ホームページ単独で持つ競争力について考えてみる。前編
- 2014年01月08日
- ホームページ有効活用
■そもそも競争相手がどの規模の企業までとするかを設定しておくコトも大切だったりするのです。
さて、調子が出るまではスローペースで更新していきたいと思っていますので、今回はさらっとホームページの“競争力”についてでも考えてみようと思います。
ただし、なるべく以前の記事とは被らないようにしたいので資本力やブランド力、広告の活用等の外的要素については出来る限り考えず、単純にまとめて行くコトをご了承の上でご覧下さい。
まず、各企業ホームページにおいて紹介する商品やサービスの効果や影響が例え同じ類のものであっても各企業様で謳っているポイントが異なっているコトが多く、しかしながら、自社の商品(商品)が優れているという“主張(結論)”の着地点は一緒だったりします。
この辺は、比較広告を良しとしない“日本らしい”と言えばそんな風に思えなくも無いのですが、逆に湾曲した企業に都合の良い情報の一方的な発信や先入観といった印象操作を行っていると誤解されるかも知れない問題点とも言えるでしょう。
しかし、これが“独自性”であり、選ばれるための“強み(個性)”になるポイントだったりするのです。
問題はある企業が“正しい”とするコトを必ずしも別の企業も“正しい”とする訳では無いという点でしょぅか。
いや、むしろ企業間の競争において自社を発展を願い、自社の商品やサービスを信じているのであれば“A社の正=B社の正”という構図が成り立っている場合の方が少ないとさえ言えます。
逆に言えば、これがイコールであるならば“どの企業を選んでも同じ”という結論となり、どの企業を選択して利用するかは“近い”や“安い”等の客観的要素が強くなってしまうコトでしょう。
いや、既にオリジナルや自社商品を取り扱っていない通信販売が目的でECサイトに参加しておられる企業様では、こういった競争ばかりが激化していって利益向上どころかコスト削減の負担ばかりが掛かってきているというのも納得が出来ます。
そもそも商品が同じであれば、アフターケアや価格等の企業サービスの部分で選ぶというのはWEBで無くても当然なのかも知れません。
では、独自商品の販売だったり通信販売そのものをしていない企業サイトはどうでしょう?
どのホームページにおいても“自社商品(サービス)の良さ”を主張されているのはもちろんですが、上記でも述べました通り、その多くは自然と“自社の良さの主張=他社は間違っている(分かっていない)”という遠回しな自社アピールになっているはずです。
これがネット上で競争する際の問題点の一つなのだと思います。
インターネットの無い時代であれば、自社の営業エリアを確保して競合の販路拡大から守りつつ自身はエリアの拡大を目指す・・・例えこれが、他社の営業エリアを脅かすコトになろうとも、これが“競争”の原理です。
ただ、この時代は販路拡大するタイミングや拡大するエリアを“意識する”コトが出来ていました。
しかし、WEBにおいてはそれがありません。
と、ちょっと中途半端な気もしますが今回はここまでにして続きは後編に分けたいと思います。いや、一度書き上げたのですが長くなり過ぎてしまったもので(笑)。
もともと分割するつもりじゃなかったので本意ではないですが、今年のブログ更新は簡潔に1ポイントのテーマに絞っていこうとは思っていたりします・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。