ブログを活用した質の高め方について考えてみる(前編)。
- 2014年06月03日
- ホームページ有効活用
■ホームページの”質”が検索エンジンに評価されるというコトだけれど、実際に何をすれば良いかを考えてみる。
ホームページの仕様も多様化してきている昨今、1つのページなのに実際には幾つものプログラムを読み込んでいたり専門的に制作すればするほど簡単には更新できないという一面もあり、自社で情報発信する部分だけをCMS(自動更新プログラム)やブログを導入するといったケースが増えているようです。
そうかと言えば、試行錯誤しながら自身で”無料ブログ“のサービスを活用して作っているホームページも多く存在します。
利用者の急激な広がりに、一時は企業ホームページがブログに取って代わられるのではないかとまで言われていた時期もありましたが、実際は何だかんだで共存しつつ、今ではブログをどう活用するか考えた方が企業様には得が大きそうです。
と言うか、ブログを活用してSEOで求められるところの”質”を高めるコトは出来ないのでしょうか?
いや、もちろん”質”を高めていくコト自体はおそらく出来るのでしょうが、具体的な手立てがGoogle等の検索エンジン側より示されるコトはまず無いでしょう。
そこで、今回はブログを活用してWEBサイトの”質”を高めるヒントだけでも見つからないのか考えてみたいと思います。
そうそう、ここでメリットがあるコトは十分に理解していますが、外部アドレスによる”ぶら下がりブログ(無料ブログサービス)”については、独自ドメインと異なる比較要素があると考えられるので、今回は除外して考えて行きますのでご了承ください。
では、内部ブログの活用だけを前提に考えていきましょう。
これらブログを初めとするツールやWEBのサービスはり5年程の運営期間を経て”残っていくもの”と”消えていくもの”とに分けられ、ある程度の市民権を得た時点で、そのサービスは解析されてタイムラグを生じながらも検索結果へ反映されていくといった特徴があります。
おそらく”WordPress”や”MovableType”の仕様による生成ページの情報も今ではもう十分に把握されていて、それらの手立てによって発信されている情報も正確にヤフーやグーグルの検索結果に反映されていると思って良いはずです。
ブログタイトルやカテゴリタイトルで検索に強いものがある不思議
極稀にですが、ブログのタイトルやカテゴリがビジネスへ繋がるキーワード(検索されるワード)とマッチしていて、ほとんど更新していないのに検索で上位表示されたり、公式サイトへ誘導できているものがあります。
正直に言えば、この現象が恩恵を受ける側となったのであれば有り難い話なのですが、ノウハウの蓄積を行っている側の立場から考えれば納得できるものではありません。
年間で2~3回しか更新されていない状況で、とてもWEBサイトの”質”が高いとは思えません。
ただ、ヒットするのはブログの文章でも、HTML部分の更新をしていたとなると話は別です。
この点から内部ブログを単独で考えず、例えブログを更新していなくともHTML部分を更新しておけば、サイト全体が評価され質は高められるだろうという予想が成り立ちます。
ただ、こうなると”1記事1テーマ”、”1ページ1テーマ”、”1サイト1テーマ”の上で矛盾してくる点も出てきます。
まぁ、話が反れるといけませんので”1サイト1テーマ”の強みについては別の記事にまとめるとして、まずはブログの活用に絞って話を進めていきましょう。
さて、ここで”鶏が先が卵が先か”という疑問が出てきました。
基本的にWEBサイト内に”テキストが存在している“から検索できる訳で、サイトの何処にも無い文字に対して検索結果が1番に表示されるなんてコトは考えられません。
では、ここで唐突に”美味しいハンバーグの店”という言葉を書いてみましょう。
これで、検索される状況となりました。
ですが、”導線“ができてこのページにたどり着くコトが出来るようになったというだけで、何かのキーワードで検索エンジンの1番になるというコトは無いでしょう。
いや、それは当たり前だと思われる方も多いと思いますが、当サイトの月間2,000を超える検索ワードの中で、WEBとは関係のない”80円切手”、”BD(DVD)ラック”、”貯金箱”の4コマ記事に書いたワードで到達される方が、アクセス数の増加と比例して最近増えています。
ホームページを一般公開するためにリニューアルしてブログを書き始めた頃は、WEBと関係の無いネタばかりの検索ワードが目立つようになり、そして半年もすると”WEBに関係するワード”による検索ばかりになっていました。
それが数ヶ月前から再び、月間のアクセス数の増加と共に比例して”検索ワード”に並ぶようになっています。
おそらく、一時は当サイト全体のテーマが検索エンジン側に把握されて関係の無いキーワードで検索され難くなったのではないかと思われ、最近ではサイトの評価が少し高まったコトにより、またビジネスと関係の無いキーワードであっても検索されるようになってきたのではないかと予想できる訳です。
つまり、”質“が高まると同時に”発言力“も高まっているというコトでしょうか?
今だったら4コマ記事で”美味しいハンバーグの店”というネタに合わせたタイトルと記事を書けば、少ないながらも当ブログへ誘導できるかも知れません。
正に”継続は力なり”です…と、話の途中ですが今回の記事を書き終えてから読み返してみるとかなり文章が長くなっていたので、分割するのにかなり時間が掛かってしまいました。
そんなこんなでまだ本題へ入る前なのですが、編集を試みた結果どこで分けても話が宙ぶらりんになってしまうみたいなので、この辺で区切りをつけてここから残りは後編へと続けたいと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。