パソコンが壊れたり、データが消えたりという状況に惑う。



携帯が壊れたら電話先が全て分からなくなるという話も似ているかも。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■実体験からパソコンが壊れてもこれだけで済んだと思えますが、営業自体がストップする企業様も少なくないはず。

 さて、まさかの予定変更をして昨日の4コマ記事“使っているパソコンが壊れた”というネタの続きです。現在の自社で使っているパソコンが壊れたらどうなるか…結構、企業様にとって大きな問題でしょう。

 当然ですが、個人的な問題だけでは済まないと思います。

 その対応は企業様によってまちまちだと思いますが、新しいパソコンを購入するだけでは済めば良い方で、各種設定や出来れば可能なデータの移行(バックアップデータの移行)、他にも新しいパソコンの環境に慣れるために時間のかかるものです。

 かく言う僕自身も手慣らしのために昨日から新しいタブレットをメインパソコンに繋げて記事を書いてますし(笑)。

 よく“モノが壊れる状況は続く”と言われますが、これって引っ越しや新生活のスタートなど“モノを買い揃える時期が近い”からだというのも理由の一つだと考えられそうです。

 また、今回のOSのサポート終了などもパソコンはまだ使えるにしても別の意味で一斉の対応が求められています。

 弊社においても引退したパソコンとは言え、去年末から4コマのネタにしたデスクトップパソコンまで…いや昨日のノートパソコンまでを含めると4台のパソコンが短期間で壊れたり、不具合を出したり、一部のデータを消したりしたコトになります。

 そして、考えるとこの内の3台が起業して最初に揃えて買い替えたものですから、そう考えると故障するタイムラグはほとんど無かったと言えるでしょう。

 更にこの3台のパソコンは全てOSが“xp”と“vista”が2台であり、既にメインからサイト確認用のサブパソコン扱いにしていて重要なデータは移行していた後でした。

 もともとWEBの仕事をしているとクライアント企業様に関する大切なデータならバックアップを取っていますから、とりあえずにおいては“新しい環境への慣れ”だけが課題という訳です。

 既にメインで使用するパソコンは“Windows8.1”と“Windows7”にしていますが、来年のWindows9登場の際にはどう導入するか…今までは、あまりOSのバージョンアップはしてないイメージかな。

 弊社もOSを変更するかPCを買い替えるかの判断はタイミングで、一般の企業様と変わりないかも知れません。

 しかし、僕が聞く限りでは“xpのサポート終了パソコンの買い替え”という検討をされる企業様がほとんどでOSを入れ替えるという話はほとんど出ないです。

 この点についてはOSだけでなく、パソコンの機能や記録媒体の変化が激しいというのもあるでしょう。

 今ではフロッピーディスクやCDドライブどころか、DVDドライブすら付いていない仕様のパソコンも見かけます…その逆を売りにしているタイプのパソコンももちろん有りますが。

 しかし、今回の出来事は1月の営業日数が少ない上に月末月初にまたがる状況で、スケジュール的には参りました。そういう意味からもたった1台のパソコンの故障がビジネス全体の予定を狂わすコトもありそうです。

 弊社の場合は、1台はHDDを外付けにしたらデータは取り出せそうですが、vistaのデスクトップは完全に破損していて、昨日のノートパソコンは途中で面倒になってリカバリしてしまいデータは消えました…各ソフトのインストールと設定はもちろんまだしていません。

 いや、最後のこれってデータは消しましただな。

 そもそもこのノートパソコンはネットに繋げない打ち合わせ用だったのですが、OSが同じvistaというコトでデスクトップの環境を引き継げないかとネットに繋げてみたのが失敗でした。

 SP(サービスパック)を入れてシステムを壊されて、仕方なくリカバリとか無駄骨状態…そう言えばありましたね、vistaでSP1をインストールして起動できなくなる不具合、すっかり忘れていました。

 もう連日のコトで中のデータが取り出せるか調べる気力もなかったです。

 復旧作業と環境設定だけで土日がつぶれただけでなく、モニタを見続けて頭が痛いまま月曜日を迎えるコトになりました…おかげで個人的なパソコンのデータが消えたくらいでは精神的なダメージを受けなくなりました。

 コレクションする映画のBDやDVDもパッケージ版を購入する派の僕ですが、それだって記録媒体の普及や劣化で観れなくなるコトはあります。

 個人的な意見としてはそろそろ指定動画の再生ライセンスの取得を購入するとして、どこからでも観れるようにしてもらえると良いのですが、システム的にも可能だとは思いますし…まぁ、自社の規格をスタンダードにしてシェアの独占と囲い込みを狙いたいという思いは別として…。

 そうそう、精神的ダメージと言えばデータの破損よりノートパソコンをリカバリして外付けのHDDを認識しなくなったコトの方です。

 パソコンって思っている以上にメーカーの癖や相性がありますから。

 まぁ、これらのドライバディスクはなおし込んでいるし、時間がある時にネットで探すか、棚の整理をしてドライバディスクを探すかしないといけませんね。

 皆さんもパソコンの操作中に違和感があっても“まだ大丈夫だろう”と後回しにしてほおっておかず、変な音がしたり、OSのサポートが消えたり、携帯もそうですが、パソコンのデータが消えただけで会社の存続が危うくなる…もしくは、営業がストップするというのであれば、直ぐにでもリスクヘッジを行うべきです。

 今回の弊社での件はビジネスへの影響が皆無だったとはいえ、例えば新しいパソコンを購入するだけでも環境設定等に1週間は時間を取られてしまうので、余力がある時に早目に買い替えるようにしています。

 多くのご相談は“起きてしまってからどうしたら良いか”というものですが、実際にはリスクに備え社内体制を整える方がはるかに安価で、企業の信頼度を高めるコトに繋がる訳なのですからガイドラインは作っておくべきかも知れませんね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。