新年の挨拶だけでなく、年末年始はサイト運営の見直しも考える?



サイト運営は正しく手間をかけた分だけ結果に繋がるものなのです。Web-STYLE(ウェブスタイル) 

■年末年始を機会に、企業ホームページの運営について見直すというのも“あり”なのです・・・たぶん。

 つい先日のコトですが、当サイトにおける一日のアクセス数が突然2倍になっていて、その日をきっかけに一日のアクセス数の多い状況が今も継続しているようです。

 とりあえず、分かる範囲での検索ワードと行動フローからアクセス数が集中したページを確認してみたところ、どうやら“新年のあいさつ”や“年末年始”に関係したキーワードで検索されている方が多いというコトが分かりました。

 ただ、これらの記事自体は去年書いていたものなのですが・・・。

 書いた当初もいきなり一日のアクセス数が数倍になって驚きましたが、どうやら今年もまだ有効みたいです。

 もちろん、弊社のブログを更新している目的は違いますのでアクセス数のアップが直接的に弊社のビジネスに繋がるコトはありませんが、それだけホームページへの導線として“季節ネタ”は有効な部類だという裏付けが取れているとも言えます。

 そこで、今日のテーマは年末年始におけるホームページの有効活用について考えてみましょう。

 ここで敢えて“新年のあいさつ”についてをテーマにしなかったのは、去年と同じようなコトを書いても仕方が無いですし、“年末年始”をイベントとしてどう活用するかの方が今は気になったからです。

 ちなみに、去年度の“年末年始”に関する記事は次の通りでした。

▼WEBサイトにおける新年のご挨拶について考えてみる。

http://www.web-style.jp/blog/katsuyou/2013/01/7941.html

▼ホームページにおける年末年始ご挨拶について考えてみる。

http://www.web-style.jp/blog/katsuyou/2012/12/7244.html

 年末年始の営業についてのお知らせや新年のあいさつをホームページに掲載するというコトは、企業にとってもプラスになる部分を多く含んでいるものですが、“年末年始”や“福袋”といったキーワードを無碍(むげ)にするというのも勿体の無い話です。

 通信販売を目的としたホームページでは“ハロウィン”や“敬老の日”、“土用の丑の日”といったイベントや祝日、習慣や流行など敏感に吸収してホームページに取り入れていく方が、日々の通販サイト運営を淡々と行うよりも遥に“リピート客”の囲い込みに有利だと言えます。

 たとえ、新規顧客の獲得についてサイト誘導の手立てが一緒で、回転率が同じ商品を取り扱っていたとしても、多くのターゲット層は“得するもの”や“楽しいもの”に敏感なものです。

 案外、皆さんが思っている以上に通販サイトを初めとするサイト運営が不十分な企業様が多いと僕は思っています。

 リアルでの店舗における売上が落ちてきている昨今、WEBサイトによる売上の向上はどの企業様にとっても課題ですが、十分にホームページ運営に力を入れていると言える企業様の割合は少なく、企業の規模ではなく“いかにホームページの運営に重きを置いているか”で結果が決まるという場合も少なくありません。

 誰々がホームページで成功している・・・これは、よく耳にする話です。

 パソコン弄りが好きな方で業者に頼らず手作りだけれど、まめに更新していて売上が伸びて結果が出てきている。

 一見すると特別なコトであるかに感じますが、専門家にサポートしてもらえる環境にあり資本力も十分ある企業様が通販サイトの運営をしていて負ける要素だとはどうしても思えません。

 おそらく個人様の努力で企業通販サイトの運営を成功されているホームページでは、一つ一つの事例を大切に受け止めて試行錯誤しながらノウハウを蓄積し、改善を繰り返しながら結果を出されたのでしょう、これは尊敬に値します。

 ですが、人材も資本も持っている企業様が“真剣”にホームページの運営に取り組んだとすると結果はどうなるでしょうか?

 専門家に企画や提案を求める企業様の全てが、実直にホームページの運営に力を注ぐかといえばそうでもないもので、資料の準備や企画への投資をせず、結果そのままに“いつも通り”にホームページからの注文を待っている企業様も少なくないのです。

 世の中、そんなに都合よくはいきません。

・WEBについての専門知識を学ぶ

・運営に時間や人的負荷をかける

・先行投資を行いシステムを整える

・流行を商品や企画に取り入れる

 成功する要素は他にもいろいろとあります・・・ですが、ホームページを介した企業利益に繋がる成功というものは、会社の規模や担当人数ではなく、その企業様や個人様が“取り組んだ分”だけが結果として出るものです。

 最近では、単なるランディングページではなく“企画ページ”の提案依頼も増え続けています。

 そういった意味からも“年末年始”という時期は、企業ホームページの運営について“本気”で見直す良い機会ですので、自社で出来る範囲だけでも頑張ってみてはいかがでしょうか・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。