コンテンツの有無に偏ったテンプレート提案を超える。
- 2014年03月24日
- ホームページ有効活用
■”得た知識”は他にも広く伝わっているものなので、そこから一歩踏み込んで考えるコトが大切なのです。
企業様でホームページを所有するのであれば、どの様な形であれ企業貢献できるようWEBサイトを”有効活用“をしたいというのは当然の思いです。
同時にホームページを制作する意味合いとしては、企業様のIR活動に伴う”公式サイト“と商品やサービス、それに期間限定のプロジェクトに特化した”企画サイト“に分けられるコトが殆んどなのではないでしょうか。
SEOの強化、デザインの見直し、機能の追加、売り上げを伸ばす、スマホサイト、別目的やプロジェクトサイト…。
ホームページ制作の目的は様々ですが、携わるWEB企業の提案の多くは”リニューアル(もしくは新規制作)”して”更新保守”契約を促すビジネスモデルがその多くを占めています。
そのためホームページを運営していく予算と担当様の取り組み等、意識の高い企業様ほど、自社に適したWEBに関するパートナー企業を求めて過度に何度もリニューアルを繰り返すというのはよくある話です。
各WEB企業による提案は”育てる”よりも”作り直し”が優先されがちです。
そこには作り手となるWEB企業様で蓄積したノウハウと現行の企業ホームページの仕様の差、目的に合わせた改善点の量等いろいろと原因があり、単純に利益を出したいという思いでの提案ではなく”作り直した方が早い“、WEB環境の発展から”結果、作り直すコトと同じ“というケースが少なくないと聞きます。
そのため企業様側の印象としては、最初は相談のつもりでWEB企業と繋がりを持っていたとしても直ぐにリニューアルと言う話になってしまうため、気軽には相談できないという企業様の割合が多いそうです。
結果、企業様や担当様自身で自社サイトを意欲的に育てるためには、まずWEB企業とサポート契約を行うよりも”セミナーや勉強会に参加してみる“という発想になるそうなのですが、肝心な”自社サイトへの応用“が難しいというのも問題だとか。
つまり、自社サイトの”足りない点”のチェックは出来ても”強み”を見つける発想までは身に付かないという訳です。
もちろん、そういったスキルアップを目的としたセミナーもありますので、根気強く自身に必要なWEB活用セミナーを見つけていくというのも大切なコトでしょう。
・keyword等の各タグの設定
・Yahooを初めとするディレクトリ登録
・コンテンツの有無のチェック
上記の他にもいろいろと考えられますが、基本的には”やっておくコト“であってWEBにおいて競合企業様と競っていくスタートラインに立てるというコトに過ぎません。
それだけ、基本を全てしっかりと熟しているという企業ホームページが少ないとも言えるのですが…。
特に、WEBサイトのコンテンツについては”独自性“を表現していける重要なポイントなのですが、マンツーマンのWEB運営サポートにおける提案と複数にWEB活用の要点を伝えるセミナーでは根本が違いますので、短い時間で有効な手立てが明確に見えてくるなんてコトの方が稀でしょう。
しかし、ありきたりのコンテンツがあるかどうかをチェックするコトはとても大切です。
何事も基本が無くて奇抜なコトばかりをして認めてもらえるなんてケースは皆無だと思われます。
・お客様の声
・Q&A、よくある質問
・事例集(before-after)
・スタッフのページ
・料金一覧等
・ブログ(毎日書く?)
これらは、よくサイト内にページがあるかチェックされる項目ですが、これだけで企業を選んでもらうための独自性を出すには難しいものです。
また、実のところこれらの項目は必要ですが、1つ1つがページである必要はありません。
自社にとってもっと効果的に組み合わせたり、Q&Aの”A”の部分に一派的な回答と自社ならではの”独自性“の取り組みまでを掲載するなど、他の企業サイトと違いを出す方法は幾らでもあるものです。
要は複数の競合サイトを閲覧しても”記憶に残る“ための差別化まで踏み込みたいという訳でしょうか。
さて、ここから更に踏み込んでいきたいとところですが、文章が長くなってしまいますので、また別の機会に記事にまとめてみたいと思います。
兎にも角にも、予算とやる気を持って自社サイトを有効活用させていこうというのですからセミナーや書籍、各WEB企業から”得た知識”をそのまま考えるのではなく、そこをスタートに”独自性“をキーポイントに一歩踏み込んで考えられてはいかがでしょうか・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。