最近のフィッシング詐欺の資料を見て考えずにただ思う。



市場が大きく便利なアイテムにはリスクも付きものなのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■結局のところ、自分自身でパソコンやスマホの怖さも意識しておくというコトが大切なのです。

 年末年始になってくると何と無しにですが、ブログのテーマも“軽く”あっさりしたものを選びがちです。

 もちろん今現在で書き溜めている記事は無い状況なのですが、ストックしているテーマを順に取り上げていくコトもせずに、その日に思い浮かんだものを最近は書き連ねています。

 特に、ここ数日は“年末年始”に関連した検索ワードによる訪問者の割合が多く、1日のアクセス数はブログのトップページに迫る勢いなので、今週中にも“新年の挨拶の表記について”や“年末年始のサイト運営のポイント”といった記事ページが一番の入口になるんじゃないでしょうか。

 さて、そんな中での今日のテーマなのですが“フィッシング(phishing)詐欺”についてです。

 ・・・と言っても、別に考え進めていく様なコトはせず、資料を見て思った点を幾つか書いてみようと思います。

 まず、最近の話題に上がるようになったものに“スミッシング(Smishing)”や“ビッシング (voice phishing)”というフィッシング詐欺の手立てがあります。

 その詳細は専門家の方のサイトを調べて頂くとして、これらはSMS(ショートメールサービス)、音声応答システムやインターネット電話を利用した手口です。

  最近のフィッシング詐欺では、ターゲットとなる対象デバイスがパソコンから“セキュリティ意識の低いスマホ”へ移行している傾向が見られると言います。

 同じくパソコンとスマホの普及率や利用者のWEB知識の有無についての確立を考えてみても、スマートフォンをターゲットとする手口の方が増加してるというのも仕方の無いコトかも知れません。

 また、スマホの場合はクリックさせたり、操作させたりして直接的に現金を得るコトも可能らしく、個人情報の収集やパソコンの遠隔操作等によるハッキング行為の誇示でもない限り、無理にパソコンを対称にする必要も無いとも考えられます。

 一部の資料では、2013年に入ってからフィッシングサイトが昨年の5倍以上に急増しているともありますが、以前のように大手企業を騙ったものや露骨な手口は減ってきているという印象を受けました。

 やろうと思えば、スマホの画面をスクロールしようとした際の触れやすい位置にボタンを設置し、クリックせずとも触れただけで反応してページ移動する仕組みだって容易に作れるはずなのですが・・・。

 被害額は安価でいつの間に被害にあったのかさえ分からない手口も増えていると言います。

 ただ、ホントに巧妙で分からないフィッシング詐欺の手口があるというのなら、実被害の件数に上げられてすらなく、これら被害件数の実態は不透明な部分もまだあるだろうと言わざるを得ません。

 しかるべき機関によって公開されている資料の中では、各種フィッシング詐欺も手口によって毎年同じような“閑散期”と“繁忙期”みたいな時期があると感じられたものには驚かされました。

 もしかしたら、テレビやネットでのニュースで話題に取り上げたり、注意を促したりというという効果が関係しているのかも知れませんが、詳細はどうなのでしょう。

  そもそもフィッシング詐欺というものが何なのか・・・言葉は聞いたコトがあるけれどという企業様もいらっしゃるようですし、年明けにでも具体的に考えてみようかと思います。

 少し前にある業種のWEB展開についてレスポンシブWEBデザインを導入しない場合、パソコンとスマホのどちらのサイト運営に力を入れるべきかという話をしていたのですが、案外とフィッシング詐欺を行っている制作者も同じような議論をしているかもと考えると不思議な気分になります。

 しかし、この手の話題を記事に取り上げるというのは、具体的な内容を避けていては深く追求していけず難しいものです。

 ホントの対策としては、一人ひとりがセキュリティを意識して自己責任で防衛に努めるコトなのでしょうが、スマホ所有の低年齢化や生活での依存率を考えると被害を減らせても失くすコトは不可能なのかも知れません。

 ただ、被害にあったからといって人のせいだけにしてコトを済ませてしまっては、次の被害を防ぐコトにはならないのでフィッシング詐欺があるという意識だけはしておきたいものです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。