていて何ですが、あまり難しく考えずに自分の言葉で、出来れば”付加価値“を交えた文章の発信を続けていれば、そんなに意識していなくても何かを検索している時に自身の文章が検索結果に出てきたなんて経験をされるかも知れませんね。
何も無理して独自性ある情報を発信をする前に、広く出回っているありきたりの情報について自分の言葉で発信する等、WEBサイトの”質”を高めていくコトを少し意識しただけで多くの方を誘導できる魅力的な企業ホームページに育っていくと思います。
サイトの信頼と評価を高めた上で独自の情報を発信しても遅いというコトはありませんし、独自の情報を発信してから”ありきたりの情報”を発信し続けるコトで後から”強み”が浮き彫りになってくるコトだってあるでしょう。
Googleのアナウンスには”更新頻度”は関係ないというものがありました。
確かに、同じ文章や画像の上書きをしてもインターネットを利用する側には何のメリットも感じられません。
また、何年も更新していないホームページは”運営の有無“よりもその情報がまだ”正しい“かどうかが大切なはずです。
文章ばかりの見づらいもの、地域名やキーワードばかりを入り混ぜたもの、どこでもあるコピー記事が乱立したサイトは、求めている情報を見つけるのに”邪魔“なサイトとなる可能性を含んでいます。
もしかしたら、ブログに限らずWEB内に無限にある情報を個別の分析は当然としてはもちろん全体も”比較“をしながら”有益かどうか“までを検索エンジンのアルゴリズムで判断できる日も近いかも知れません。
そうなると大幅に検索の順位が入れ替わったり、SEOの常識やWEBの仕組みも大きく変化するコトでしょう。
また、少なからず検索され難くなる(事実上、淘汰される)WEBサイトもあるのでしょうが、仮にそうだとしても間違いなく”社名“では検索されるでしょうから、これからも企業経営として地域に根差したり、ブランディングしたりする努力も忘れないでいたいものです。
つか、これはこれでWEBの正しい在り方なので”あり“なんですよね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。